光る君へ　第一回感想ほか以前のドラマも少々

パピルス狼煙のまとまらない書き流し

あっという間の一時間。雅な平安と思いきや、噂話や陰謀策略、一方的な兄弟喧嘩、最後の方では、まさか刃を見ることになるなんて。阿部晴明に始まり盛りだくさんでした。

今回は主に子役の人達についてと、本多力さん。

子役さん達。
まひろ役の落井実結子さんは、表情も演技も良く。どこかで観たなと思っていたら、鎌倉殿の大姫の子供時代もやっていた。木曽義仲の息子義高役、市川染五郎さんの許嫁になっていて、二人の悲恋をおもいだした。仲睦まじく遊ぶシーン、義高が追っ手に追われて刀を抜こうとしたとき、大姫との思い出のものが絡まってすぐに抜けなかったシーンがせつなく。今回染五郎さんも出ないかな。蹴鞠似合いそう。
歌舞伎繋がりで、円融天皇役の坂東巳之助さんも好きな俳優さんなので、天皇役がなかなかお似合いで嬉しかった。

三郎役の木村皐誠さんは、日焼けがいい感じのスラリとした少年で好感がもてた。道長役の柄本佑さんに繋がる性格の片鱗が感じられる演技で、来週から楽しみだ。

まひろの弟太郎役の湯田幸希さん。かわいらしかったし、母を亡くして泣くシーンは本当に泣いているようで。そういえば国仲涼子さんの母親役、素敵だっだだけに病没になるかと思いきや、あのようなシーンはかなりびっくりした。今後の伏線になるのかな。

それから話題になっている師貞親王(花山天皇)役の伊藤駿太さん。端正、品のある顔立ちで平安の上流衣装が凄く似合っているのに、あの変顔始め振る舞いは見事。インパクト大。彼の雰囲気を活かして、他の作品にもこれから沢山出て欲しい。岸辺露伴のシリーズとかにも合いそう。

本多力さんは、ここ数年気になっている役者さんで、最初の出演者一覧で百舌彦役として見つけたとき、思わずおぉ！ってなってしまった。
NHK大奥にも出ていたし、NHKでは他にわたサバで問題有りの会社員役やっていて、アドリブだったのかなぁ、主役とのやりとりがめちゃくちゃ面白くて物凄く良かった。
これから先も、道長の従者のままなのかしら。気になってちょっと調べたら、まだまだ出演されるらしい！やったー！

初めて気づいたのは、北川景子さん主演の「家売る女」で同僚役。このドラマは役者さん達と脚本がとても良くて、楽しく視聴していた。そういえば、仲村トオルさんが、このドラマでとぼけた役柄をしていて驚いた。仲村トオルさん、職場の皆の溜まり場のような店ちちんぷいぷいで、割り箸を両頬に当ててぼやいたりしているシーンが印象的だった。こんな一面が見られてラッキーでした。
話を戻して、このときの本多力さんは、イモトアヤコさん演じる、時にサボるやる気のない同僚と結婚したがすぐに離婚した役。あまり仕事熱心ではない苦手なタイプの会社員を演じていて、かえって印象には残り。ただ顔が髪型で見えづらく、このときはまだ名前は覚えていなかった。

それがわたサバで気になり、浦安鉄筋家族(これも俳優さん、素敵な人ばかりでとても良い！確認してみたら、NHK大奥に出てる人多いな。大河もだ。勇者ヨシヒコみたい。）で兄さん役もやっていたのも視聴して、あれ？この役者さんって、、、と家売るを思い出した。
観てきたものしか知らないけれど、役はとぼけた所謂ダメンズのようなものが多い。でも宣材写真をみればわかる。本来格好の良い方です。

今回も従者で、女の人に誘われてふらふらといってしまう役で、ちょっと頼りなさそう。
こういう役をスラリと(ではないのでしょうが)こなせる俳優さんっていいな。

今回の役も勿論よいけれど、いつか顔のはっきりわかるシリアスな役を演じているのをテレビでみてみたいなぁ。もうどこかでやっているのかな。
今後も注目していきたいです。