見出し画像

俺夏の映画観るために毎年生きてるのかもしれない 〜ギーツ キングオージャー劇場版〜


公開日である 2023年 7月28日(金)


映画
王様戦隊 キングオージャー
アドベンチャー・ヘブン

仮面ライダーギーツ
4人のエースと黒狐


の同時上映2作を見てまいりました。

当日中に書きたかったけど仕事終わりに行ったのもあって帰ってからだと眠気に負けてしまい。翌日も朝から晩まで予定あったので大分出遅れてしまった。

始まったばかりなので鮮明な感想は避けるが言える範囲で語っていこう。

結論だが


仮面ライダースーパー戦隊のある夏は最高!!

もうこれに限る。


夏は暑い。盆前はクッソ忙しかったりマイナス要素が多めで正直しんどい。

ただそれでも夏が嫌いになれないのは祭りやフェス(ロッキンなど)のイベントが多い。
今は帰れていないが帰省して普段体感できない自然に帰れる。
誕生日が夏場でプレゼントが貰えたりとイベントだらけなのもある。正直もう年取りたくないが。

そして理由の一つに仮面ライダースーパー戦隊の夏映画が見れる事もカウントされる。


スーパー戦隊は話が出来上がってきた段階。
仮面ライダーは放送終了が近づく段階で完成しつつあるキャストの演技、ストーリーの集大成を見れる。

こんな2作に興奮されるからこそ夏映画は堪らない。
毎年夏に向けて生きてる感じがする。

昨年のリバイス、ドンブラザーズ映画から1年という早さに驚かされるが今年もこの時を迎えることができて嬉しい。


私の夏映画にかける思いが伝わったかは分からないが早速話に触れすぎない程度に書いていこう。



キングオージャー アドベンチャー・ヘブン


投稿段階だと決闘でラクレスに勝ち、ギラは王様としての第1歩を踏み出した。

そんなギラが正式に王になるための儀式が行われるというのが今回の話。

王に即位する時の恒例行事が死人のいる世界に行くというもので、初代シュゴッタム国王が新しい国王にチキューの真実を教えるというのが毎回のことだが「ギラではこの先の災厄を止めることはできない」という判断で初代王が代わりに復活しようとする事によって戦いに発展する。

というのが大まかなストーリー。

この作品、キングオージャーの王様達の過去の見せ方がとても素晴らしかった。

話は伏せるもののキングオージャーの王の周りでは死が直結した人間関係はテレビシリーズでも度々出たので予想しやすいと思うが、それだけでは分からなかった描写が映画で文壇に使われていて嬉しかった。


ヒメノのシーンは泣くの確定。
カグラギ視点だと彼が王になった経緯がここで明らかになったり、リタの罪人への向き合い、ヤンマ君はいつものヤンマ君、ジェラミーもいつも通りだったりと特別感もありつつテレビシリーズさながらの安心もあってラフに見やすかった。

そして着目すべきはやはりギラでしょう。
「ラクレスを下ろすために王になり、その後何がしたいか?」という彼にとっての王としての覚悟が話のキーになる。
そんな彼の心境変化を見事に演じ切るギラ役酒井さんの演技力に浸りまくれる30分は素晴らしすぎて30分じゃとても足りない。

というより30分じゃ物足りないくらい更に深堀してほしい作品というのが率直な感想だ。
尺都合で仕方ないもののテレビシリーズに直で関係するのでディレクターズカットとして値段張ってもいいので後々見せてほしいレベル。


その話を盛り上げるゲストの皆さんも素晴らしい

死の国への案内人デボニカを演じられた佐倉綾音さんも本業が声優というのもあって歌やセリフの完成度がめっちゃ高い!!!演技の高度さに終始度肝を抜かれた。話の重要人物として納得せざるを得ない。

トウフの前女王イロキを演じられた雛形あきこさん、カグラギとの対話がメインだったものの王としてのイメージをスっと頭に入ってくるほどの演じ方で圧巻だった。
私の推しがカグラギというのもあるが彼が王になった経緯をここまで素晴らしいシーンで知れたのは感動以外の何物でもない。

最後はラスボス、ライニオール・ハスティーを演じられた中村獅童さん。
他の作品でも素晴らしい演技なのは百いや万も承知だったもののスクリーンで見る彼の演技、というより覇気には終始息を飲んだ。
ラスボスとして不足なしのインパクトでギラと正反対なポジションとして視聴した私としても大興奮でした。
彼の非情に近い性格とギラの守りに徹する相対する考えでの衝突が物語を更に盛り上げていきます。

内容を結構省いて感想書きましたがまだまだ話足りないほどのボリュームで大変満足しました。

見に行かれる人はハンカチ必須です。
マジで危なかった、いや泣いた。




仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐


昨年秋に始まったついにギーツにも夏映画が。
1年経ってしまう寂しさと待ちに待った気持ちが交錯した。

この日がきた寂しさの反面楽しみだったこの瞬間


もう最高でした!!!!!


時間軸がどこかは分からないけど、テレビ本編でやっているいつものデザイアグランプリを思い出させるシーンも入っていて懐かしい気持ちにもなる。
ただそれもつかの間、The映画!!というのを思い出させる演出!世界観が一気に体験できる夢のような1時間に変貌する。
いや何なら1時間という概念すら忘れるほど大ボリュームで興奮されっぱなしなのを覚えている。

いやてんこ盛り大興奮のあまり記憶が整理し切れないのもある。

まとめるとネタバレに近くなるので個人的に印象深い箇所をピックアップする形で感想書いていこう。



まずこの映画最大の見どころといえば

浮世英寿役、簡秀吉さんの演技の振り幅!!
これには触れざるを得ないでしょう。

力任せな英寿、インテリな英寿、楽観的な英寿、〇〇〇な英寿などどれか1つ絶対素の簡さんいるでしょ!ってくらいテレビでは絶対に見ることのできない浮世英寿を堪能できます!

テレビシリーズも最終回に近づいてきた今より一層スターオブザスターオブザスターの虜になること間違いなしの映画です!


といってしまうと終わりそうなので次へ




もう1人、いや2人のMVPこと道長
2人というのは道長演じる杢代さん、バッファのスーツアクターを務める縄田さん。

いつもと違う英寿に翻弄されながら戦うシーンは自然と口角上がってまう笑
そして変身後のバッファを演じる縄田さんの活躍なしには語れない。がこれに関しては現地で見た方が分かりやすいのは言うまでも無いので伏せておこう。
見た後なら2人の面白い点とアクターの芸の細さにより驚かされると思います。

これはテレビシリーズに関わる話で、1話目からバチバチだった英寿と道長がここまで信頼できる関係にまで発展したことに時間の流れというか成長を感じますね。




このままだと全員深堀しちゃって時間も足んないのでメインの感想に移りましょう。

今回のゲスト
仮面ライダーXギーツに変身するメラを演じられたチョコレートプラネットの長田庄平さん
相方メロを演じられた工藤遥さん。
の2人は触れねばなるまい。

Xギーツを見た時は英寿以上にクールな敵キャラと思いきや全く正反対というギャップに驚かされる。
発表当時は賛否あったものの、そんなものどうでもいいくらいキャラクターと戦闘スタイル全てがベストマッチだった!

というよりXギーツのアクション見るためだけでももう一度見る価値は大アリでしょう!

そして工藤遥さんはルパパトから5年ぶりニチアサに帰ってきて歓喜したファンも多いんじゃないでしょうか?
私的にはルパパト以前に、モーニング娘。として活動していた時の方がイメージとして大きいですが。

私昔からモーニング娘。など所属するハロープロジェクトのいわゆるヲタクをしていたので工藤さんはメンバー当時のイメージが色濃いです。

今回の映画で工藤さんの演技を久しぶりに拝見しましたが明らかにレベル上がってて震えました。
5年のキャリアは伊達じゃないっす汗

パンフレット見て驚いたのが、プロフィールにモーニング娘。もルパパトも入っていないこと!

この2つがキャリアに入り切らないほどの経験積んで帰ってきたことがハロヲタ(ハロプロのファン)として誇らしいです。

そして本人もメラの役作りは大変そうで、初美花っぽさが出ないように確認したとのことで次この映画見る時も新たな発見できそうと楽しみになりつつ、工藤さん自身が真剣に役者という仕事を歩んで来たことが伝わって嬉しいです。

俺、こんな素晴らしい人のモーニング娘。加入を映像だけど当時見て、コンサートの歌も見て、握手会も行ってたのか、、もっと噛み締めとくべきだったァァァ!!!!

と今になって後悔デカいくらいビックになって帰ってきたのがもう、感動です。




ちょいとアツくなりすぎました。

今回のメイン!ギーツワンネスはネタバレ前に見てよかった!!!

夏映画限定のパワーアップ自体が久々で、しかも最終フォームに匹敵レベルが思い出せる範囲ジオウ以来だったので大興奮でした。
余談だけど昨年の仮面ライダー五十嵐はアルティメットリバイ、バイスと比べてどの立ち位置なんだろ?

テレビ本編で重ねてきた関係が間接ながら繋がるのは私個人的に大好きな「仮面ライダーフォーゼ みんなで宇宙キターッ!」という2012年夏に公開された映画と似た作りで個人的に大興奮でした泣

ギーツ本編ずっと見てきた人なら大興奮まちがいナシなので是非行ってください!!!

ギーツワンネスのIDコアも数量限定らしいのでお早めに!!!

それと次の仮面ライダーガッチャードも先行登場します。
面白い世界観になりそう!と期待持てましたのでこちらも映画館で一足先にお楽しみください!


という感じで止めましょうか。

語りたいことまっだまだ山ほどありますが感想は以上です。


ギーツの時間軸がいつかは投稿時点で明らかになってませんが、終わり方次第では最終回見てから劇場にまた足運ぶかもしれません。
というより後2周は追加で行きたいレベル。


ギーツはあと数話。
キングオージャーは折り返し

と早いもので時間進みましたが残された夏期間を楽しみましょう!!!


それとギーツワンネス初見から好きすぎて玩具揃えたいけどこれガッチャードも玩具集めるパターンになっちゃうかな汗

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?