見出し画像

目的があればいいってもんじゃなかった。

おはようございます。
毎日更新23日目。
少し寒さが和らいだ、九州、大分県日田市からお届けしております。
毎日更新今日もなんとかできました。
本を読んで得た知識をざっくりまとめておきます。

目的意識があること

目的とゴール設定が曖昧だったり、そもそも「なんのために」が共有できていなければ、理想に辿り着こことはできません。個人単位でもそう。
「今年はダイエットを成功させる」「毎日日記を書く」「顧客を100人増やす」などの目標もあるに越したことはありません。
毎日毎日ダラダラと、無駄に時間を使って歳をとっていくよりは数段マシです。

「売上を増やす」「利益を最大化する」「新規顧客の獲得」と言った企業内の目標も、利用しやすくてわかりやすいですね。
なんとなく、目指しているゴールが見えてきます。ぼんやりとですが。

果たしてこれはいい目的なんでしょうか?

悪い目的

良い目的には達成までの手順や行動のきっかけとなる具体的な要素が必要です。
個人であろうと、企業であろうと目的達成のために使える資源(時間・お金・人など)は限られていて、その資源をどの場所に投下するのが達成までの近道になるのかを判断しなければいけません。
たとえば「利益を最大化する」という目的を掲げたとします。
この場合、「最大化」の部分が曖昧で「いつまでに」「どの程度まで」がはっきりしません。
加えて、「利益」とは「税引前利益」で良いのか、「税引後」で良いのか、「利益率」のことなのか…

それぞれの持ち場で解釈が変わる可能性があります。
つまり目的達成までのアクションが解釈によって変わってしまう危険性があるということです。

これでは良い目的とは言えません。

良い目的に必要な要素

良い目的に欠かせない五つの要素
・具体的である
 -言わずもがな、具体的であればあるほど目的として共有したとき全員が同じ認識で達成に向けて足並みを揃えることができます。「利益を最大化する」ではなく「税引後利益を昨対比10%増やす」とすることで、曖昧さを回避することができます。

・測定可能である
 -目的に具体性を持たせれば必然的に測定可能な要素が含まれてきます。同時に「測定方法」も明確にして、達成するべき数字を計算する方程式を共有しておくと効果的です。

・達成可能である
 -予備知識もなんの装備も、経験もなく、「1ヶ月後にエベレストの登頂を成功させる」という目的を掲げても、それは無理ですよね。つまりそういうことです。現在の身の回りの資源を使って、たどり着ける場所、手の届く限界の少し先、「頑張ればいける!」という実感が持てる目的でないと行動しようがないですよね。そして、メンバー全員が「いける!」と合意できることも大切です。

・関連性・一貫性がある
 -その目的は会社が成し遂げたい使命「ミッション」や目指す将来像「ビジョン」との関連性があるか。
ここを言語化するのは少し難しいですが、上位概念である「ミッション」「ビジョン」との関連性が取れていて、正しく共有できていれば「現場」「工場」「営業」「開発」それぞれの部門間で目的達成までの道のりが違っても同じゴールを目指すことができます。(各部門で出発地点が異なるんだから、目的地までのルートの異なる)



・期限を設ける
 -締切を明らかにして、エネルギーを最大に有効利用すること。
説明の必要はありませんね。だらだらしても目的地には辿りつかないってことです。

毎年毎年、なんとなく目標を定めては、1月が過ぎ、2月が終わり、3月になり春が来て、夏に疲れて、気がつけば年始に立てた目標の存在も忘れてしまうみなさん。(僕)来年は一緒に「いい目的」を持って達成目指して毎日楽しく生きてみませんか?

今日も一日よろしくお願いします。
みなさん良い1日を!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?