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家という居場所

生まれてこの方、結婚願望というものを抱いたことがなく、私はこのまま独り身で一生を終えるのだろうとなんとなく思って生きてきた。

その気持ちが少し変わり始めている。

いろんな人と関わってみても、親しくなっても、楽しく過ごしてても、ふと現実にかえると私は部外者。

いつも外側にいる。

森に来てから、そんなことを感じる瞬間が何回もあって。

あれ、寂しいかも。と思った。

そういえば、小学生の頃から人に隙を見せてはいけないとなぜか思いこんでたから、家を一歩出たら心は完全武装。

家の中だけが安らげる場所だった。
5人兄弟の7人家族で、喧嘩しまくってたけど、家が1番楽しかった。

いまでも家族であることには変わりはないし、実家に帰って会えるのは楽しみだけど、みんな自立して時間と共にあり方は変わっていく。

いつまでもあるものじゃないから、
居場所は自分でつくっていかないと。

昔に思いを馳せつつ、
わたしは自分の居場所として家族が欲しいんだなあって思う。

結婚願望じゃなくて、家族願望か。

思いきり笑って、思いきり愛して、思いきり支えてもいい。自由な場所。

私の家族がそうだったわけでもないけど、私が作るならそんな感じ。

あんまり表立っていうことでもないんだけど

私にとっては、結局、家族。

まあ、死ぬまでに。

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