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神田愛山独演会@らくごカフェ(2022/09/30)【講談編#28】

こんばんは。飯山大五郎です。

先日、神田愛山独演会に行ってきました。会場は、お馴染みのらくごカフェです。

愛山先生の独演会は月に一回行われていますが、奇数月は夜開催。昼間の暑さはまだ抜けませんが、この時間は大分暗くなってきていて、季節が変わりつつあることがわかります。

夜の独演会では、前席に連続物『花川戸助六伝』をお読みになっている愛山先生。果たして今日はどこまで行きますやら。

というわけで、この日の演目はこんな感じでした。

○「花川戸助六伝 助六と鳥居新左衛門」神田愛山

急ぎ事態を収拾させるため、松鶴屋の要求通り50両を用意した助六。しかし、それを待たずに松鶴屋は揚巻の証文を鳥居に100両で渡してしまったという。助六は鳥居の元へ行き、揚巻を諦めるよう説得するも交渉決裂となり…というところ。この続きが盛り上がりそうなところだ!というところで時間いっぱい。

○「(菊池寛・原作)敵討母子連れ」神田愛山

仲入りを挟まずお茶を飲んでの後席は「敵討母子連れ」。この日の前日(【講談編#27】参照)に読まれていたのでもしや、と思っていましたが的中。結末は、あれでよかったのだと思います。どちらの筋をも通したのですから。竹之助が学問に明るくなければ、武士道一本筋であれば、また違った結末が待っていたのでしょう。


いやあ楽しかった。次は11月、今から楽しみ。それではまた。

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