最後の時間に寄り添えること
今日は、病棟時代に一緒に働いていたメンバーとランチでした。
今でも会って楽しく話せること、感謝です。
昨日は、利用者さんが天に召されました。
食事量が少なくなってきて、昨日は水分も取れなくて、それでも午前中は名前を呼ぶと、こちらを見てくれました。
午後、呼吸が止まりました。
眠っているような穏やかな顔。
まだ柔らかい手をそっと握って、お別れをしました。
利用者さんたちは、昔は若くて、バリバリ働いたり、元気だったと思うのですが、私はその頃を知りません。
出会った時は、疾患があったり、車椅子に乗っていたり、本当に最後の時間を一緒に過ごします。
若い頃は、華やかで楽しい時間です。
私自身もそうだったし。
今は、歳を取ったせいもあるけど、華やかな時間には興味がなくて、いろんなものが取り去られて、それでも尚生きている利用者さんたちの姿に、惹かれます。
そこに、人間の本質を見るような気がするのです。
利用者さんの最後の時間に寄り添えることが、嬉しいです。
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