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万雷の拍手に乗せて、感謝と誇りを伝えに行くホーム最終戦2020 J1リーグ第27節マリノス VS浦和レッズ プレビュー後編

※本稿は前編を見ていなくても楽しめるように作られた前後分断プレビューです。

前編でも書いた様に、内容は薄めな後編プレビュー。
いろいろあったシーズンも、ついにホーム最終戦。

きっとボスは、リーグでの成績を申し訳ないと言いつつ、
『我々には、もう一個コンペティションが残っている。全力で獲りに行く。試合会場には来られないかもしれないけど、この愛する横浜から思いを飛ばして欲しい』なんて話があるのかなぁと、スピーチでの妄想が捗ります。

そんなホーム最終戦の対戦相手は、浦和レッズ。
せっかくのホーム最終戦だからね。すっきり終わりたいです。

1,【分析家の大槻さん】

前回対戦でのプレビューでも書いただろうか。
浦和の監督の大槻さんは、分析家です。
それが機能するかしないかはチームの状態によるとして、何かやってきそうな気がしますが、参考にするのは鹿島か湘南か。はたまた広島か。

今のスタメン人選になったのは5戦前の柏戦からで、2勝3分と負けなし。
現状の浦和に合ったやり方を選択してくるのでしょう。

2,【浦和のファストブレイク】

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現在の浦和を現わす言葉は、ファストブレイク。速攻です。
ここ最近は、堅守速攻で結果を出しています。
前線の矢はマルティノスと汰木。マリノス成分多め。

前回対戦での、縦のコンパクトさはどこに行ったという感じで、奪ったら前線に任せてきますので、全体のコンパクトさこそ薄れますが、後ろに重くしているのでリスク管理が出来ます。
とはいえ、そりゃ遅攻もします。でも破壊力が高いのはファストブレイク。

浦和の現状を汲めば、ブロックを堅く作り、速攻を狙ってくるとは思うのですが、何かを変えてくるかね。変えないんじゃないかな。

3,【浦和レッズをどう攻略するよ】

ここまでの情報が本当に薄い。

まず、浦和の攻撃に対して。
速攻に関しては、どうするとかの類ではないので、言及する事はあまりありません。一つ言うなら、ネガトラで窒息させたいねってくらいです。
反対に、前編では詳しく言っていませんが、遅攻は上手くいっていない印章。大槻さんは、そこに手を入れてくるでしょうか?
それが読めない。

何にせよ、勝ってるチームをいじらないというタイプの監督なので、最近のメンバーだと、浦和で一番嫌なのはマルティノスです。
そのスピードと、右配置における逆足(左足)でのクロスが脅威。
左足のクロスが速くて質が良いのは、マリノスサポーターはみんな知っていますね。
反対に弱点も知っている。彼にはガツンと行くのが良いでしょう。
左サイドは、中に絞るのが汰木か山中かによって対応が変わりますが、両サイドともに、WGとSBでしっかりマークを付ききれば大丈夫。

続いて、浦和の守備に対して。
まず、引いてブロックを敷くと仮定します!
縦幅は前述の通りあれですが、横幅は圧縮されているので、丁寧に横に揺さぶりたいです。その揺さぶりの中で、上手くバイタル(もしくはもう少し手前でもOK)を経由して逆サイドに持っていければ、CBとSBの間にはスペースが出来るでしょう。

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SBCB間で空いたスペースを浦和のCHがカバーするので、IHのポジションにいる選手が浦和CHよりも良い位置を取れているなら、スピード勝負。

または、ボールサイドのSHが前に出て来るのを利用して、その裏を突きSBを釣ってCBとSBの間をこじ開けるか。

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こちらだと、CHの最終ライン化は分かりやすいので、先に埋められてしまうかな。それならば、バイタルからミドルを打ってしまいなさい!

あとは、単純にWGが浦和SBに勝負を仕掛けても良いです。サイド深く侵入してのマイナスクロスはとても有効です。湘南戦でもエリキ→サントスでやっていたやつですね。

いずれにせよ、サイドからズレてくれるので、空く場所は明確。
ここをしっかり狙いたいです。

4,【マリノスみんなのプレビュー】

おっ、ozaさんのプレビューはこっちで来たか。
そう、浦和は上海的。そして、ついでに言うと川崎(特に中村さんが入った時)は全北的。いや、川崎の方が強いけどね。

ACLに向けた組み合わせは大事よねという事で、締めに入ります。

5,【最後に】

さて、スタメン。

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マリノスは、そこそこ入れ替えるのではないかと見ています。
交代で、45分に和田→サントス、小池or高野→實藤。
70分にマルコス→大津、水沼→テル。
勝っていれば、エリキ→大然。
これで別調整のナベコーとティーラトン以外は、この2戦でフィールドプレイヤー全員が出ていますね。

浦和は、左SBに山中か宇賀神かというくらいで、万全なら山中。他はここ最近のセットでしょう。

という事で、お送りしてきた後編。『マリノスみんなのプレビュー』に参加いただいたozaさん、ありがとうございました。

もう、気持ちはタイトルの通りです。
大変なシーズンでした。スタジアムに行く事で、後押しがどれだけ出来たかは分かりません。プレビューを書く事で、何が出来たかも分かりません。
ただ、ホームで贈れる最後の拍手に、いろんな思いを乗せたい。そんな、ホーム最終戦。

ここまで読んでいただいた方、読後に何かのアクションを行っていただいた方に感謝いたします。

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