鬼平の造った石川島人足寄場が時代を経てどのようにトランスフォームしてゆくのか追いかけようと思い立ち、寄場が移転したという池袋へ。 スイカを首からぶら下げ、山から降りてくるのも手際よくなったと感じるこの頃。 1790年にできた石川島人足寄場(現東京都中央区佃付近にあったとされる)は、鬼平の時代からおよそ百年を経て1895年に巣鴨(現東京都豊島区巣鴨)に移転。何度かの改称の末、巣鴨刑務所と呼ばれるようになった。1923年の関東大震災では多大な被害を受け、東京都府中市へ移転
東京都中央区佃に行く。 2024年6月某日、チョッキのポケットに携帯、財布、鍵もろもろを詰め、スイカを首にぶら下げ(果物のスイカじゃなく、カードの方ね)、リュック背負って、えっさほいさ、えっさほいさと、東京郊外から電車で街(都心)へと下ってゆき。。。 これまでウォーターフロントと呼ばれるところなど訪れる機会もなかったのだが、最近せっせと山から降りてくるようになった。久々の「お上りさん発作」を起こしたせい。 18世紀末、中央区佃には石川島人足寄場と呼ばれる寄場(罪人の収監