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推しの追憶イベを終えて


Crazy:B HiMERU推し。
HiMERUを好きになって1年と半年。
ネタバレもしてますので大丈夫な方のみ閲覧ください。誤字脱字、今の自分の気持ちをそのまま書いてますので読みやすさや適切な言葉使いなど配慮がされておりません。ご理解の程、よろしくお願いします。

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追憶

遊色が奏でる
オブリガード

7周年生放送は一体なんだったんだ…

今までの穏やかな気分で
見ていたのが嘘のよう。
頭の中が真っ白になった。

きっとこの爆弾を落とすための
前フリだったのではと思うほど
全てのタイミングが完璧だった。

いよいよ……いや、とうとう
秘密が暴かれる。
HiMERUシークレットは
シークレットにして欲しかった。

以前のストーリーからHiMERUくんは
1人ではない事を薄々感じていて
秘密が明らかになってしまう事で
HiMERUくんに対する好きが
無くなるんじゃないかと
不安で怖かった。

HiMERUを知らぬまま応援するのと
知った後の応援するは別物になるのが
目に見えて分かったし、楽しかった事が
全部無かったことになるのかな……
ってしんみりした。
あと、こんなに楽しみじゃない
イベントも初めて。
こんな気持ちにさせてくれてアリガトネ。

そして悪夢のようなイベントが始まる。
こんなに苦しい気持ちで走るのか…
気持ちに整理はついてない、でも
私にできることは
とにかく走れ、走れ……推しのため
最後のイベントになるかもしれない…
後悔しないように……それしか無かった。
100回特攻回して、★5が出なくても
進むしかない……
消えてく諭吉に寝不足と両手の腱鞘炎
この痛みだって、推しがくれたもの…

決心が着いたところで読み始めるストーリー。
読み進めると分かってくる人間模様。
『地獄へようこそ』の意味が
ようやく分かる。

学校ってほんと小さな社会の縮図ですよね。
権力ないくせに権力振りかざして
ふんぞり返るんですよ。
自分の学生時代を思い出して
胸の当たりがザワついて苦しかった。
学生時代は楽しい記憶ないですもん。
苦い思い出もあの場所を「青春」と言った風早巽は
澄み切った純な世界を生きていきたい人なんだって
思いましたよ。凄いですよ。この男。

そして本題の秘密の内容ですが……
あえてここは兄と書きますが、
弟をあの時、助けられなかったから
弟の憧れてた場所を兄が必死で守る
そんな兄弟愛に満ちてて、素敵……
なんて思わない。
悪いのはって弓弦さんに言わせないし
これがハ〇〇レだから〜
で済ませたくない。

綺麗事じゃ済まないこの世界だけど
正しいことは時に悪にもなるけれど
正義や正論を言った側が悪くて
都合の悪いことは闇の中。
世の中の嫌なこと、差別やいじめを
グツグツ煮込んだ、
光も救いもないこのストーリーを
最高!って思いたくない。
だって、HiMERUが可哀想じゃないか。
弟が、兄が、あまりにも
可哀想じゃないか。


弟がなりたかったアイドル『HiMERU』を
兄が演じているこの状況。
弟がそのまま引き継いでもHiMERUじゃないし
兄がそのまま続けてもHiMERUじゃない。
『HiMERUって何者?』と考えると
『HiMERU』は概念なんだと思う。
どちらがHiMERUになってもならなくても
それは本当のHiMERUではないのです。
ここの思考回路複雑なんですよね。
ニュアンスで伝われ。


今のHiMERUくんは
自分の名前も顔も捨て、
人生も犠牲にして守っている、
自分の自尊心のため、自己満足のため
仕事内容が身内だっただけだと
言ってたけど、
あの時の後悔と自己批判もあると思う。
弟に信じてもらえなかったから、
今度は信じて貰えるように、
守れるように……。
開花後のスチル
なんだか祭服っぽくて、
『神に許しを乞う』イメージ。
弟への贖罪とかね。懺悔とか。
微笑んでるけど、あの微笑みは
嘲笑ってるような含みを感じる。
許される訳が無い、償って当然とか…
でもね、最後に許すのは自分なんだよ…
自分が、自分を、許さないと
この感情に縛り付けられるんだよ。
HiMERUくんに、論破されても
言ってやりたい。

そして、
『我々は未来を見据え、
今を懸命に生きなくては』
HiMERUくんの一言が
こんなにも力強く
儚くて美しいと思ってしまった。

それが私の答え。

次の展開として、弟が回復して、
アイドル復帰になる時がまた
HiMERU推しの試練だと思う。
弟か兄かの2択も無理だし
どちらかが消えるのも無理だし
2人が絡んでるの見るのも無理だし
(私は今のまま現状維持して欲しいと
思ってしまっているので)

私の中で決まってるのは
あなたが役目を終えて
ひっそりといなくなった時は
悲しいけど、寂しいけど
私もそっと離れていくということだけ。

私が好きなのは今を生きている
HiMERUくんだから。

だからあなたをずっと応援させて欲しい。
ただただ、あなたの幸せを願うばかり。


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