見出し画像

【ネタバレ考察】映画『うみべの女の子』「石川瑠華さんを応援したい!」「もっとも挑戦的な女優!」「映画女優として生きて欲しい」

『運だぜ!アート』ツイッターアカウント

やっと観ることが出来ました。ずっと楽しみにしていた映画です。その目的は「石川瑠華さん」なのです。彼女は「すごい」のです。何がと問われたら、躊躇せずの「演技です」と応えます。

彼女はほとんどテレビに出ません。映画を主軸に活動しています。それが映画ファンの心をがっちり掴んでいます。

石川瑠華さんの出演作品は『イソップの思うツボ』『猿楽町で会いましょう』です。特に後者が公開された時の驚愕は忘れられません。「この時代にここまで演じる勇気がある女優さんはいない」と感動を覚えたのです。

役柄的には「おバカさん」であり「嘘つきな悪女」なんです。彼女がどうしてそうなったのか、を社会悪という背景を描きながらしっかりと演技で表現しているのです。これはすごかったです。

そして本映画『うみべの女の子』。こちらではなんと“中学生”を演じているのです。石川瑠華さんは1997年生まれですから、現在24歳です。

お顔が童顔ですが、さすがに無理があると思いました。でも「なりきって」いました。

スクリーンには中学生の石川瑠華さん演じる小梅がいたのです。わたし的に違和感がなかったです。(『思い、思われ、ふり、ふられ』『かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦 ファイナル』の設定は無理があった)

映画の内容は中学生を主役にした作品としてはかなり「過激」かもしれません。でも、中学生の本質を知らないので、実際にこういう男女がいてもおかしくないかもしれません。

ただとても早熟な少年少女です。原作漫画がありますが、未読です。

ただ物語については特に新しくありません。ありがちな展開ではありませんが、若い男が身勝手な“妄想”として描く自慰的な物語です。

映像は綺麗です。いやらしくないです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?