俺の屍を越えてゆけ

娘6.91と眠る前
よくやっているのが
【あたましりとり】である。

娘にゲームを通じて
遊びの樂しさを享受すると同時に
厳しさや父の偉大さやなんか色々
いい感じのものが伝わればいいな
と思って考えたゲームである。

ルールは簡単
・前の人の単語の尻だけでなく頭からでも続けられる
 (例:パンダ→“ダイコン”でも“パンツ”でも良い)
・基本的なルールはしりとりと同じで
 一度使用した単語は使用不可だが
 同じ単語でも意味が違えば使用可
 (例:クモ『雲』『蜘蛛』)
・予めタイマーなどで制限時間を設けておき
 タイムアップ時点でターンを迎えていた側の負け
・お互い知っている単語でなければならない
 逆に知っていさえすればローカルな単語も可
・ただし、人の名前ならばフルネームが原則
・知らない単語を言ってしまった場合は解説が必要


さて、6歳の娘と眠る前の遊びとしてやっていたが
基本的に手抜きはしない。
【お互いに知っている単語でなければならない】
と言うルールがある以上は対等な立場なのだから

とはいえ
そこはやはり年の功なのか
概ね父親である私が勝利する。

その度
娘は本氣で悔しがり
時には夜中にも関わらず喚き散らすこともある。

その娘に
昨日の晩普通に負けた。

悔しさより嬉しさが勝った。

私「カラス」
娘『カイガ』
私「ガッコウ」
娘『ウンチ』
私「ウンコ」
娘『こっ!!…』
私「ん?もぉおしまいか?」
娘『こ…こ……個人情報!!!』
私「!!」


そう
6歳児の放った
【個人情報】の破壊力に
私は笑わずにはいられなかった
6歳が?個人情報とか氣にしてる?時代?なんだこれ?
あかん無理!! ゚∀゚︎)・∵︎.ぶふぉ!

そしてタイマーが鳴り響いた。

そう。
6歳の娘は表示されたタイマーの残り時間も計算して
【個人情報】を放ったのだ。

カンパイだ。🍻
父は君の更なる成長を願っている。
コンゴトモヨロシク。

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