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カイラス産水晶

15年くらい前にお迎えしたカイラス産の水晶。
カイラス山は標高が高く、重機を持ち込むことが出来ないため、すべて手掘り。採掘できる期間も短く、他国への持ち出しも難しいので、ヒマラヤ水晶の中でも一番入手困難だと言われている。
もともとチベットの修行僧が、法力を高めるためにカイラス山に登り水晶を掘って下りてくるという修行があったと言われており、このことからチベットカイラス産の水晶は、特に神聖なものとして伝えられてきたそうだ。
そんな貴重な石を私がどうやって手に入れたのか、ネットショップから購入したことだけしか覚えていない。さっきネットで探してみたら数センチのでも10K!ちなみにこれは手のひらサイズで重さ500グラム。かなりデカいので、今の相場だとおそらく100Kくらいになるのかな?いやでも、そんな高額の物は買っていない。買えない。
神聖な山なので、入山は禁止だと言われているため、もしかしたら山頂付近ではなく、山麓で掘られたもので安かったのかもしれない。
そんな石の蘊蓄はどうでも良くて、フォルムと中にできる虹に惚れ込んだのであった。

10年くらい戸棚の箱の中にしまい込んでいて、数日前に思い出して出してみた。
お水でじゃぶじゃぶ洗って散歩に連れていき、日光浴をさせてみる。

友人に見せたら、動き出しそうだと言う。
そりゃそーだよ。10年の封印を解いて息を吹き返したんだもの(笑)
何かが発動するかな。
少し楽しみになっている。