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同僚への報告

妊娠7週目。
本来なら、まだ職場への報告は早い時期かもしれない。
ただ、人事異動の時期でもある3月は、業務の体制を決める時期でもある。上司から早い報告の方が良いと言われて、健診を早め心拍が確認できたので会議で報告することになった。

ただでさえ、人員不足でこの一年こんなに忙しいのかと思った職場。周りの目が気になるのは当然だ、みんな普段から余裕はない。

会議の終盤、報告がありますと続けた。
私事ですが、妊娠しまして、夏頃から産休を頂きます。皆さまにはご迷惑をおかして申し訳ありません。どうぞよろしくお願いします。
と伝えた。

反応は、ワンテンポ遅れて、おめでとうございます、これから必要なことあったら上司に伝え下さい。で終結した。

数秒の間は少し気になるが、私としては少し肩の力が抜けた気がする。

今まで、他の職場で産休に入る方を見送ったが、私は配慮した声掛けができただろうか、こんなに報告はストレスなのだと反省しました。

正直、残される同僚の中にはいろんな思いを抱く人がいるだろう。出産経験者が多い女性職場だって、子供に携わる仕事だって変わらない。

妊娠を言い訳に仕事をサボりたいわけじゃない。けど、産休という仕事へのタイムリミットと、つわり症状から万全の体力がないことの不安は否めない。

産休まで、私はどんな気持ちで仕事ができるだろうか。
人に頼るのが苦手な私は、どこまでやれるだろうか。



この気持ち忘れたくない。同じように仲間の時は寄り添えるようになろう。

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