研究室の様子を知れて良かったという話
こんばんは、昨日今日と書こうと思っていたのですがなかなか時間が取れず、書くことができませんでした。(本当は空き時間とかに少しずつ書くべきなんでしょうけどもね…)
さて、記事を投稿していない間に私は研究室の見学及び聴講をしました。あと、マックスウェーバーの職業としての学問を途中まで読んだのでそれと絡めながら話していければいいなと思います。
研究室の見学での所感
いや想像してたより遥かにレベル高いですね…私は研究室に配属される年齢よりも若いのでそれもあるかもしれませんが、とにかく発表全体のレベルが高かったです。
特筆すべきは研究室の人達からの質問のレベルの高さですね。当然博士課程の人や教授などもいるのですが、着眼点と問題解決の高さをありありと感じることができました。研究方針などについても提案されていたりしていて、熟練してくると一回に見える展開の量が多いんだろうなと感じました。とても良い例えとは思えないですが、将棋の様ですね。
今回の研究室見学では隔たりがまだまだあることを再認識できました。幸いにも研究室の所属までには時間があるので、今から論文を読むことで必要な知識を増やしておこうと思います。いやはや、まさか高校の時よりも大学生になってからの方が先を見据えることになるとは。これが理系という物なのでしょうかという風に感じる次第です。(楽しいですけどね!)
情熱が想像以上に大事なのかもしれない
さて、ここからは先日少し読んだ『職業としての学問』の内容に絡めたお話です。この著書では、前半ではその当時のドイツの大学教員と米国のそれを比べて、そしてこれからの流れを軽く述べていました。そのあとに研究及び学問に対する心構えについて書かれていて、そこには"情熱"と"作業"が大事だと書かれていました。これらにより人は独創的な直感(この本では霊感と呼ばれていましたが)が身に付くのだそうです。
ここで、情熱というのは皆さんの考える情熱と一致しているのですが、作業はおそらくここでは手作業的な事を言っているのだと思いました。もちろんすべて手作業とはいきませんが、自分が主体にならないような、全心をかけていない状態では作業の要素が不十分だという事ですね。
作業に関しては、現在の科学の発展の仕方が非常に特異で速いため何とも言えませんが、情熱に関してはほぼほぼその通りだと思います。私が1年次に行った研究室の先生も研究において一番大事なことは熱意を持てるかとおっしゃっていましたし、どの教授を見ても皆さん自分の研究に褪せない熱意を持っていました。皆さんも何か情熱を持てるものに集中してみると、その時点の得意不得意に関わらず後々優れた結果になるかもしれません。
いやー、区切りがへたくそですね、自分。とにもかくにも、研究室を通してやる気が上がったよーみたいな報告記事でした。今日はこのあたりで。最近は夜はめっきり冷え込むようになってきたので風邪をひかないようにしてください。
おやすみなさい。