RaiBoC寄席@RaiBoC Hall(2023/02/11)【寄席編#6】

こんばんは。飯山大五郎です。

お久しぶりに【寄席編】の更新です。と言っても、定席ではありません。RaiBoC Hall(さいたま市民会館おおみや)という会場で行われた、RaiBoC寄席に行ってきました。大ホールは1階席2階席合わせて1400人というとても大きな会場でしたが、完売御礼とのこと。私のチケットはどうやら最後の1枚だったようです、嬉しい!

この会をプロデュースされたのは、この日の出演者でもある三遊亭鬼丸師匠。RaiBoC Hallは昨年4月1日に開館したばかりの新しいホール。出来たばかりの会場を有効活用したい!そのために、寄席を開催することになったそうで、出演者も鬼丸師匠が直接交渉したとのこと。このメンバーを揃えられたのはすごい。出演者の甲斐あって、老若男女バランスの良い感じのお客席でした。

というわけで、この日の演目はこんな感じでした。

○「ぞろぞろ」三遊亭鬼丸

前座さんなしで、いきなり鬼丸師匠が登場。神様が時事的なキーワードをたくさん放り込んできたり、べろんべろんになって踊っていたのがWinkだったりしていたので、新作…?と思ったら、「草鞋」という言葉が出てきて、ああぞろぞろか(笑)となりました。出だしからめちゃくちゃ面白かった。

○「紙入れ」瀧川鯉斗

続けて、鯉斗師匠が登場。初めて拝見しました。ボソボソ…と話し始めるのは、どこか鯉昇師匠を彷彿とさせます。小噺をいくつかやってから、十八番の「紙入れ」をおやりに。所作の綺麗さ、整ったお顔立ちも相まって、間抜けた感じの新吉とおかみさんの品の良さ、色っぽさのギャップがすごい。

○さらば青春の光

仲入りは、さらば青春の光先生(←ものすごく違和感がありますが色物の先生なのでね)。この日は漫才「べっぴんさん」とコント「マジック」「医学部」をおやりになってました。どれも生で観るのは初めてのネタで面白かった。あのマジックは覚えたいと思わないな…(笑)

〈お仲入り〉

休憩です(15分程度)

○わらふぢなるお

クイツキは、わらふぢなるお先生(←こちらも違和感がありますが)。誰?というお客席の空気感を冒頭での連続のショートコントで空気をしっかりかえておられました。漫才では「探偵になりたい」ということで、メチャクチャな探偵と事件現場に居合わせた人とのやりとりが面白かったです。

○「赤穂義士銘々伝 赤垣源蔵徳利の別れ」神田伯山

この日の主任は伯山先生。読み物は、『赤穂義士銘々伝』より「赤垣源蔵 徳利の別れ」。兄・伊左衛門と酒を酌み交わすことができずひとり羽織の前で飲む源蔵の悲しさが、源蔵の後ろ姿から伝わってきました。武士としての源蔵を信じた伊左衛門もかっこよかった。浮かんできた雪、綺麗だったなあ。


いやあ楽しかった。第2回も楽しみにしております。それではまた。

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