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フランコ・ロッソ
2024年3月18日 19:45
喜左衛門は自責の念と恐怖で恰幅の良い身体がすっかり病み衰えてしまい食も喉を通らなかった仲間の次郎兵衛という者が詳細を尋ねると目を丸くし 上役に事の仔細を話し 喜左衛門に暇を出した すっかり弱ってしまった喜左衛門は歩くことが不自由になり 駕籠で村の外れにある佐一の墓の前で行ったかと思うと土下座し 詫び証文を供え念仏を唱えた その晩 あのぼた餅を食べた旅籠で泊まるとぼた餅ァいらんかえー…ぼた餅