見出し画像

*20文字小説ありがとう

あと数時間で、11月が終わってしまう。
楽しかった11月が終わってしまう。
20文字小説の企画が終わってしまう。

初めて20文字小説が完成した時の
ピッタリ感♪ ♪
文字が七色の音符みたい見えた。
お風呂あがり、ドライヤーで
髪を乾かすのもそっちのけでワクワクした。

たくさんの20文字小説の応募作品を
読ませてもらうのも、夢中になって
そして、ドキドキ、ワクワクした。

目の前に大きなパフェがあるみたいで
次はスポンジかな?次はクリームかな
次はフルーツかな?次はシリアルかな?
次はチョコレートかな?って
何が出てくるかわからない
ワクワク感、ドキドキ感が
膨らんでいく風船みたいに
丸っこく、膨らんでいった。

雨上がりの虹に心が跳ねたのも

急に寒くなった、気温が目の前を
通り過ぎたのも

ふいに、耳に入ってきた
クリスマスソングを口ずさんだのも
全部、きっと20文字小説のせいだ。
全部が繋がっていた。

『楽しいって、切ないんだよ!』

七色の文字が、振り向くことなく
途切れ、途切れに、、、
顔を上げたら、笑って手を振っていた。

この記事が参加している募集

今こんな気分

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?