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カッコ悪くても、勝つことが一番大事by Air-K 2020 J1リーグ第6節マリノスVS 横浜FC プレビュー後編(予想編)

今節で6節。実にシーズンの15%ほどが終わった事になります。再開後からはあっという間。
ここまでのマリノスは、なかなか自分達を上手く表現するには至っていません。壊れたわけでも、対策されて通用しなくなったわけでもなく(実際に崩せている場面はある事が証左)、自分達で表現が出来ていないがための結果です。
そんな選手を後押し出来るのは、スタジアムに行かれた方の拍手だけ。
2週間前にも書きましたが、今シーズンの水曜の試合は全勝。

そして、今節の相手は横浜FC。
倒さなければならない相手。
今回はいきなり、引用をさせていただきます。
<ハチさんのプレビュー>

この試合においては、ハチさんのプレビューの『まとめ』に書かれている事が全て。
この後の、私の文章は蛇足であると言っても過言ではありません。

それでも書きますがね。では、プレビュー後編。

まず、プレビュー前編はこちら。サマリーマップを見ても文字ばかりで分からない方は、前編をご覧ください。面倒な方は後編だけでも大丈夫だと思います。

スタメン予想

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エリキが足を痛めているとの事で、ケイタがスタメンでしょう。さて問題は、オナイウと水沼のセットを最初から使ってしまうかという事。出来れば、後半の体力が落ちてきたところに、切り札として取っておきたい感じもあります。それでも先発予想なのは、先手を打ちたいからです。

横浜FCは、スタメンをあまり変えず、疲労のマネジメントを1試合の中で行っているので、ベストメンバーで来るのではないかと見ます。

横浜FC サマリーマップと所感

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さて、今回まず注目したいのは、FCがどんな布陣で来るか。
開幕で見せた442のサイド攻撃をするか、532で後方のスペースを埋める事を前提にするか。

442に関しては、ヒロさんが解説してくれています。
<ヒロさんの妄想絵日記>

これは、まんま鹿島と同じやり方ですね。これで来た場合は、マリノスの選手は4日前の自分たちを超える事が求められます。
私は、最初532で、オプションとして442を準備してくるのではと思っています。これには、理由があります。
過密日程下では、442でサイドの人材を4人使う事は難しい台所事情です。試合の中で運動量の多いWBは必ず交代をしているので、人員的な理由で継続してくるのではないかと思います。

そして正直、これを読んでしまえば、私のプレビューはいりません。
<ozamendiさんのプレビュー>

先に読んじまったんだ。同じ様な事を書いちまったんだ。
なので、書き直しました。予定してなかった内容を使いました。以下に続きます。

横浜FCの守備を破るには

横浜FCの5バックの前提を考えると、ハイプレスで前後分断化しないのではと思われますが、プレッシングの時だけ4バック化というのが考えられます。

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もう、このやり方は見飽きました。プレスを躱すには、日々やっている練習の延長でしかありません。相手を動かし又は自分が動き、パスコースを作り、そこに選手がいる又は入るの連続です。
相手のブロックが分断してるから、WGに出そうとするのは良いのですが、早く出しすぎると孤立し、

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先に行こうとするとリスクが上がります。

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では、どうする?

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また、無茶な事を言うかもしれないですが、これは最終ラインを突破する時の考えと大して変わりません。
そして、ブロックを崩す際には、32ブロックなら、23ブロックにさせた方がブロックラインを越えやすくなります。そのために使うのがこれ。

どうすればこれを作れるか、

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これはプレスの場合の図ですが、低い位置でブロックを組むと、空くのはちょうどバイタルのハーフレーンあたりになります。
水沼ならば、そこから単純にクロスを放り込むでも面白いですよね。

もう一つ、今回のFC相手で使えるものがあります。それは、マークマンの受け渡しを混乱させる事です。
相手も、2人でのポジションチェンジであれば付いて来れてしまうでしょう。
なので、3人以上。つまりローテーションを行う事で、マークマンを見失わせます。

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プレスがキツければWGやCFがおりて来ても構いません。その動きで空いたスペースを、誰かが使えば良いのです。言うは易し行うは難し(今シーズン2回目)。
後は、今まで書いた5バック攻略の方法と一緒なので語りません。

横浜FCの攻撃を防ぐには

続いて、横浜FCの攻撃で押さえなければならないのは、クロスと一美です。
なんだかんだ、FCの得点になっているのは、フリーマンを作ってのクロスか、ショートカウンター、そして一美です。

もう、クロスに関しては何度も口酸っぱく言っていますが、中が薄くなったとしても、クロッサーを押さえる事が一番大事です。
鹿島戦の2失点目は、まさに広瀬への対応が出来なかった故です。
中央が薄くなっても、クロッサーに人が付いていれば、なんとかなります。
ここだけは、フリーにしてはいけません。WGはしっかり戻る意識が大事です。

そして、一美。
一美には厳しくが鉄則で、その衛星のように動く斉藤も同時に捕まえなければなりません。
マリノスの場合だと最終ラインが高いので、一美と斉藤の2人だけで構成出来る攻撃パターンがいくつか想定されます。

①2人ともシンプルに裏を狙う。

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これに関しては、オフサイドを取らなくても良い状態にしてしまう事で解決出来ます。

②一美をライン間にわざと配置し、マークマンを引き寄せて斉藤が裏を狙う。

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これが一番嫌かなぁと思います。まぁ、低い位置で一美が受ける分には、プレスバックを主として、放っておくのがいいのかなと思います。

③一美がDFを背負い、レイオフパスを斉藤が受けてドリブル。

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はい。②と同じく、付きすぎない事で何とかなります。ここらへんは、チームとしての対応を落とし込まないと思いますので、個人の問題になるでしょう。
まぁ、①~③どれも蹴らせなければ良いのですけどね。
ここら辺を押さえておけば、危険なのはショートカウンターのみになるので、攻撃に専念できるはずです。

最後に

という事で、お送りしてきた後編。みんなのプレビューに参加いただいた方、ありがとうございました。

ここまで書いといて言うセリフではありませんが、この試合には言葉は要りません。戦術も関係ありません。そんなものは言い訳にもなりません。
タイトルの通り、勝利を!

ここまで読んでいただいた方、読後に何かのアクションを行っていただいた方に感謝いたします。

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