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2020 J1リーグ第6節マリノス VS横浜FC プレビュー前編(事象編)

連敗って辛いよね。辛いけど、ボスが明確に修正するって言っているのには、もの凄く興味を惹かれました。
ボールの失い方に、どんなアプローチを行うのか。集中力を維持するための、コーチング等あるのか。
楽しみであるからこそ、私は水曜日への準備を変わらず行います。敗戦後だろうと、次の対戦相手のことを考える。どんなチームなのかを見つめていく。

なので、今日も今日とてプレビューです。まだ見たくない人も多いはず。無理にとは言わない。
次の相手は横浜FC。指揮官は下平監督。この試合だけは、勝利に理由は要らない。

では、プレビュー前編!

【今シーズンのプレビューの形式】
①前編(事象編)の掲載(対象試合の一つ前に行われるマリノス&対戦相手の試合終了後、出来るだけ早く掲載)

②自由に放論 名称:マリノスみんなのプレビュー 一番最後に詳細記載。

③後編(予想編)の掲載(試合前日の夜)

さぁ、横浜FCはどんなチームでしょうか。

横浜FCの事象

<攻撃時352→334>

・しっかりとボールを握ってくるチームです。
・352が攻撃時のセットですが、WBを上げて、3+3+GKでのビルドアップを行います。

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ビルドアップ隊が手詰まれば、WBは逃げ道を作るために高さを調整。

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低い位置では、ビルドアップにGKが加わり中央CBはフォアリベロ化。

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入り口の形は本当に多彩です。それを駆使してファイナルサードに侵入し、相手ペナルティエリアの角を取りに行くのが攻め筋です。

・ペナ角は、上がったWB、IH、CFが同サイドに寄って攻略します。難しければ、もう一人のCFや左右のCB又はCHも上がってきて、逆サイドのIHが中央、逆サイドのWBがアイソレーションの様な構図を作っています。

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この時、各自が相手のラインや選手の隙間に入る事が約束されており、隙間を見つけそこにパスをすれば誰かが来てくれるという共有が見えます。
これをやっていると自然とローテーションになり、どこかで相手のマークを外せるという考えです。
フリーの選手が作れれば、クロスを上げてきます。基本はこれだけです。

・当然ですが、相手ラインが高ければ、その裏もしっかり狙ってきます。

・とは言え、ビルドアップの設計はしているが、ゴールの香りが一番強いのは、シンプルに一美の強さに任せる選択をとった時です。

<ボールを奪われたら>
ゲーゲンプレス。躱されるようであれば、WBは素早く戻り最終ラインへ。

<守備時532 5が前方を埋めて442にも変化します>
・相手が後ろ向きの時はハイプレス。
・532ゾーンブロックで、人に付くタイプのゾーンです。予めマークする相手を意識しているパターンです。
2CFは中央封鎖、3はボールサイドスライドを行います。

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5は前方ケアをする事もありますが、これはマークマンがそこにいるからであり、人に付くのが本質です。

前方ブロックは前に出て、23ブロック化する事も。

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反対に、2CFの1枚が下がって、541のブロックを敷く事も出来ます。要は相手のビルドアップ次第。それはプレスも同じです。

・対人守備に関しては星への信頼が強め。田代は統率という役割。ストロングであり弱点です。

・ゾーンなので、選手間でマークの受け渡しを行うが、切り替わったマークマンを見失う事が多々あります。
マークマンの切り替えがなくても、一度担当エリアから離れればマークは緩くなります。

<ボールを奪ったら>
・ボールを繋ぐ
・ペナ角へのフィード(一美を使えれば使うイメージ)

横浜FC サマリーマップ

では、横浜FCの事象をまとめたサマリーマップはこちら。

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うーん、今回のサマリーマップは分かりづらいかもしれません。
攻守において、かなり柔軟なイメージです。
ビルドアップはかなり工夫がされています。相手のプレスを躱せる事も多く、嫌な印象があります。ただ、WBの上がり際でボールを奪われると、すぐにスクランブルになるので、相手のポジトラを反転させるのは、狙いたい部分ではあります。
守備は最後方を5枚で埋めてきますが、人に付くので気にし過ぎる事はないでしょう。プレッシングからのショートカウンターの方が嫌だなと感じます。
また、初めから開幕戦の様な442で来る可能性もあります。

以上が、私がみた横浜FCです。
DAZNでどんなチームなのか確認する際の参考にしてください。正しいとは限りませんので。

プレビュー後編に向けて(毎回同じ文章です)

是非、Twitter上でコメつきのリプとか、『#マリノスみんなのプレビュー』でつぶやいていただけると、引用して後編に活用させていただきます。引用されたくない方は、言ってくださればしません。

私が見えていなかったり、間違っていたかもしれない今までのプレビューから、多くの方の力を使って、より深層に辿り着こうという主旨もございますので、参加型と言えば参加型です。楽しくやりましょう。

という事で、後編(予想編)でまたお会いしましょう。

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