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埼玉旅行 その②

 川越の中で個人的によかった所は、喜多院でした。江戸時代の初期に天海大僧正が住職をつとめた寺、そして、江戸城から移築された三代将軍徳川家光・春日局ゆかりの建物を見ることができます。建物内部は写真撮影禁止ですので、写真はありませんが、ぜひ建物内部もご覧いただきたいです。

 また、門の外からも少し見えるのですが、日本三大羅漢のひとつにもあげられるらしい、五百羅漢は実に多様な姿をしておられます。様々なものを持ったり、様々な表情をしている羅漢の姿を見ていると、自分の羅漢像だとどうなるのかを勝手に考えてしまいました。個人的には何も持たず、できればできるだけぼーっとした姿で表したいなと思いました。

 三大つながりでいうと、日本三大東照宮のひとつとも言われる、仙波東照宮も隣接しており、一緒に見学できます。ただ、仙波東照宮は日曜日以外は近くでお参りできないのでご注意ください。

 また、土曜日のみ公開している、永島家住宅は埼玉県に唯一残る武家屋敷で、無料スポットですが、ボランティアの方が丁寧に説明してくださいまし。広い敷地の中に、歴史ある建物が残されており、庭を維持するだけでも大変なのは一目でわかります。実際に、この永島家住宅は隣にはマンションが建っていたりもする中、令和の時代まで伝えてもらった貴重な武家屋敷を維持してもらいたいなと思いました。

 ほかに、東日本唯一の本丸御殿の遺構である、川越城本丸御殿。江戸後期の建築のため意外と新しいです。ほかにも旧山崎家別邸なども建築や庭園が好きな方にはおすすめスポットです。

 

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