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第4話 無理ない程度に歩いてます。腎臓クレアチニンのデータ添付【退院後どうなるの?多発性骨髄腫】

2019年9月に多発性骨髄腫と診断。

あれから4年経過しました。

通院の時の「検査データ」は、
病気かな?と思った時からしかないもので、
自分はいつから病気になったんのだろうと、
起源を考えてしまうことがあります。

では、自分が「多発性骨髄腫」になったのは、
いつからと反省を少し兼ねながら、
考え込むことがあります。
何か不摂生とか自分の何か「非」があるのではと。

2019年7月に「あれ?」おかしいなと、
思ってから8月9月色々な科で、
「血液検査」はしましたが、
「大丈夫ですね~」と言われていたので、
「多発性骨髄腫」に特化した項目など、
検査項目にないと発見しずらいんでしょうね。

クレアチニン数値?腎臓がんの頃。

2013年1月の「腎臓がん」の頃の話。

通院や会社の健康診断の「血液検査」では、
肝臓の数値「ASTやALT」などは大変お馴染み。
他に「クレアチニン」の数値も一覧にありませんか?
腎臓を評価する数字です。

私は「腎臓がん」の手術をしましたが、
病気の発覚は「血液検査」ではなく、
直前にあった「虫垂炎」の時に「CT」を取り、
腎臓に2.5cm以上の「腫瘍」がありました。

血液検査によるクレアチニンの数値(腎臓がんの時)

腎臓がんの2年前の「クレアチニン」の数値は、
2011年7月は「0.74」
2012年8月は「0.66」
病院で伝えられた正常値は、
「0.65< 正常値 < 1.07」
※つまり、私の腎臓は正常値でした。

2013年1月に「腎臓がん」手術。
2013年2月は「1.19」
2018年5月は「1.15」
会社の「健康診断」や「通院」のデータより、
この5年間の平均「1.10前後」でした。

「多発性骨髄腫」予兆はわからず。

あくまでも私の場合です。

「健康診断」や「別な科の通院」では、
「血液検査」の項目が少ないので、
前回比がない単発の検査では、
「正常ですね」で終わりました。

クレアチニン?多発性骨髄腫の頃。

2019年9月頃の「多発性骨髄腫」の話。

さっき話をしたとおり、
簡易的な「血液検査」ではわからなかったのですが、
発覚1年前からの「血液検査」を比較したら、
なんとなくですが、「クレアチニン」数値が、
若干上向きになっているのに気が付きました。

単年度では基準値よりオーバーしていますが、
1年前の2018年頃から「クレアチニン」数値が、
約10%UPしておりました。

「クレアチニン」は、ちょっとですが、
10%UPを「1年間」維持しておりました。
しかし、入院直前から血液検査のクレアチニンの、
急激な数値の増加を示すようになりました。

多発性骨髄腫の「兆候は、」という、
自分だけ納得できる評価対象ですが、
初めて「クレアチニン」数値が表面化しました。

血液検査によるクレアチニンの数値(入院前)



入院中「クレアチニン」はどうなの?

入院してから、すぐに治療が始まった訳ではなく、
2019年9月下旬、検査入院。
2019年10月下旬、投薬で治療開始。

多発性骨髄腫は、もし治療しないと、
「半年後に死ぬよ」と循環器内科の先生に、
最初に言われました。
※だから治療をしましょう。と言う意味です。

初入院から初投薬までの約1か月の間は、
未治療のまま入院、退院を繰り返しており、
「多発性骨髄腫」は進行していましたので、
クレアチニンの数値は日々悪化してきました。


クレアチニンは「2.0」まで悪化。

入院中の血液検査の説明で、
重要視(ボールペンで赤まるされる)は、
「クレアチニン」の数値でした。

私が最初に入院したのは循環器病棟で、
6人部屋の1名が血液透析患者でした。
透析の為、朝から病棟を出ると、
4~5時間位帰ってこない様子を、
2~3日に1度見ると自分もなるのかとも
思いました。

病状説明の時に「心臓」「腎臓」両方悪化の場合、
「心臓」を生かす治療をするよと言われました。
その補足で「腎臓」には代用品があるから・・・。

「代用品」の意味は深く先生には聞きませんでしたが、
段々、「透析のことか・・・。」とわかってきました。

1~2日間隔で採血される「血液検査」の結果で、
「クレアチニン」の数値が、
「1.60」「1.70」「1.80」と、
段々上昇するのが、目に見てわかりました。
私は、すぐ治療がスタートしない焦りはありました。

6人部屋のうちのお一人、
70代後半の透析患者さんの様態は悪く、
いつも寝た切りで介助が必要でした。
私の病室は全員が仕切りのカーテンを開けっ放しで、
仲が良く、透析患者さんも話には参加しており、
他の患者さんが透析の様子や病状を聞いてくれて、
私は今後の参考になりました。

血液検査によるクレアチニンの数値(入院時)


「投薬開始」「抗がん剤注射も開始」

血液検査による「クレアチニン」の数値が
「多発性骨髄腫」の影響で上昇したのか、
他の体調の変化により上昇したのか、
専門家ではないのでわかりません。

※尿検査からの「クレアチニン」数値もあり、
「血液検査による」のコメントが必要かな?と。

治療開始「2.0」→「1.5」に。

治療を開始したら「クレアチニン」数値減少。

退院後、肝臓の数値(AST,ALT)が悪化で、
抗がん剤治療が1週間(通院2回分)が、
中止になった時の「クレアチニン」の数値が、
「1.80」と一時的ですが上昇していました。

治療開始は下降、治療中止は上昇。

血液検査による「クレアチニン」数値については、
治療開始すれば数値は「上昇」を防げて「下降」し、
治療を一時中止すれば数値は、また「上昇」する。
あくまでも私の場合です。

腎臓は多発性骨髄腫の進行と比例?

私の場合ですが、ここでの治療とは、
腎臓を良くする薬というよりは、
「血液がん」である多発性骨髄腫。
その治療、進行を抑えられる薬、
抗がん剤化学療法ですが、
「ベルケイド」の皮下注射
「レナディクス(ステロイド)」

ドロドロのたんぱく質(アミロイドーシス)が
心臓、胃、腸、そして「腎臓」に付着し、
濾過機能を低下されるのを改善してくれました。
まだ、臓器に付着したドロドロたんぱくを
消滅させる薬は、まだ運用されておらず、
(もしかしたら、非公認でも存在してくれれば)
発生を抑制するものしかありません。

それでも、昔に比べたら質の高い生活(体調)が、
出来るようになったので、とても感謝です。


「クレアチニン」数値、今どうなの?

早速、最近の表から見ていただきましょう。

血液検査によるクレアチニンの数値(最近のデータ)

上の表を見ると1.2台から1.3台に上昇しているので、
体調悪いように見えますが、体調に変化はありません。
多発性骨髄腫が発覚してから4年経過し、
その4年間では、クレアチニンの数値が「1.5」前後が多く、
私にとって「1.3」も、とても良い数値だと思っています。

「多発性骨髄腫」の発生時期は?結論

素人の私ですが、クレアチニンの数値から見ると、
2019年9月病気発覚の約1年前で、
クレアチニンの数値が10%微妙に上昇した時期
ではないかな?と思っています。

この時の体調は、やはり疲れやすく、
自分でも歩くのが遅くなったなと実感した時期でした。

腎臓がんの担当は「泌尿器科」で、
10年前の話ですが、4カ月おきに通院し、
1年前から調子悪いと少しづつ強く先生に
伝えてましたが、「腎臓を手術したからですね~」と、
簡単に話が終わり、次の外来まで4カ月。
次は先生に「上手に病状を伝えるぞ!」という
意気込みはありましたが、次の外来までの期間が
長く、「心が折れていました」

久しぶりに病気の記事を書き、昔の「腎臓がん」を思い出しました。
「多発性骨髄腫」や「慢性心不全」「不整脈」などが治療継続中の為、
昔「腎臓がん」になっていたことを忘れていました。

手術して1年半位は体調は悪かったですね。
夜になると体が電池切れみたいになったり、
列車に長時間乗った時の揺れを体に感じたり、
1歩の踏ん張りが出来なく、あんなに体調「きつ~い」と
思っていたのに、いつの間にか、そのことを忘れていました。

今回の記事ですが、私がまさか「クレアチニン」をテーマに、
ずっと語るとは思いませんでした。
最初の原案は「心電図をもらってどうするの?」でした。
テーマの画像を先に作り、それをアップロードし、
大きな見出しは「心電図(PQRS-T)」でした。

正直、見出しがわかりづらく、違和感を感じながら記事を進め、
500文字を入力したころで、昔のクレアチニンの数値調べ、
エクセルでなんとなく、クレアチニンの棒グラフを作成したら、
途中で中止しづらくなり、10年前の話が最近の出来事の様に、
思い出し始めました。

会社の健康診断で、かならずあるような腎臓を評価する項目、
「クレアチニン」は病気を知る最初の指標として、
とても重要なのかなぁと思いました。

最後にNGになった「テーマ画像」を貼付けておきます。
「心電図」は第3話「私のハートは頻脈→徐脈」で、
紹介しましたが、機会があれば「心電図」をテーマに、
記事を書いてみたいです。

私が書く病気ネタは、あくまでも「私の場合」限定です。
ご了承下さい。

今回も参加ありがとうございました。

luckykids-y2kでした。

NG画像って意外と作成に時間がかかりました。

NGになりましたが、再利用したいです。

画像は「Excel(エクセル)」と「アルパカ」ソフトを使用。

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