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【芸術系統に所属する就活生の皆さんへ】 明日からの就活の進め方をアドバイス①

世界では大変な事が起こっていますが、求人募集サイトを中心にした就職活動は例年通り、明日3月1日0時よりスタートします。

私は、芸術系統を学んできた大学生の方をこれまで9年間、1対1で支援してきました。長年サポートした実感では、芸術系の学生は、一般的な「就活に向いてない」とみられる様々なイメージに対して、いい意味で裏切られるところはたくさんあります。
その中でも、実は、「芸術系の学生って他の学部の学生にはない武器を持って戦える」学びを受けてきています。
でも、就職率が他の学部より相対的に低かったりするのは、その武器を自身や先生や家族を含めた周囲も気付けていない事が多いからです。
私は、その部分をうまく突いて、担当する芸術学部の就職率を上昇させてきました。

私の記事では、芸術系統の学生が持つ武器や活かし方、オススメの業界・企業などを不定期にお伝えします。

さて、本題。明日から募集活動が本格化します。実質、クリエイターの就活は始まっていて、映像制作関連、インターネットサービスプロバイダー、大手のゲームメーカー、ディベロッパーなどでは既にクリエイターの内定が出回っています。(優秀な学生が中心ですが)
とはいえ、大半の企業はここから募集→選考に向けた活動を活発化していきます。

私の勤務していた大学では、例年この時期の段階で、クリエイター希望者60%、一般就職希望者40%、就職以外の進路を希望するのは全体の3%程度といった割合でした。卒業年度末には、97〜98%の就職内定率になっていましたので、大半は何かしらの職に就き卒業してくれました。

その上で、この時期に大切にしていたのは、
「とにかく早く積極活動できる態勢を作る。」ことです。
一般的に芸術系統の学生は、就活のスタートがのんびりで、活動の進め方やモチベーションにも偏りやムラがある傾向にあります。
※その理由は別稿にて。

ですので、一般就職はもちろんのこと特にクリエイターを目指す学生については、他の学校の学生が動く前にがっつり活動を開始していました。
そのメリットは、
・作品選考のハードルが、1次締切が一番通過基準が優しい傾向が強い。
・求人数が多いので、応募を進める事で自身のポートフォリオの適正方向やレベルを知り、修正する時間的余裕が持てる。

この2点が大きいです。
「この学生の作品レベルじゃしんどいかな」と思っていた学生がスッと通ったりするケースを何度も見てきました。
※この時期は、ポートフォリオのレベルにバラつきが大きいので企業の選考者サイドが全体レベルを測りかねるケースが多いのと、面接重視傾向が強い時期でもあるからです。

まだ、100%のポートフォリオになってなくても良いので、
希望する業界にPRしたいポイントを押さえたレベルになっていれば、
積極的にチャレンジした方が良いです。
※「100%にならなきゃ受けれない」という考えは一旦置いておくことを
オススメします。他にも、芸術系の学生のクセとして「自己分析が不十分」「行きたい業界がわからなくて」と準備が出そろわないと動きが鈍る学生が多いなぁ。。と思っています。はっきりいって「準備できたとて・・」です。

②では、具体的な活動方法についてお伝えします。

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