ラーゲリより愛を込めてを観て

 ラーゲリより愛を込めてという映画を観てきました。
 みなさん、藤原正彦先生をご存知でしょうか?彼も満州からの引き揚げ者です。詳しくはお母さまの藤原ていさん著の流れる星は生きているという本をお読みください。
 ラーゲリより愛を込めても、シベリアの捕虜収容所のお話がメインなのですが、日本に4人の子どもを連れて帰った妻の苦労を想像すると涙無くしては観られません。私の伯父も満州からの引き揚げ者ですが、伯母は頭を丸坊主にし、男装をして逃げてきたそうです。レイプされないようにです。そして子どもを1人途中で亡くしています。もし、お若い方でこういう事実を知らない人がいたら、ぜひ興味を持っていただきたいと思います。私は知っている以上知らん顔ができない性分なので伝えていきたいと思います。
 現在も醜い戦争が日本以外では起こっています。微力で何もできないけれど、こういう映画を観て被害者の心に寄り添うことは無駄なことではないと思います。
 ポップコーンの売上金の一部が発展途上国の給食に使われるそうです。TOHOシネマですがとてもいい試みだと思います。余裕のある方はポップコーンを食べてくださいね。
 auも映画が安くなるそうです。私は文化的なものに協賛する企業に好感を持ちます。というか大きな会社は使命感を持って日本の文化に寄与するべきだと思います。草の根の小さな活動が日本の国力になると思います。政府を批判するなら自分もできることをやるべきだと思います。

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