裏窓(1954年)
言わずと知れたヒッチコックの名作。
1954年というのは、本当に映画全盛期ですね。
日本では「七人の侍」「ゴジラ」、アメリカではこの「裏窓」「麗しのサプリナ」「波止場」、イタリアだと「道」。
グレース・ケリーの美しさは、現実のものとは思えません。イーディス・ヘッドの衣装も素晴らしく、ブレスレットや手袋等小物まで含めて非常に完成度が高く洗練されています。
今の目で見ると、ストーリーの進み具合がややもたついて感じます。
当時はウリだったであろう恋愛パート(2人のキスシーン等)はもっと少なくてもいいかも?
私は通いの看護師さんステラが好きです。いい味出してます。
原作だと使用人の男性1人を、恋人と看護師の2人に分けたのが、ヒッチコックグッジョブです!
三谷幸喜さんもどこかで書かれてましたが、ピアニストの曲がもっとキャッチャーだといいのになーと思いました。ずっと流れているわりに覚えにくい…。
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