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2020 J1リーグ第26節マリノス VS湘南ベルマーレ プレビュー前編(事象編)

アップするタイミングが難しい本稿。次の試合まで中7日。
前節の鹿島戦は、ACLを考えるならば、この強度の相手とこのタイミングで当たれた事は良かったと思います。
中国超級を見ても、Kリーグを見ても、鹿島の方がACLで戦うライバルよりも強度は高いと感じます。
だからこそ勝ちたかったという気持ちはあれど、価値ある試合にはなりました。

そんな中迎える次節は、湘南ベルマーレ戦。

前回対戦は、中断明け2試合目でまだ無観客の時分。
私達は現地で見られなかったけど、AJお帰り!
な試合で、3-2の勝利でした。家にはあの時のフラッグが飾られています。

さて、あの試合からベルマーレは何か変わっているでしょうか。

では、プレビュー前編!

【今シーズンのプレビューの形式】
①前編(事象編)の掲載(対象試合の一つ前に行われるマリノス&対戦相手の試合終了後、出来るだけ早く掲載)

②自由に放論 名称:マリノスみんなのプレビュー 一番最後に詳細記載。

③後編(予想編)の掲載(試合前日の夜)

1,湘南ベルマーレの事象(文字だけなので想像してみてください)

<攻撃時>3142
・【変化】3CBは広がり、CHとダイヤモンドを作るが、そこからの前進はフィード。繋ぐ形から蹴るケースが増えた。ターゲットには、2CFと高く上がったWB。2CFは縦に動くターゲット。GKからもフィードは狙ってる。

・【追加】2IHの役割をセカンド回収に整理。

・【継続】WBがWG化すれば、前線4枚とIHでトライアングルを作る。

・【継続】逆IHや左右のCBも絡んでダイヤモンドを作ることも。

・【継続】左右のCBは前後分断にならないように、スペースを埋めるために出てきている要素が強い。サイド攻撃偏重。

・【変化】遅攻から、速攻や蹴り込む方法へ。相手の陣地へ速く攻める。遅攻主体だと中央でのパスが読みやすく、最後の崩しまでは至らなかったが、速攻を主体にしたことで遅攻も活き始めるサイド攻撃。

・【継続】中外クロス、外外クロスの侵入経路は変わらない。最終的にはクロスを使い、2CFをターゲットにする。

<ボールを奪われたら>

・【継続】即時奪回は前提にあるが、撤退してブロックを形成する事が多い。ただし、運動量で相手を凌駕して、即時奪回が嵌まるケースもある。

<守備時>532
・【変化】532のゾーンディフェンス。出来るだけ32でブロックを作ってスライドで敵の侵入を防ぐ。ラインが高かったが、もう少し低くブロックを作る事への意識が上がっている。

・【継続】サイドに誘導する守備。32ブロックのスライドが間に合わず、3の脇を突かれればWBがケア。WBが上がり442ブロックのようになる。

・【継続】WBの前に相手のWGなどがワイドにいれば、WBに蓋をされる。

・【追加】WBに蓋をされ、サイドに誘導すると、外中外のワンツーで剥がされてしまうし、中盤の3枚がスライドするので、3枚の逆サイドの選手が1枚真ん中に残るようになっている。その脇が緩い。

・【追加】3枚ビルドに対して、3の1枚が前に出て523になると、今度はCHの脇が緩くなる。

・【継続】WBが空けたスペースを突かれそうになると中盤の3枚がチャンネルをカバーにくる。

・【継続】また、押し込まれるとスクランブルでゴール前に人垣を作るのでバイタルが空く。

・【継続】相手の意識が後ろを向いたら当てはめ型のプレス。苦し紛れのロングボールを入れさせる。前後分断しやすい。

<ボールを奪ったら>
・【変化】繋ぐことから、シンプルに裏を狙ったり、ターゲットにボールを送る方法に変化。

2,湘南ベルマーレのサマリーマップ

湘南サマリーマップ

ここまで読んでいただいて分かるように、湘南は継続している事象は多いです。
しかし、そこに加えられた変化は、まさに原点回帰した湘南とも言えます。とはいえ、そこまで前回対戦とイメージは変わりません。ブロックの低さも一時的なものの様な気がしますし。
縦への意識が強いという意味では、鹿島と同じですが、守備の考えが違います。ただ、前回の試合から日程が空くので・・・そこら辺は後編で。

前回対戦では中川を使い、2CFの性質を変えてきましたが、今回は共にターゲットマンになるのではと思われます。指宿は足元もよいよいのターゲットマン。思ったほど、この2センターはバランスが悪くありません。
そのため、クロス攻撃が主になるのは間違いないでしょう。

現在、怪我人が多い状況ですが、結果的に若い選手にも経験を積ませて、来年への布石が出来ているのかなと感じます。ここではきっちり叩かねば。

3,プレビュー後編に向けて(毎回同じ文章です)

是非、Twitter上でコメつきのリプとか、『#マリノスみんなのプレビュー』でつぶやいていただけると、引用して後編に活用させていただきます。引用されたくない方は、言ってくださればしません。

私が見えていなかったり、間違っていたかもしれない今までのプレビューから、多くの方の力を使って、より深層に辿り着こうという主旨もございますので、参加型と言えば参加型です。楽しくやりましょう。

という事で、後編でまたお会いしましょう。

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