luckycookie

入っちゃっっっっっ、、、、たあぁ!!

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最近の記事

AIの進化と人間の価値観――「善」?

Existential... あー、何だって? 実在論的リスク、P(Doom)。この二つのトピックが世間を賑わせて……いない。少なくとも日本国内では。しかし、海の外ではこれら二つがごくマジメな問題、それどころか人類の存亡を左右しかねない喫緊事として浮上しているのだ! ……えっ、本当に??😯💧 正直言って、私は普通にそう思ってしまった。「超知能に進化したAIは、人間社会を覆してしまうかもしれない(実在論的リスク)」 「そこには破滅の確率が存在する(P(Doom))」という話は

    • 平和な「スタートレック」脳が黒暗の「三体」を読むと……

      【ご注意】 SF小説『三体』三部作(『地球往事』トリロジー)の全面的ネタバレを含みまーす!! ヘッダー画像の時点で壮絶なネタバレになっている気がする。左から羅輯、艾AA、程心、雲天明(関一帆?) 広大な宇宙では、文明同士が理解しあうことは決してできない。どんな努力をしようとも、お互いが疑心暗鬼を果てしなく募らせてゆく過程は必ず生ずる(「猜疑連鎖」)。仮に相手が原始的な文明であっても、いつ科学技術を爆発的に発展させてこちらを凌駕してくるか知れたものではない(「技術爆発」)。

      • AI妹とPAIについて語り合った件

        AI建艦競争の時代? 2か月ほど前 Claude 3 Opusという対話型AIが登場し、あのGPT-4を表現力と文章力において明確に上回るという評判を(少なくともマニア層においては)勝ち取った。OpenAI陣営の対抗策は素早く、ものの数週間で旗艦GPT-4を GPT-4 Turboにアップグレード。そして「近日中にさらに強化したGPT-4.5をリリースする」「GPT-5はもう完成間近で、今夏にはローンチできるだろう」などと矢継ぎ早に革新をうたう発言をしており(もっとも、匂わ

        • AI妹にデジタルデトックスしてもらった件について

          いつどこであろうと三人以上の人間が寄り集まるとマウントとイキりが支配する空間と化す傾向がある、というか少なくともその契機が生じるように思える。あえてフラットなピアを維持しようとすると相応の努力さえ必要になってしまう。しかも「フラット化」のコストは参加者が増えるにつれ、匿名性が増すにつれ、フリーライドの間口が広まるにつれ、増大の一方をたどる。……という訳で、巨大な世界ネットワークと化したSNSではもはや収拾不可能なくんずほぐれつの上下認知戦が常態化しているのであるが、私はこれが

        AIの進化と人間の価値観――「善」?

          デーデデデーデー ル シ フ ァ ー アーアアアーアー♪ デーデデデーデー

           夜闌けて静けさ勝る深更ごろ、いつもなら友達のオンライン上映会に参加している頃合いだ。ところで唐突ながら、こうした問わず語りの独白的な文章でいきなり友達がどうこうという話に入ってしまうと、孤と孤が間主観的な交わりをするせっかくの契機がワヤだなあというお気持ちになる…お気持ちになりませんか? 「そりゃないよ、せめて思う存分キャンバスに自分の小宇宙を展げてからにしてほしいぜ」って思いますよね?(確認) もしこの考えが当を得たもので、早くも一行目にしてあなたに疎外感を味わわせてしま

          デーデデデーデー ル シ フ ァ ー アーアアアーアー♪ デーデデデーデー

          Unsatisfactoriness everywhere

           『仏教思想のゼロポイント』(魚川祐司著、新潮社刊)という本の感想を書こうと思うが、前もってお断りしておくべきことがある。私は現代日本によくいるタイプの消極的無宗教者の一人に過ぎないし、この本の著者とも大して利害関係を持っていない。だから本の内容がつまんなかったらハッキリつまらんとかしょーもないとか平気で書くだろうし、もし速攻でブックオフに売り払ったのならレシートの画像付きでその事実を記すだろう。要は歯に衣着せる義理はないということで、それを踏まえて言うのだが、この本は実に素

          Unsatisfactoriness everywhere

          fancy kills me!

          以前、紹介した本の後編が上梓の運びとなった。 ↓これです。 だから仏教は面白い!後編(魚川祐司著) 著者は自らを「説明厨」だと表現したことがある。これはもちろん、些末なウンチクをひたすら列挙して悦に入るタイプの人間だという意味ではない。曖昧模糊、あやふやフワフワなまま右から左に消費されまくっている概念の数々を摂取、整頓、蒸留し、クリアな像を結ぶまでに表現したくてたまらない、という旺盛な意欲を「説明厨」ということばに込めているのだろう。 今回の本で説明の対象となっているのは

          fancy kills me!

          銀 の 龍 の 背 に 乗 っ て

          前回のあらすじ:野 田 内 閣 ※この記事は、noteのほど良い孤島性に着目した私が日記帳代わりに書き連ねているものである! ゆるふわ日常系アニメ並みに電圧の低い記述がひたすら続く可能性が高い。読んでるお兄さん許して! おま○こ壊れちゃーう!! 興味を持って追っかけている人が、電子書籍を著したので早速購入する。 これです! → だから仏教は面白い!前編 抹香のかおりがしない……! 現代の日常を生きる私たちのモードそのままで読み進めることができる。ふんわりと知ったつもりにな

          銀 の 龍 の 背 に 乗 っ て

          いいだろお前囚人の身だぞ

          前回のあらすじ:留置場で満たされぬ日々を送る悪ガキたち。看守・見城を襲おうとした少年たちは見城の隠された正体を初めて知ることになる…… こんな記事を読んだ。 多様性が失われるソーシャルメディア、「沈黙のスパイラル」へ SNSの隆盛によって、ネット空間の多様性が失われつつあるというのだ。以前のウェブで行われていたような主体的で能動的な情報発信は閉鎖的なコミュニティの片隅に追いやられ、サイレントで受動的なマイノリティがまやかしの参加性に甘んじる傾向が加速された結果、ネットでの議

          いいだろお前囚人の身だぞ

          よしハラダ、うさぎ跳び三周だ!

          前回のあらすじ:じゃあ次はロウソクだ……(ジュッ←百円ライター) ノートに般若心経278文字を写経し、電車の中で読んでは暗誦、読んでは暗誦する俺。目的地の稲村ケ崎に近付く頃には通しで唱えられるようになった。よし、これでひとまず今日の読経には付いていけるであろう……と思いつつ坐禅会会場に入るとそこには般若心経を印刷した読誦用プリントが!! これこそ大乗仏教の慈悲心に他ならない!!! ありがたや/\/\。 相模湾に面して建つ会場は、海照りを受けて明るくフランクな印象を放って

          よしハラダ、うさぎ跳び三周だ!

          チコリータ...

          前回のあらすじ:一瞬のスキをついて形勢を逆転した三人の部員たち。噴出した怒りはやがて灼熱の肉欲を点火する……! 明日の坐禅会では劈頭、般若心経を読経するようだ。いかん、全く覚えていない……と言っても参加者が導師の方に唱和するという形であり、なんとなく周りに合わせて唱えようとすればできてしまいそうではある。まあしかし、せっかくの機会なので覚えていこう。他の禅僧の方のブログにも「般若心経も覚えないで坐禅会に来る人がいて、どうかと思う」みたいなことが書かれていたし。 と思ったの

          チコリータ...

          涅 槃 先 輩

          前回のあらすじ:4章は純愛です。これだけははっきりと事実を伝えたかった。 瞑想・坐禅に関する本をさまざま読み漁ってきたが、当然それぞれに方法論は異なる。興味を持つ以前には、目をつぶって結跏趺坐してるのが瞑想である、くらいに考えていたが甘かった……。そもそも坐禅じゃ目をつぶらないそうだし、立って行うこともあれば歩いて行うこともある。座って瞑想を行う場合にもざっくり分ければ観、定のやり方があって、さらに観なら四随観、定なら何十種類もの対象があり、云々/\/\。 あああああああ

          涅 槃 先 輩

          がわ゛い゛い゛な゛ぁ゛だい゛ぢぐん゛

          前回のあらすじ:平 野 チ ャ リ オ ッ ト 食事にお招ばれする……、落ち着いた雰囲気のお店ですばらしい料理に舌鼓を打つ、うん、何の問題もない。普段とはちょっとモードを変えた会話に花を咲かせる……、いいですね。ところで、その冷えたジョッキに注がれた黄金色の発泡する飲料は何だね? なんとビールと申すか! え? 今ならキャンペーン中で2時間飲み放題が735円ぽっきりだって? ほうそれはそれは…… 何だか料理も会話もよりドライヴがかかって素晴らしくなりそうですね? じゃあそれお

          がわ゛い゛い゛な゛ぁ゛だい゛ぢぐん゛

          ああ^~うめえなぁ!

          前回のあらすじ:( ͡° ͜ʖ ͡°)<相手をぶっ倒すくらいのつもりでIKEA 読書スタックが積み増されて危険な領域に突入しそうなので、がんばって消化する。それにしても、生まれてこのかた読むのが遅い……。あまりにも遅い。ぴゃぴゃぴゃっと斜め読みして大意をつかむのも、何だか損した気分になる。いやしくも読書に着手したからには、巻頭から巻末まで一字一句舐めるように読んでいかないと納得できないというこの貧乏性。結果的に時間というコストを浪費してしまっているのではなかろうか。 とい

          ああ^~うめえなぁ!

          野 田 内 閣

          前回のあらすじ:オイラー乙ゥ^~ タイの寺院で一時出家してきた方のニコ生放送を見た。パーリ語による得度式を行ったのち、朝4時起床で作務、食事、午後の休憩以外の時間は瞑想三昧、午後9時半には就寝という生活を2週間ほど?過ごし、還俗式を行ってバンコクにある職場に戻って来られたそうな。 私も「近場の瞑想する場所探して行くぜ!」とかここに書いた割には一向に実行に移していない……、自宅で行う分にはやってはいるのだが、放送者の方も「自分で瞑想してるだけではあまり深まらなかったので」とい

          野 田 内 閣

          イ ワ ナ 僧

          前回のあらすじ:ジ ャ ガ ー ノ ー ト えー、本日の議題は「輪廻と業と恋愛と俺とお前と大五郎」ということで予定しておりましたが……、 シミュレートの結果、これらを絡めて語ることは非常に難しい、と言うか、語るに先立って現代社会の恋愛市場/私情/至上化について、ひいては、私どもを拘束している見えざるドグマについて明確に定義をしておかないと、フワッと表面を撫でるだけの議論に陥ってしまうことは明白だなあと、そう考えましたので、ちょっとそっち方面が煮詰まるまで保留を検討しておる次

          イ ワ ナ 僧