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嫉妬と自己肯定感

彼氏に嫉妬してしまう。
彼氏の周りの女の子に何だかいい気がしない。
私が1番で無くなるのが正直こわい。
彼女なんだから、もう少し堂々としていたらいいのに。

彼氏と喧嘩をした。
彼氏が同期の女の人の話をたくさんするし、その人からのプレゼントを受け取ったから、私は嫉妬してしまった。
どうしても距離が近い気がする、嫌だなと彼に言った。
すると、彼も機嫌が悪くなった。
自分は、同期の手伝いをしてるだけで、実はやりたくないし、プレゼントもそのお礼だと。
自分の時間を割いて、頑張って良いことをしているのに、怒られるのは不服だと。

なるほど。確かに、私が過剰になっているだけかもしれない。
実は、彼と女の人に何か怪しいことがあるとは疑っていない。

そうではなくて、何だかモヤモヤするのだ。
他の女の人に一生懸命になってる彼氏が嫌なのだ。

モヤモヤするから女子会で相談してみた。
彼氏に必要以上に嫉妬してしまうと。
2人の友人は、私に共感は示しつつも「実は嫉妬したことがない」と言っていた。
びっくり。
そんな人いる?でも、2人は強がってるわけではなく、本当に嫉妬したことが無さそうだった。

「だって私が1番可愛いって思ってるから」

補足すると、実際に2人はめちゃくちゃ顔がかわいい。1人は新木優子という感じで、もう1人は広瀬すずにすごく似ている。

なるほど。彼氏の近くにいる女よりも、自分の方が圧倒的だと思ってるから、嫉妬しないんだ!
私は納得すると同時に、心底羨ましいなと思った。

私はどうだろうか、と真剣に考えた。
私は自分のことを「1番かわいい」と思ってるのかどうか。
答えは「全く思ってない」だった。
客観的に見て、顔もスタイルもごく普通の私は自分のことを可愛いと認めたことはなかった。
むしろ、周り比べて全然だなと思ってしまっていた。

こっそり「自分が1番可愛い」と思うのはアリだな、と思った。
誰かに言うのではなくて、自分の中だけで思っておくだけなら。
彼氏の中では、きっと「私が1番かわいい」のだから。
ちょっと自信を持ってみてもいいのかな、なんて思った。

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