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「ありがとう、手袋くん」

山菜採集の季節が終わりました。フキノトウから始まって、タラノメ、コゴミ、ウルイ、タカノツメ、リョウブ、ハリギリ 、そしてコシアブラと堪能させてもらいました。

本当に心も体もリフレッシュできたと思います。山菜採集で欠かせないグッズといったら、間違いなく手袋になります。

ビニール素材の手袋から、ゴム、革製、そして一般的な軍手まで対象の山菜によって使い分けています。

もちろん、素手で採ることを大事にしていますが、手袋は山を登る際に用いることが多いのです。

生い茂る草や樹木を掛け分けたり、時には掴んだりしながら登って行くのです。
お目当の山菜を見つけた際は手袋をぬいで採集します。

ただタラノメだけは丈夫なゴム、あるいは革製の手袋が必要です。以前、素手で採った際、トゲが刺さって酷い目遭いました。

小さいトゲですが、バカにしてはいけません。数日間に渡って指先は化膿してパソコンすら打てなくなったからです。今では万全の準備を怠らないようにしています。

これは山菜あるあるだと思いますが、うっかりと手袋を落としてしまうことです。夢中になっている証拠ですが、歩いてきた道を戻って探す気になれません。

自然には大変申し訳ありませんが、ゴミとさせていただきます。自分が落とした反省として、山に落ちているペットボトルや空き缶を拾って下山するようにしています。

でも、今年は手袋を落とすことはありませんでした。大体、使い慣れた頃に山菜シーズンが終了するのが常です。今年も手袋くんはわたしのことを守ってくれました。

「ありがとう、手袋くん」


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