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フル回しのオルゴール

最近、数年に一度レベルで頭が回転している。
動いても動いても、底にあるマグマのような原動力が冷え切らない。

新規で始める事業の物件が決まった辺りから、こんな状態がずっと続いている。

頭で考えていることに口や手が追いつかない。

こんな状態であるから文章として構成してまとめることが中々出来ないのだが、でも何かはやっぱり書いていたい。

急がば回れと言いつつ鉄は熱いうちに打てだし
家宝は寝て待つのに善は急げなのだ。

ことわざは相反するような教えを私達に教示してくるように思えるが、


正義の反対にはまた別の正義があって、
ヤンキーが野良猫を保護してたら余計に良い人に見えて、
普段は優しい人がいざという時に頼りがいがあったら、凄く格好良くて

きっとそういうことなのだろう。

釣りは糸を垂らしてひたすらゆっくり待つという、比較的地味な行動の繰り返しなのに、魚が釣れる瞬間はド派手である。

オルゴールのゼンマイを思いっきり力を込めて回しても、流れるのは、やすらかで落ち着きのある音色だ。

きっとそういうことなのだと思う。

自分が持っている相反するような多様な面が、代わる代わる出てきて、それに対応したその時々の結果を生む。

しかし、さまざまな結果を辿ってきても、最終的には変わらない一つの音色で鳴るだろう。

それがロックなのかポップなのか、はたまた演歌なのか分からないが、今はゼンマイフル回しで頑張りたい。

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