アダルト版JC淫魔刑事獣鬼編6『伊良衣良と激辛』

アダルト版JC淫魔刑事獣鬼編6『伊良衣良と激辛』1
2024/01/23校正更新
2023/06/06校正更新
2023/05/23校正更新

この話はストーリーの都合上過激な性描写や暴力描写、及びグロテスク、パクリな表現を多く含みます。
20才未満の方の閲覧はご遠慮ください。

ここから先は『瑠璃』さんがわたしたちを巻き込んだ陵辱事件が無事解決?してからのエピソードになる。

激辛選手権王『ルシファー』
前髪に癖毛のある方まで髪の毛を伸ばした少女、というのが最初に会ったイメージだったが擬態能力を持っているらしくて何とも言えない、
【この娘が全くもって正体が不明だとしか言いようがなかった。しかし最近になって『ローズ』と判明、『かなえ』は最初『ローズメイディン』とか考えていたらしいが長すぎるので本人が断固拒否をしたもよう。
私が推測したところあそこにいた淫魔の中でもずば抜けた能力使いだった。彼女は私とあつしが『瑠璃』さんの正体を伝える前から彼女の正体を知っていたようだったし、奴らに種子を撃ち込まれて肉体と精神を凌辱されながら獣鬼に肉を喰らい尽くされ自我を失うという演技をやってのけていた。】

伊良衣良『博多ラーメン』
それにしてもひどいコードネームだ、博多ラーメンは縮れ麺じゃないぞ!『瞬足娘』とかまともな名前を考えられなかったのだろうか?
もっとも『〇〇娘』とかだったら断固拒否だけどね。
【未来の世界では『あつし』 こと『ニナ』を始めとする6人姉妹(とはいえ全員クローン)の長女『イカロス』である、あ、念のために断っておくが某アニメのような超巨乳の美少女を思い浮かべないように、それこそ失望しかしないから!】
決めゼリフは『遅いことなら〇〇でも出来る』だ。光よりも速く飛べるらしいが〇〇エスパーではない。

名前 不明 『刈り上げくん』
前髪以外は刈り上げのボーイッシュな女の子、どうやら未来世界では『ホームズ』と呼ばれていたらしいが、過去には志乃との関わりが深いらしい。
【この子は今のとこ正体不明、まあ未来世界におけるわたしたち6人姉妹(クローン)の1人。能力は今のところ不明、だがハルサメとナッツシリーズでは『ジェネシス』と言う能力は物事を過去の状態に戻せるらしい】

名前 不明 『ツインテール』
某進学塾のCFあたりに出て来そうな見た目は可愛い子、しかし性格は結構卑しい。
【あの忌まわしき未来世界では私の妹であり、末っ子だった『ヘナ』だった。彼女達は研究所の職員たちから陵辱、輪姦をされて大量の獣鬼の種子を子宮を通じて脳髄に撃ち込まれている、この娘の場合はその影響もあって今から9年前にタイムスリップしてから約3年間は若い女性を襲って彼女たちの生肉を生きながらにして喰らっていたらしい。
しかし彼女の前に突如として現れたふざけた幼女夏乃花奈がその卓越した肉体再生能力を駆使して『ヘナ』が飽きるほどにおのれ自身の肉を喰らわせて正常化させたとのことだ。今は3才の女児と5才と7才の男児を拾い食いやら万引きをしたりして養っている。未婚にして小学生で3児の母である。一応は『願望達成能力があるらしい、がその実力は未知数】

草薙敦子『あつし』
私の同級生であり、隣の席の男子
【未来世界での『ニナ』、本来は女子ではあるが諸事事情により男子を演じている、とはいえ『召喚、送還能力によりどんなものでの出したり送kんだりできるありがちなパクリ能力、自分の肉体の一部に対しても行える、『送還女の身体、召喚男の身体』と念じれば男になれるし『送還男の身体、召喚女の身体』と念じれば女になれる。後色々細かい設定もできるので擬態化と違い気を失ったり死んでもそれは解けない、生みの親(仮胎)は『あつこ』、だが彼女は『ニナ』を出産後銃殺されている。その彼女が『ニナ』の中に生きていた。その後、『ニナ』が9才になった頃こっそり覗きに行った『かなえ』の部屋で彼女が多人数の男性職員に強姦されているところを目撃してしまう、その時『ニナ』自身も強姦され、幼かった身体故に瀕死の重傷を受けながらも這いずって逃げ出す。その後『かなえ』が人が変わったかのように職場放棄を始め彼女が姉妹のひとりを突き飛ばした現場を見てしまい逆上して初めて召喚能力を使い斧を出して惨殺をしてしまい他の5人の保母も惨殺をして自己嫌悪から逃げるようにして過去の世界に行き現在に至る】

名前 不明『瑠璃」
私たちと同じく6人姉妹のひとり、痩身傷だらけで路上で倒れているところを水野美衣、絵留姉妹に拾われ10才まで育てられるが美衣、絵留のふたりに11才以上しか成長できない呪いがかけられているためそこからは佐原家の世話になりこの国の政治に疑問を持ちルポライターを目指す、しかし取材中に獣鬼に襲われて獣姦されながら種子を打ち込まれ幼児化が進む一方二重人格化して一方は咲の中に、もう一方は瑠璃自体に残り獣鬼に利用され精神的な身体を喰らわれながらも咲の中にいた超妖魔に守られつつ現在に至る。今はふたりとも過去の『火星探検の旅』に出かけている。(ハルサメとナッツ火星の野望)

JC淫魔刑事、文月輪、冬河銀、夏乃可奈、秋種加世、春香織、冬河銀、シルバー・ウインターリバー、水無月海、可奈野椎、佐原観萌葉類亜希、葉類智恵(上司)
部外者 風間亜希(葉類亜希に憑いている淫魔)佐原詩織(観萌の妹)、花梨(観萌の分身)山崎秋子、倶名尚愛、楓凛、樋口由紀、樋口有希などまだ出る予定の人達も含む。

彼女たちはこれまで私が関わってきた少女たちだ。まあハルサメなら身長とかバストのカップサイズとかも嬉々として書き込んでやれとろけるような完熟マンゴーとか男をトリコにする黄金マンゴーとか言い出しそうだけど私そんなのに時間割くの面倒なので茶々っと話を進ませてもらうから夜露死苦。

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【だって志乃と冴子さんに関してはあの時私は当事者だったし】と観萌。
そう言われたらそうだった。
【それに志乃なら今も私の中にいるし】
亜希はそう言って自分の胸に手を当てた。
【ちょっと待ってください、まさか『心臓の記憶ネタ』のパクリん宣言ですか?】
私が慌てふためいてそう言うと亜希は呆れたように言った。
【あのねぇさっき『B』が言っていたのを思い出してよ、私は多くの意識複合体でできているって聞かなかった?】
あきがそういったとたんに志乃さんの姿が80歳過ぎの老人の姿に変化していた。
【なるほど、意識複合体でしたか、それではいくら探しても見つからないはずですな、それであなた方はこの年寄りをどうする気でしょうな?】
(このじいさんに関しては『私は誰?5話』を参照してくださいm(..)m )
【別に良いんじゃないかな?この国の子育て環境や老人福祉問題に関して言及していた内容はちゃんと鋭いこと言っていたし】
そう言ったのは楓凛だった。
【まあ下着も着ていないズボンの中に直接仕舞い込んだフランクフルトソーセージを食べさせようとしたエロ親父とは思えない名台詞だったわよ】と秋子。
(逃走1話を参照してください。m(..)m )
【別にかまわんさ、ここで全員死んでもらうだけだわ】
冴子さんだった女性がけばい女に姿を変えていた。まるでJ党国会議員であり倶名尚愛の先輩である前田愛理のようだった。
【まさかここから逃げられる、なんて甘い考えを持っていないよね】と亜希がそう言った瞬間に私の背中にゾクッと冷たい悪寒が走った。
私が加世を背中に背負って店の天井を突き破って急上昇をして高度300,000メートルに達すると全長300メートル、口径が50メートルはありそうな中性子ビーム砲衛星がロケット推進ノズルで方向修正をしながら私たちのいた喫茶店に狙いを定めて絶賛エネルギー充填完了していた。
「あの程度なら私にも」そう言ってそれをエネルギー化しようとした加世と私のふたりを50000メートル級の超弩級宇宙戦艦が5隻、しかもそれぞれ200門の陽子ビーム砲砲門を全門開いて絶賛待機中だった。
私と花世が眩い光に貫かれたと思った時、私たちは店の中にいた。
空に太陽が数秒間だけ5つも輝くとほんの一瞬だけ熱くなった気がしたがすぐに収まっていた。
【あのふたりは?】と私。
【逃げられたよ】と観萌。
【どうやらあいつらの目的は志乃の居所を探ることだったようだったね】
と花奈を背負った獣鬼、いや、獣鬼に擬態した激辛が言った。
【さあ、これから時間旅行に出かけるんだぉ〜】
と間の抜けた口調で花奈が言った。しかし声は亜希そのものだ。
【まあ意識複合体になれる練習だと思ってさ】
え?なんですかそれ?今やらなきゃいけないことですか?
【私は花奈の中に、『B』は衣良ちゃんの中に『G』は加世の中に『L』は『激辛』の中に入って2000年前の〇〇スターの中に侵入しますよぉ〜】
おーい勝手に決めるなよ!それに今度は『星戦争』のやっぱり完パク宣言ですか?
私は喫茶店の中で大声で叫んでいた。

「それよりも衣良がぶち抜いた天井の修理代はは内閣調査室に回ってくるのですが?衣良が払ってくれるんでしょうね?」
ウエイトレスに女装したあつしが左眉毛をピクピクさせながら私に言ったが一介の小学6年生にそんな大金など払えるはずなどなかろう。

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@序章

例えば昔のSFロボットアニメとかで『機動戦士ガ〇〇ム』とか言う作品がある。
まあSF考証的には正しいんだけどいきなりスペースコロニーが地上の大都市に落とされるシーンがある。
まあ下手な小惑星よりもデカいから第4惑星火星のヘラクレス盆地みたいなクソでかいクレーターができるんかどうかなんて知った事じゃない。
ただスペースコロニーが筒状になっていてそれを回転させる事によって人工重力を発生させている。その理屈もわかる。

ただ許し難いことが一つだけある。空を見上げたら遠くに街があるってどうよ?
なんか落っこちそうで怖くない?
怖いよね?え?
『怖いと思っているのはお前だけだろ』って?
高所恐怖症にとっては殺人クラスだよ!
私はイヤだよ、あんなところに住みたいとは思わない。
偽物でも良いから青い空作ってくれよー。
せめて霧でもかけて見えなくしてくださいって感じでまさにこれから私達が乗り込む巨大天体があんな感じだったらどうしようかなんて思っている自分がいる。
「すぐになれるよぉ〜」なんて花奈は言うけど私は絶対に下ばっか見て歩くからね!
ところでひとつ思うことがあるんだけどあのコロニーで回転方向とは反対に全力疾走したらどうなるのだろうか?コロニーの回転速度と相殺されて下っていうか上に向かって逆さまになって落ちるなんてことないよね?

「着きましたよ」と『B』さんは言うけどあなたは平気なんですか?上なんか見上げて、あれ?

私は首を傾げていた。確かに空はあった。
しかしその向こうに街は見えない。

人工雲らしきものと人口太陽のようなものが3つあった。

「よかったよー」

私は花奈と『激辛』に思わず抱きついてしまっていた。
案の定『激辛』にぶっ飛ばされるほど強く殴られた。
しかも花奈には思いっきり胎を蹴り上げられていた。
「いきなり何しやがる、このど変態!」
「いやぁ!可奈と花世が死んじゃう!」
花奈のセリフは意味不明だった。
「ひどいや、お父さんにさえ殴られたことないのに」
と私は往年のパクリネタを思わず口にしてしまっていた。
いや、実際に私の父はそんなサディストだった。

そんな夢を見ながら私は誰かの胎嚢(羊水で満たされた(へそのおでつながっている)赤ちゃん(胎児)を包むふくろ)の中で指を咥えていた。ただし実体を持たない『B』とかいう浮遊霊みたいなおばさん、じゃない、若くてお美しいお姉さんは自由にこの妊婦さんの体の中から出入りをして色々と調べ物をしているようだ。
実は私は今の状況というものが全くと言って良いほど掴めていない。
2041年に寄り道をしてからここ、それから約4000年ほど前のこの茹で卵型の人工惑星に跳んできた、つもりだったのだがいつもの私もせっかちな悪い癖が出てしまったのだろうか?どうやら待ち合わせ時間よりも早く着いてしまったようだ。

しかしここに来てもう私の体内時計では200日以上は楽に過ぎているはずなのだがずっと眠りっぱなしのこの母体は私を育てる気があるのだろうか?
へその緒らしきものでつながっていて腹が減ると言うことはないがいつも口寂しくて指をしゃぶっていた。
そうか、だから2001年宇宙の旅のスターチャイルドは指をしゃぶっていたのかと思った。(違います)

『おかえり』と私は調査から帰ってきたばかりの『B』さんに挨拶をした。
『B』さんいわく、この母体は数週間にかけて毎日のようにというか連続して休む間も無く獣鬼達に輪姦され続けていたらしい。
そのせいでせっかく(というかこの女性にとっては不幸としか言いようがない事だったがせっかく出来て育ちつつあった胎嚢の中の胎芽も激しい精液の濁流で押しつぶされて命を落とす寸前だったと『B』さんは教えてくれた。
いやしかしその割にはいつもすやすやとお休みのようだが時々絶縁オイルを垂れ流すのだけはなんとかしてほしいと思った。
もちろん絶縁オイルは私たちにとっては有毒だ。
そこで仕方なく私と『B』さんのふたりでこの胎芽の中に入り込んで立て直してやったというところだ。

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@ローズの記憶

あたしはこの研究所で生まれ育った中では1番能力が高い自負はあった。しかしそれは自分自身に対してであって、他人の身に訪れた不幸な怪我や生命の危機から救うという観点では全く無力だということを知らずにいた。
しかもこの施設のこの広いくて白い部屋以外で何が起きていたのか全く知らなかったのも他ならぬあたしだった。

ある日、あたしは下腹部から股間にかけて裂傷を負って目立たない柱の影にもたれかかって喘ぐようにほとんど動かなくなっていた妹の『ニナ』を見つけた。あたしは彼女の出血を防ぐことが精一杯でただ彼女の生命活動が停止するのを見守るしかなかった。
『そうだ保母さん達に頼めば然るべき施設に送ってもらえて救命処置をしてもらえるかもしれない』
あたしはそう思い彼女たちの姿を探し求めていた。私は『保母さん』と言っていたが人によっては『家政婦』と呼ぶ人もいた。
だが今はそれは大した問題じゃないあたしは保母さんのひとりに声をかけてみた。聞こえなかったのか無視をされた。
もう1度はっきりと聞こえるように耳元で大きな声で叫んでみた。
「お願い、『ニナ』が大怪我をして死にそうなの。
それでもあたしの声は無視をさせられ続けていた。彼女はただうっとりとした表情で自分の膨らんでいるお腹をさすっていた。つい先日まではそんなことはなかったはずだ、普通のおなかの大きさをしていた。
他の娘たちには黙っていたがあたしたちの体には特殊な加工が施されていたことを知っていた。
まず眼球が紛い物、つまり機械仕掛けのカメラだと言う事に気がついていた。そして耳や鼻も紛い物でそれらは脳髄の神経には直接つながってはおらず小さなキャラメル状の大きさの四面体の箱につながっていた。そこから脳髄に人工神経が伸びていて蜘蛛の糸のように細い線が脳細胞のシナプスを通じて多くのニューロンにそれぞれ数百本つながっていた。つまりは電気的には直接つながっていなくて神経伝達物質とやらを介してやり取りをしているようだった。
眼球カメラは遠赤外線からレーダーに使う超高周波まで送受信が可能になっていて耳も5Hzから200KHzまで受信可能になっていた。

『まるで椎奈みたいね』
と耳元で誰かが囁(ささや)いたような気がしたが周囲を見回しても誰もいなかった。
柱か何かに隠れたのか?と思ったがそれはあり得なかった。
私たち6人は意識の上では単独に動いているように見えて意識下では互いにシンクロし合っていて例えば人工眼球を共有し合っていた。
例えば長女の『イカロス』から柱の影などに隠れて見えない場所にあるものでも離れた別の場所にいる『ヘナ』の人工眼球を使いそれを捉えてみることが可能だと言うことだ。
しかしあたしはその時点で自分達の身の回りにとんでもない事が起きていたことに気がつくべきだったかもしれない、あたしからは他の5姉妹の人工眼球の情報はもちろんのこと人工耳や人工鼻からの情報を一切取得できなくなっていた。
しかしその時のあたしは『よくあるシステムトラブル』だと決めつけてさして気にもとめてはいなかった。
そう、あたし達が知りうる範囲の外の陰で大きな策略が渦巻いていた事にまったく気が付いていなかった。
仕方がないのであたしはひとりひとり保母さんを探し回って助けを求めていた。
しかし誰も反応は同じだった。
あたしたちの事には無関心でただひたすら自分の大きくなったお腹をさすっていた。
そんな時だった、少量ながらも出血が止まらない『ニナ』を覗き込んでいる女性を見たのは。
ストレートの黒髪を肩まで伸ばしたまあ仏のセーラー服を身にまとった女子中学生だった。
彼女は『ニナ』の腹部から股間にかけて触れるとブツブツと何やらつぶやいているように見えた。
見たことのない顔だったが声をかけてみようとしたら彼女の姿はこつぜんと消えていた。人工眼球がバグったかな?と思い何度も確認してみたがその女性の姿はこつぜんと『ニナ』の前から消えていたのは確かだった。
不思議だったのは『ニナ』がその翌日にはすっかり回復してみんなと遊んでいたことだった。
ただひとつ、やはり保母さんたちはあたしたちと遊んでくれなくなったばかりか世話もしなくなっていた。

そしてついにあの忌まわしき事件が起きた。『かなえ』がよりによって『ニナ』の目の前で『ヘナ』を突き飛ばして大怪我を負わせた。激昂した『ニナ』は能力で斧を召喚して『かなえ』にめがけつけて投げていた。『かなえ』の頭部に垂直に突き刺さったそれは彼女の頭を真っ二つに割って食い込んで真っ赤な鮮血と脳髄を飛び散らせた。
もちろん即死だろう。
『ニナは大声で何やら叫びながら目の前にいる保母さんたちを次々と惨殺していった。あたしたち5人はただその様子を怯えながら見ていることしか出来なかった。

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@始祖

それからの事はよく覚えていない。入れ替わりに褐色の肌を持ったショートカットの少女が現れると事後処理に訪れた男の職員らを次々と惨殺していくのをあたしたち5人は怯える目でただ見ているしかなかった。
そして彼女はあたしたちの存在に気がついて歩み寄ってきた時、あたしたちは次に壊されるのは自分達だと感じてた。それほど彼女は強かったし恐ろしかった。
しかし何故か彼女はあたしたちにはとてもやさしかった。硬い床しかなかった部屋に人数分のベッドを用意してくてたり、健康チェックをして弱っていた妹たちの治療までしてくれた。そんな時にあの4人組がやって来た。
敦子、秋子、楓凛、そして愛の大人の女性だった。しかし何故か愛だけは頭の中が私たちと同じ幼稚な頭の持ち主だった。いや、正しくは頭の中が壊れていて幼児化しているように見えた。
それからはしばらく大人の4人と褐色肌の少女を合わせたは5人は色々相談をしながらあたしたちの面倒を見てくれていた。
腹に爆弾を巻きつけられた男に銃撃されたり、したが彼女たちに守られてなんとか生き延びて来られた。

安心しきっていたある日、衝撃を伴う轟音と共に天井を突き破り、銀色に輝く先の尖った円錐状のものが落ちて来て床の少し上で停止していた。あたしの脳はその時『愛』という名の頭が壊れた女性から凄まじいエネルギーを感じていた。
と同時に違和感も感じていた。それはすでにあたしの頭の中にあった演算素子がこの部屋にあった電算機とリンクして答えを導き出していた。
飛来して来たのは遠くから飛んで来たICBM、大陸間弾道ミサイル、数十メガトンの破壊力を持つその核弾頭は正常に作動していればこの研究所だけでなくこの辺一体を蒸発させるのに十分な破壊力だった。
それだけではない、その起爆用の核反応爆弾が不具合で不発だったとしても円錐状の物体が突入して来た時点でその音の速さをはるかに超えたスピードによる衝撃波でこの研究所一体に巨大なクレーターが発生しているはずだった。

原因はわからないまま褐色肌の少女は『過去に行く』と言って姿を消していた。それが多分2035年に入った頃だったと記憶している。

それからしばらくあたしたちは彼女ら4人の大人に世話をしてもらう事になったがすでにその時には長女の『イカロス』がいなかった事に誰も気がついていなかった。

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@atsuko

ある日あたしは不思議な幻覚を見た。
まっすぐな髪の毛を肩まで伸ばしたセーラー服を着た少女が大柄な筋肉質の男にトイレの洋式便座の上で股を腹げられるようにして男の太ももの上に座らされて暴れ回りながら泣き叫んでいた。よく見ると男の股の間から突き出た太くて硬い肉棒が少女の股の恥丘の下にある割れ目のを押し開きその中の穴を貫いていた。男が激しく腰を振るたびに少女の身体も激しく揺さぶられて首を激しく横に降りながら泣き叫んでいた。
男の肉棒が激しく脈打ち出すと少女はより一層苦痛な表情で泣き叫んで彼女のお腹がみるみる膨らんでいき口から大量の吐血をしながら大きな音と共に着ていた服もろとも引き裂くように破裂すると全ての肋骨をへし折って潰れた内臓を男の体にぶちまけていた。もちろん少女は動かなくなってあたしは彼女が死んだと思っていた。しかし彼女の口は動いて言った。
「何が・・・・、何が目的なのですか?」その時彼女の身体は元に戻っていた、服は戻らなかったが意外と豊満な乳房と柔らかそうな肉体がむき出しになっていた。
男はその言葉を聞いて激昂したのか彼女の腰を強く押さえつけるようにして掴み、再び激しく腰を振り出して少女が上半身を暴れさせて泣き叫ぶ様を笑いながら肉棒を激しく脈打たせて『ドクン!ドクン!ドクン!』と彼女の胎の中に大量の液体を噴射させていた。
少女のお腹はさっきと同様に大きく膨らみ男の顔に大量の吐血をするかと思ったが彼女の頭は男の左手で上から押さえつけられて首の骨が『ボキッ!』っと折れると同時に彼女の身体は破裂させられていた。
そして再び動かなくなると男は満足げに言った『これで貴様ら一族は滅びる』
『それだけのために・・・お疲れ様でした』
彼女がいうと男はさらに腰を振り始めて叫んだ。『お前らは存在しちゃいけないバケモンなんだよ』
この時にあたしの脳裏に深く傷を負っていた『ニナ』が息絶え絶えに『かなえが、かなえが殺されちゃう』と言っていたのを思い出していた。あたしはためらうことなく止めに入ろうとしたが少女が叫んでいた。
『彼女なら大丈夫、私が必ず守るから』
そう言ったがあたしの手は彼女の身体に触れていた。彼女の身体は復活したがあたしの身体はズタズタに引き裂かれていた。筋肉質な男の正体、それは私の身の丈の倍以上はある大きな獣だった。
『ふん、どうやってこの空間に紛れ込んだかは知らないがこいつを始末したら次は貴様の番だ!』
男はそう叫ぶと再び激しく腰を振り出した。
少女の中にさらに深く剛毛の生えた竿を差し込んでいる男の肉棒が激しく脈打ちし始めると彼女のお腹は再び大きく膨らみ、そして口からの大量な吐血と共に破裂させられていた。
『さあて、今度は貴様の番だ』
男はそう言ってあたしをにらむとさっきの優しい声が聞こえた。
『まだまだ成長段階にあるこの娘に手出しはさせられませんよ』
彼女の身体は三度元に戻っていた。
『やめて‼︎』泣き叫び続けたあたしを見て微笑みながら彼女のおなかは何度も何度も、何度も何度も、破裂させられては復活することを繰り返していた。

いつのまにかあたしは気を失っていたのか気がつくと優しい手で頭を撫でてもらっていた。
そして少女のもう一本の腕には生まれたばかりの赤ちゃんが抱かれていた、私は赤ちゃんというものを実際には見たのは初めてだったが、『ニナ』が生まれたばかりの頃の写真画像なら昔『かなえ』に見せてもらった記憶があった。

彼女はその赤ちゃんと一緒にこの研究施設の隅っこでしばらくいたがどうやらあたし以外の誰にもその存在は気が付かれなかったようだった。
赤ちゃんの成長速度は異常に速くたったの3ヶ月ほどで3歳くらいになって立って歩き片言言葉で喋るようになっていた。

そして、ある日突然彼女たちは消えていなくなっていた。

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@kanae

それから数ヶ月っただろうか?彼女は再び施設内に姿を見せてくれた。セーラー服に身を包んだ彼女は誰かと話しているように見えた。何故その時にあたしは『セーラー服』という言葉を知っていたのか今考えても不思議だった。
もしかしてあたしもあんなふうにセーラー服を着て道を歩きながら友人と仲良くおしゃべりをしていた時期があったのだろうか?
それはあり得ない事だった。あたしには研究施設で生まれてそれ以来は年がら年中全裸で生活して『ニナ』と入れ替わりに大人の四人組がやってきて、特に愛と敦子、おそらくは偶然だろうが『あつこ』と同じ読みの漢字の名前『敦子』を持つ女性が色々な服を代わる代わる着せ替えてくれたがどれも可愛いデザインの服ばかりで目の前の彼女たちが着ているようなデザインの服はなかった。
しかし、そんな彼女たちに忍び寄る人影を感じた時、あたしが『危ない!』と叫んだ時はすでに遅かった。長身なスーツを着たサラリーマン風の男に後ろから羽交締めにされた彼女は後ろから回した手で布のようなもので鼻と口を抑えられて意識を失っていた。
施設内だと思っていた場所は普通に人同地の多い、広めの歩道の上に変わっていた。彼女は仰向けに横に寝かせられると着ていたセーラー服などを一枚一枚脱がされてたちどころに全裸にさせられていた。
近くを通り過ぎた若い男女が話し合っている声が聞こえて来た。
「おいおい、公開AV撮影だって観ていこうぜ」と男が言った。
「こんな場所でよくやるわね」と女、その時すでに少女はサラリマン風の男の太くて長いフランクフルトにつらぬかれていた。

彼女は意識を取り戻してやっと自分がおかれた立場に気がついたのか泣き叫んでいた。
『い、い、い、いやぁ〜やめてぇ〜おねがい、いた〜い!、裂けそう!』
ジタバタ暴れて騒ぐ彼女を見てむしろ通行人たちの方が興奮している。なかにはしゃがみこんで見ている奴もいた。
ただひとり彼女と一緒におしゃべりをしていた女学生だけは彼女の姿を見失ってキョロキョロと周りを見回して不安そうなしていた。どうやら彼女の姿を見失ってしまったのかもしれない。

「やめて〜」とさけびながら男の背後から近づこうとしたあたしの胸と腹に大型拳銃のダムダム弾が撃ち込まれていた。
何故それを瞬時に理解できたのか?いまだに理解できない。
私の身体は破裂したかのように背中から大量の臓器と血が吹っ飛んでいた。
あたしは気が遠くなりながら周りの信じられない言葉を聞いていた。
「さすが最新の立体映像だすごい迫力だぜい」
と男が言うと女も
「わたしもあんなのにつらぬかれて激しく腰を振られて中に出してほしい」
とかよくわからないことを言い出していた。
「い、いっやぁ、そんなこと言っていないで、おねがい、助けて」
泣きながら叫ぶ少女の胎に脈打つように大量の精液が打ち込まれてゆくと『あ“〜!」と言う叫び声と同時に彼女の腹が急激に膨れ上がって大量の吐血と共に胎が、胴体全体が破裂させられる姿をまたしても見せつけられていた。

ーーー異次元からの種子と人造精子の転送ーーーー

そう男の身体の体積よりも多くの液体が少女の胎内に撃ち込まれていた。
『やめてぇ〜』彼女とあたしは同時に叫んでいた。
あたしは気が遠くなりながら男の身体ごと彼女の下腹部の穴に突き刺さっているその肉棒を引き抜こうとしたが今度はその男の拳銃銃口を口の中に捩じ込まれて引き金を引かれると私の頭ごと吹き飛ばされていた。
『どうしてあなたは私なんかを助けようとするの?』と彼女は自身の肉体を再生させながら叫んでいた。
そんなの答えは最初から決まっている。
『もう『あつこ』さんたちのような悲しい思いはさせたくないから』
もしかしたらあたしは『あつこ』さんたち代理母親や『かなえ』さんたち保母さんらが受けた性的虐待に気がつき始めていたかもしれない。
あたしの声が聞こえたのか聞こえなかったのかわからなかったがサラリーマン風の男は嘲笑うように言った。
『己の無力さを思い知れ、この女が陵辱され続けた挙句血まみれの肉片となって死ぬのを黙ってみているが良い、おっと見る目ももう無いか、すまんなはははは』
男の言葉を聞かさせられながらあたしはいっそ全てをぶち壊してやりたい衝動に駆られながらも頭を吹っ飛ばされて、腹に風穴を開けられた体でノコノコと男の邪魔に入っていた。
なぜかあたしはそんな状態でも男を睨む(にらむ)ことはできたし動けた。
そしてその都度あたしの身体は拳銃の弾丸で吹っ飛ばされていた。
それからあたしは彼女が何度も何度も、何度も何度も胎を破裂させられて息を引き取る場面を見させられ続けた。
ただあたしの脳裏に『ジェネシス‼︎』と言う言葉がやたらと強く耳に残っていた。
その度に私の視界はより一層クリアーに見えるようになり残虐なシーンを見せつけられることになったが私はそれでも男の行為を邪魔することを諦め(あきらめ)られなかった。

気がつくと寝転がっているあたしの目の前で裸の姿でまだ生まれて間もない、と言っても以前見た子よりも大柄な赤ちゃんに自分の左乳房の乳首を咥えさせて泣いている少女の姿が目に入っていた。

「また私、死にぞこなっちゃった」そう言ってあたしの頭をそっと撫でてくれたけどその手が恐怖で震えていたのを今でも思い出す。

その時も彼女はたったの3か月ほどいただけで消えていなくなっっていた。

あたしはすぐ後ろに立っていた『ホームズ』に聞いていた。
「ついさっきまでそこにいたあたしたちと歳があまり変わらない少女を知らない?」
「さあね」と彼女は即答した。
あたしが意識を失う直前に聞いたあの『ジェネシス!』という言葉は『ホームズ』がまだ幼かった頃の声に似ていたような気がしていたのだが。

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@mimoe

それからまた数ヶ月の月日が経った頃だろうか?あたしは見慣れない一室の床で寝かされていた。
周りを見回すとあの研究施設の隅っこに置いてあったテーブルとソファーによく似たものが置かれていてまたあの少女が今度は前髪をべっとりした脂のようなもので真後ろに固定させていた男に押し倒されて数発、腹に拳を叩き込まれて気を失った。
そしてその間に乱暴に服を脱がされて裸にされると股間の前部にある恥丘よりも下の割れ目の間に熱り勃った肉棒をねじ込まれ、意識を取り戻した彼女は激しく暴れ回りながら泣き叫んでいた。
「いくら騒いでも無駄だ、貴様の血のつながらない家族は郊外の大型商業施設でとんでもない事件に巻き込まれているからな、それのこの一帯の住民は仕事に出かけて誰もいない事は調査済みだ」
男は冷酷に淡々と言った。
「い、い、いやぁ〜いた〜い!さける〜!いやぁぁ〜‼︎いやぁ!」
もちろんあたしがそんな泣き叫びながら割れ目の中奥深くまでつらぬいている肉竿に痛めつけられて激痛のために上半身をねじらせて暴れ苦しむ彼女を見過ごせるはずがない。
「おっと、そこにいるショートカットの褐色肌を持つ美少女ちゃんよ、今からこのお姉ちゃんみたいな目に会いたくなかったら黙って見ていな」
男はそう言っている間も少女の胎を何度も何度も破裂させて見せつけた。
あたしが男に背後から襲い掛かろうとした時にあたしと彼女の立場が入れ替わっていた事にしばらく気がつかなかった。そして何度も何度もあたしの恥丘の下の割れ目に隠されていた柔らかな穴は男の固く膨らみきった棘のような剛毛の生えた肉棒で削りまくられて真っ赤な血が噴き出していた。
「い、い、いやぁ〜いた〜い!やめて〜!」
あたしは泣き叫んだが男につら抜かれたまま胎に大量の液体を射精をさせられて破裂していた。
そんなあたしを彼女は紫色になってただれた皮膚と顔で虚な目をして見ていた。
「どうして、どうしてこんな酷い事を」
彼女は言ったがポマードの男は笑いながら言った。「致死量濃度の放射性物質とそれを瞬間的に放射性崩壊させる新開発の微生物、放射性生物をたっぷりと含んだ精液の味はどうだったかい?やがてこいつもお前みたいになる運命さ、今度こそお前もあの世に行っちゃいなよ」
「あ、あ、あー!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
あたしの胎は再び勢いよく膨らまされて破裂させられていた。
そして私の傍(傍)で大量に吐血している少女のすぐ後ろに見覚えのある娘が立っていた。しかし彼女は下から2番目の妹である『ホームズ』に少し似ていたが髪形が異なっていた。
彼女はあたしにチラッと視線を向けたが特に何もしないで少女の体に直接触れた。
妹に似た少女にただれた肌を直接触れられた彼女はとてつもなく大きな悲鳴をあげたがも動けないどころかやがて心音さえ聞こえなくなっていた。
『ジェネシス‼︎』
その掛け声を聞いた時に少女の肌の色は元通りの美しい色に戻り、呼吸音も戻ったがとてもじゃないがすぐに動き出せる状態じゃないのは確かだ。

ただし、私にある記憶が蘇りつつあった。

「あたしは銀河をサタンと共に股にかけて暴れ回ってきた『ルシファー』、貴様如きがあたしに叶うと思うな」

あたしがそう言った時にポマード男の上半身は水平方向に5ミリ単位でスライスされていた。奴の身体は一瞬にして復元していたがすぐにどろどろの液体に崩壊していた。それを一瞬にして燃やし尽くした。

あたしの手に握られていたのは異形な形をした刀だったがそれは瞬時に消滅した。

気がつくとあたしたちはいつもの研究施設の大きな白い部屋の中にいた。
少女はすぐに臨月状態になって赤ちゃんを産むと今度は『観萌』と名付けた
そして今度も3か月で3歳くらいの女児になると少女もろとも消え去っていた。

@genocide

それから数年後、新たなる悪夢があたしたちを待ち構えていようとは考えてもいなかった。
2040年に差し掛かった頃にはあれほど強かった『愛』の願望達成能力もすでにかなり衰えを見せ始めて愛はもちろんのこと楓凛や草薙敦子、山崎秋子まで研究所施設の人間に手を出されて薬物と謎の呪文とひたいや首筋に2、3本の指で素早くタッピングをされると心や体の自由を奪われて次々とレイプされるようになっていた。

彼女たちはそれ以降研究所施設の人間たちにされるがまま犯されるようになっていた。
研究所施設の人間たちは見た目には普通の男だったがあたしたち4姉妹にとっては堪え難い異臭を放つ獣にしか感じられなかった。
もしかしてこの時点で長女の『イカロス』がいてくれたら彼らの正体に気がついていたかもしれない。
彼女はあたしたち姉妹の中でもずば抜けて擬態変装を見抜く能力に優れていた。
ただしあたしたちはどうして彼女が突然にこの研究所施設から行方をくらましていたか?それが何時だったかさえ全く理解していなかった。

施設に設置してあった端末機全てのタイムカウンターが『2041/01/01 00:15:00:000を表示した時だった。あたしたちは無数の施設の男たちに取り囲まれていた。
いや、男たちというのもおこがましい、あれは無数の獣たちと言うべきだった。
今までは清潔感あふれる白衣を着ていた男性研究所職員が身体を爆発的に巨大化させて身長が3メートル越えのゴリラとクマを足して2倍にしたような化け物になっていた。
あたしたちは使えるありったけの能力で対抗を試みたが奴らには何一つ通用しなかった。
まず1番小柄な『ホームズ』が狙われ異様にデカい陰茎を膣(ちつ)に捩じ込まれると胎盤(たいばん)ごと押し広げられるように引き裂かれて割られていた。
彼女の泣き叫ぶ声を聞きながらあたしは気が遠くなりながら自分の膣と胎盤が破壊される激痛に耐えていた。
『ハルヒ』はもうすでに身体ごと破裂させられて手足が引きちぎられていた。
『ヘナ』を襲った獣は1番小柄だったが彼女も激しく何度も何度も陰茎を膣の中で暴れさせられて口から大量の吐血をしながら獣の長くて太い5本の爪が生えた手で軽く引っかかれただけで内臓が弾けるように飛び散りあたりを異様な匂いで充満させた。
そして次の瞬間に元の姿に戻されていた。
しかし見た目は同じでもその内部構成が全く別物にすり替えられていたのをあたしの人工眼球は見逃さなかった。
が肉体と精神を喰われ、犯されている本人たちは全く気が付かなかっただろう。
大人たち4人も同様に犯されながら身体を破裂させられてはまた元の姿に強制的に戻されてまた別の獣に犯される、輪姦行為をたったの1時間のうちにひとり当たり最低20回は繰り替えして行われていた。『ハルヒ』も『ホームズ』も『ヘナ』も何度喰われながら破裂させられたかわからない、みんなの目がだんだんと虚になってゆき、ただされるがままに壊されてゆくのがわかった。
あたし、『ローズ』も例外ではなく獣に食らわれながら細かい粒を数十個含んだ精液を何度も何度も子宮口に直接射精させられてその細かい何かが子宮内膜に潜り込んで血管から浸透すると体全体を巡り意識を失い始めていた。
喰われた部分から獣の唾液が流れ込みそこから砂の粒より細かな粒子が流れ込んでそれが再生した時の体のつくりや脳髄のシナプスを切断してニューロンは壊死して新たな紛い物のニューロンが大量に生成されれてゆきながら新たにシナプスが繋ぎ直されると思っていた。しかし現実にはそんな生やさしいものではなかった。
【脳細胞が死んでしまったらもうただの廃人ではないのか?】
獣の1匹の声が聞こえてきた。
【いや、彼女たちの壊死した脳細胞は頸静脈を通していったん心臓に戻り肺から取り寄せられた新たな人工素子を頸動脈を通じて送り込まれて人造頭脳に置き換えられる。手や足、の筋肉骨などを通る人造神経に関しても同じだ】
意味がわからなかった。
【だからこうして獣には真っ先に心臓や肺を喰らわせる、獣の精液にはそれらを組み直すための材料、精子もどきと細かい種子が混ぜられている、だからこの娘たちは獣に喰われるたびに進化を・・・・・】

気がつくとあたしを除く4人の姉妹は暴走をし始めていた。あちらこちらの大地に裂け目が発生してそこから青白い光が天をつら抜いたかと思うとそこから巨大な光の球が天に向かって上昇してゆき、その裂け目は真っ赤なマグマが噴き出していた。
あたしの身体も『ホームズ』も『ハルヒ』も『ヘナ』も、みんな灼熱のマントルに燃やされつつあった。
『ここで諦めてしまうの?』
聞き覚えのある声がした。
かつてジポン と呼ばれた国はそこにはもう存在しなくなって、どろどろの半個体状のマントルが粉砕されたプレートの穴から噴き出して近海の海水を蒸発させていた。
【つまりこれはどう言う事だね?『ジポン』を売った男よ】
地上から遠く離れた衛星軌道上の大型宇宙戦艦の艦橋で『ヨネスケ合衆国』の大統領に返り咲いた『ドナルゾ・タロット』はきいた。
【かつて今から約100年以上過去に202X年生まれの双子の少女を利用して行った実験があっただろう】
『ジポン』を代表するブロック王クシャ顔の新しい総理大臣『コウダタロスケ』は言った。
【ああ、確かカヨとカナという悪魔の申し子だったな】
タロットはすました顔で言った。なんのことはないそれを先代のベアー総理大臣に命令して波瑠沙芽のもとからさらったのは他ならぬタロット自身だったが認知症が始まっているのかもしれない。
【君たちジポン人はあのなんとか教会という宗教団体を嫌韓監国の連中が嫌って誹謗中傷までしている国の宗教、いやカルト団体が君たち政権の支持母体だとも知らずに応援しているらしいな、滑稽(こっけい)な話だ】とタロット。
【Y遺伝子がとか、ジポンこそ純血の国だともっともらしく、いやデタラメを言っても信じてもらえる、それどころか彼らが崇め奉っている宗教の神様が実はジポン独自どころか数百光年離れた別の恒星系から来た異民族だと知ったらさぞ驚くだろうな】とタロスケ。
【それで純血主義者とは聞いて呆れるな、ところでこんな事をライブ送信しているのはそれを自慢するためだけじゃないだろうな?】とタロット。
【あの時使った技術の発展系だよ、おもしろいだろう?彼女らの実力と破壊力は見ての通りだ、君なら彼女たちを人間大量殺戮兵器として何億ドルで買ってくれるかい?】とタロスケ。
【アキクサ カヨ とナツノ カナ とかいう娘か、アイツらはマジで使える駒だったな、今度も楽しませてくれるんだろうな】

国民全員を犠牲にしてどこが一体面白いんだろう?そう思った時、あたしは見知らぬ惑星、いや、見たことのない人工惑星の中にいた。

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@見知らぬ星で

目の前をお腹の大きな女性がふらつきながら歩いてきて倒れた。心配そうにすぐ後ろをついて来た4才くらいの幼女が覗き込んでいる。

彼女を追うように走って来たホロもケースもないトラックが近くで停まり中から3人の男が降りてきた。

警備員らしき男たちが駆け寄ってきてひたいに何やら機械のようなものをかざして埋め込まれた身分証明書と思われるVLSIを読み込んでいた。
その結果読み取り機はエラーメッセージを表示していた。
「€&€〆〒€※{^}^※※€€〆',『[^{£※£※」
意味不明な事を言い出した、まあ異世界、異星人が相手ならそうなるだろうとは予想はついていた。
しかし意外だったのは数秒後にまともな日本語のテレパシーで
【「国、推進、『染色体加工人間』、開発、拒絶、国籍剥奪(はくだつ)sae -co、女だ、メスガキ一緒、入国管理局送り」その警備員が言った。】と注釈が伝えられて来た事だった。
「£{}']{※££&^['[]'[=+&※{€€_※£+&&&{」ますますもってさっぱりわからなかった。
しかしすぐにテレパシーで注釈が送られてきた。
【「このメスガキ?」別の警備員がその警備員に質問をした。】
どこの星かわからないがとても便利なシステムだと思っていた。
「^^%#¥467£{}^]『『,『[^\!!&££〆_£&^^=&£※++=^^^££€々〒€__£・&&==〆々〒〒〒&^^}^^^^=^^^^&&」
わかるわけがない、だけどすぐにテレパシーで送られて来た。
しかし何故か、悲しそうだった。
【「その『染色体加工人間』のうちの1体、だが失敗作、解体肉屋、売り渡す、その時に、逃げ出した」】
また別の警備員が言った。
そりゃあ悲しくもなるよな、逃げ出すべきだ、あたしは思わずその娘の身体を抱きしめたくなっていた。
「(≧∇≦)££※&}']],』\£※£&&&&〆€_&^^=+&&&++&^[=[]]]^£€$$・€€€・€€€_€€」
「どんな失敗かは知らない、?歳くらい、幼女、犯す気ない」
どうやらこいつらには人権という言葉は存在しないようだ。
こんな幼い子の前では気がひけるが血祭りにしてやろうか?と思い始めていた。
まあこいつらに『人権』とか『人民』とか言っても『パヨク』とか『お里を隠さなくなった』とか『チャイコ人民共和国のスパイですか?』とか言い出しそうだが。
その時にその幼女が泣きそうな目をしてあたしを見つめていた。
「(*・ω・)ノ&+£〆}}'""]]]]&£々々〒$•€€〆£__£※£++&[[<[}}^&」
「また別の女が転がっている、今日よく拾う日、6人目」
と言ったのは最初の身分証明書の読み取り機を持った警備員だった。どうやらあたしのことらしい。
「ᕦ(ò_óˇ)ᕤ&{}[]『"^&+==<>?[£€々€・£{※£€€££__£&£__€〒〒€_〆€〆£&^{&+£€々€・々々$€€々€」
「こいつ、VLSIひたい、ない、密入国者、入国管理局」
うんそれはわかる、本当に密入国者だしな。
しかし食事もろくに与えられず毎日暴行を受けて怪我や病気をしても医者に見せてももらえず放置されてのたれ死する運命しか見えてこないのは何故だろうか?
あたしもその腹の大きな女性と幼女と一緒にトラックの荷台の上に放り投げられていた。やはりそのコースで確定だね。
「( ^ω^ )&〆※※=}^['[}&+〆〆_&^^=^^^&&※※&+&※」
何故か急に嬉しそうな表情になったそのおっさん。
【「こっちはやりがいのありそうないい体しているじゃねえか?」】
ああ、やっぱりねと思うより他になかった。
「(°▽°)£※※+&[[&€々々・々々々€€_+&&※^}&&£€€€__€€€€_€€€々Σ(-᷅_-᷄๑)」
【「やっちまいましょうよ、どうせ人権もへったくれもない処刑対象者なんでしょ?:」】
ハイハイあたしはどこの馬の骨かさえわからないエイリアンですよ?
トラックを運転している男が言った。見たところそのトラックが履いていたタイヤは空気チューブの入ったゴムタイヤのようだった。
それどころかラジアルタイヤでさえない、当然だがエアカーじゃないのは確かだ。
あたし、『ローズ』から見ても最新式の技術とは程遠い仕様だ。
むしろ今更ながら気がついたのは彼らが発する言葉が自分にも通じるようになっていたことに驚きを感じていた。
テレパシーで通じ合えるだろうって?、いやいや、テレパシーというものは脳同士を直接繋いで会話するようなものだ。電子演算機で言えば例えばA社のMPUとI社のMPUなら直接やり取りが可能だろう、基本的な命令系統やデーターの扱い方に互換性があるからだ。がしかしそこにM社の古いMPUやIB社の大型コンピューター用MPUが混ざってくるとどうなるのか?、命令系統が異なると片方はデーターをロードする命令ももういっぽうでは加算演算をする命令となる、いっぽうのMPUでは条件分岐だったものがもういっぽうではレジスタへのデーターのロード命令だったりする、それだけじゃなくてそれらが取り扱うデーターの配列も異なる、例えば2バイト4バイトに渡る大きな数値データーの場合に上位アドレスの2進数を先に処理するのと下位のアドレスの2進数を先に処理する場合にはそれらが混在すると間違った答えが生じてしまう、実はテレパシーで違う国や違う星の人間同士が直接話し合うことができるというのは夢物語どころかとんだお花畑なエセエフ設定に過ぎすぎない。これは『アニメの【とある科学の超電磁砲】第1期』でも語られていることだが『プロトコル』なる通信ための共通した命令系統やデーター処理に変換するためのパーツが必要となるらしい、多分だがここにはそれに相当するものが存在すると思う。
もしもまったくの未知なる星系の未知なる言語が割り込んできてもそれを解析して、最初のうちは意味の通じないことだらけでもやがてそのパターンを解析することによって通じるようになってくるということだろう。
しかし、あたし『ローズ』にとってはいきなり言語レベルで話が通じたということは元々言語に互換性があったことになる、がしかしテレパシーでは意味不明な思考がいくつか存在していた程度だということはある程度はここの星の人間と自分たち『ローズ』の住む第3惑星地球の脳波と互換性があるのかもしれない。
『痛い?』とりあえずお腹の大きな女性にテレパシーで送ってみた。『感じて喘ぎ声が出るんですか?エッチな人ですね?』と案の定意味不明な返信が来た。あたしはいったいどこの変態だろうか?
『胎の下の細い穴がひどく傷ついています、男の人にレイプされた可能性がありますね?』
テレパシーで送ってきた奴がいた。同じ地球のジポン人じゃないか?と思えるほど正確な返しでしかもそいつはあたしがレイプされた記憶がないかもしれない可能性を見越して語りかけてきた。
「おはよう、かしら?これでいいわよね?、私の名前は、・・・・・」今度は音声であたしの耳が処理しやすい周波数帯域で語りかけてきた。その声の主はどう考えても目の前の幼女だった。
「私には名前がない、だからあなたが決めてくれると嬉しい」と幼女は言った。そんなこと急に言われても、と思ったがすぐに2文字のワードが思いついていた。1バイトのカナ文字で『シノ』、2バイトの漢字表記で『志乃』と言ってみた。
すると彼女はすぐに理解したように言った。
『ありがとう、うれしい、あなたの名前も教えてくれるともっとうれしいのだけど』
彼女は言ってキラキラと瞳を輝かせてあたしを見つめてきた。
思わず赤面しながら
「私の名前は『ローズ』、正式な名前ではないが育ての親がつけてくれた」
あたしがそう言うとしばらく彼女は考え込んだ様子を見せた。
これはさすがにあたしが口にしたセリフが長すぎて解析できないのかも?と思い言い直そうとしたら意外な返事が返って来た。
「わかったわ、お花の名前ね、真っ赤な綺麗な薔薇の花のイメージをありがとう」
そう言うと彼女は自分のカバンの中から小さなメモ用紙と6色の色鉛筆を取り出してあたしのイメージ通りの真っ赤な薔薇の花の絵を描いてよこしてくれた。
「ちょっとなんなのこの子たち?ちがう星系の未知なるもの同士なのにいきなり喋り出しちゃっているし、私頭が変になったのかしら?」
おなかの大きな女性が急に大声で喋り出した。
最初のうちはまったく理解できないまったく別世界の言葉だったがそれは少しずつ理解できる言葉に置き換えられていった。
「あなたはいったい何もんだ?」と思わずあたしは幼女、志乃に問いかけた。
「お姉さんはエッチですね、私は自分の乳房もんだりオ〇〇コもんだりなんてしませんよ?」
いや、それは懐かしい返しだと思ったがあたしもついノリで返してしまっていた。
「おまえは『イカロス』か?」と思わず口にしてしまったあたしの言葉はさすが意味不明すぎて頭がパニックになると思ったが意外と彼女は冷静に答えて来た。
「お姉さんの星で昔流行ったアニメのヒロインで背中に大きな白い翼の生えた巨乳のヒューマロイド美少女ですね、お姉さんはやっぱりエッチですけべですね?」
まさかこんな見知らぬ世界に来てまで見知らぬ幼女に『エロ好きでど変態』の烙印を押されるとは思ってもいなかった。
「ローズお姉さん、志乃はそこまでは言ってませんよ、真夜中にシコシコとオ〇〇コに指を入れて(ピー)をしているなんて口が裂けても言いませんから」
いやいや、しっかりと言っているし、あたしが〇〇の伏字や(ピー)を入れていなければしっかり言っていたし。
それに『イ』は本物のイカロスと違って全然優しくないし、本当の愛を求めているわけじゃない。
その会話の内容を突然に理解したのかおなかの大きな妊婦さんは急に大声で笑い出していた。
「わたし本当は絶望しかけて、どこかに楽に死ねる場所がないか探してたんだけど、わたしってとんだあまちゃんね、目の前にもっと過酷でつらい経験を積んできたかわいい娘さんが気丈に振る舞っているのに、わたしったら恥ずかしい、まさかあいつらに獣姦されて、中出しされながら肉を喰われ、射精と一緒に種子まで撃ち込まれて」
ちょ、ちょとまってー、このクソガキはなんであたしのプライバシーまで暴いているんだよ。
「わたしは冴子、って何故かおなかの中のふたりの子供に勝手に決められちゃったみたいなんですけど?」
「何言っているんですか?あなたは半島に科学者さんですか?」
自分も日本語が壊れつつあった。
「あー、ちょっとまってね、いまだに理解が追いつかないんだけど要するにこの娘は脳波パターンを解析する能力があって、しかも右脳や左脳の機能の違いをちゃんと理解した上で、それどころかそれ以外の異星系生物の脳髄の構造の違いさえ認識識別した上で脳波解析も出来るって事で良いかな?」
あたしはなんとか自分の理解できる範囲内の言葉に置き換えて言ってみた。それほど目の前の幼女がやっていることはスゴイのひと言に尽きる。ひと昔、ジポンのテレビやSNSで流行っていた『ジポンスゴイ』とは比較にならないくらいの凄さだった。
「うーん、わたしにはよくわからないんだけど」
この星一徹、じゃない自称この星1番の科学者は自分の左手の指を加えながら考え込むように言った。
あなたは本当に科学者さんですか?いや、本当に科学者ならこんなにおなかがデカくなるまで妊娠に気がつかないなんて事はあり得ないんだけど?
それを言おうとして思わず思いとどまっている自分がいた。
彼女も自分やあの夢のような世界の中で見た少女とまた同じ目にあっているようだ。レイプされて孕まされ、あのたった3ヶ月で産み落とされて3才くらいまで育った3人の女の子の赤ちゃんたち。
あの少女はあたしに何を見せたかったのだろうか?
絶望としか思えないほど長い時間にわたり強姦されて身体を破裂させられたり最後はとんでもない放射線量で被曝して赤紫色になるまで放射性物質が大量に混じった精液を射精させられてまた何度も破裂させられて、一体何が見せたかったんだろうか?

『それはどんな絶望的な状況でもあきらめないで、と言いたかったっと思いますよ』
目の前の幼女でもない思念が突然、あたしの頭の中に飛び込んできた。

@入国管理局

トラックはいつの間にか窓ひとつない大きな倉庫の前に停められていた。
倉庫の扉をふたりの警備員が重そうなドアを開けている間にトラックの運ちゃんはその開かれた入り口を後ろ向きにしてバックさせていた。
「おらおら、さっさと降りんか!」
あたしの脳は彼らの言語もすっかり理解できるようになっていた。
これも志乃ちゃんのおかげかもしれない。
トラックの荷台の前部が急に高く持ち上げられて後ろのドア、というよりついたてが開きあたしたちは倉庫の中に滑り台のように雪崩れ込まさせられていた。
「あたしたちは土砂じゃない!」思わず声高に叫んだ。
「いや、おまえのいう通り、糞尿だろ!」と、おーい、志乃ちゃん、いったいどんな通訳をしてくれたんだい」
「ところで私たちどんな理由でこんな場所に放り込まれたんだっけ?」
急に怯え出したようにおなかの大きな妊婦さんが言い出した。
「え〜と、確かあなたが反逆罪で国籍を剥奪、この子が違法改造失敗の処分、そんでもってあたしが違法入国者、だったと思うけど、って何?あの倉庫の奥の若い女性や少女たち犯されているじゃない?それどころか胸から腹にかけて鋭い爪でカッ割かれているよ、そして喰われている」
「どうして?どうして国際法で禁止されたはずの獣鬼がこの国『ジポン』にいるの?」狼狽えて怯える妊婦さん、そりゃぁそうだろうよ。「え"‼︎今なんておっしゃいましたか?ここが『ジポン』ってあたしの故郷の国と同じ名前なんですが?」
その光景はまるであの星で見た悪夢そのものだった。
こんなに多勢じゃ、あたしもあの時のように複数の獣たちにたちどころに押さえつけられて太くて剛毛に包まれた陰茎を膣(ちつ)にねじ込まれて精液を大量に打ち込まれ続けていた。
「あ、あ、あ〜!あ“〜!あ“ぎゃぁ〜あぎゃぁ!」
んん?あたしの喘ぎ声にしてはちょっと変だぞ!ちょっと冴子さん、なんで突然にお腹がスリムになっているんですか?
い、いつの間に赤ちゃんを産んじゃったんですか?
『ジェネシス!』、『刈り上げ君』の声が倉庫中に響き渡ると目の前の獣鬼とやらの半分以上が普通の人間に姿を戻していた。それでも残った半分は元気よくあたしを含めて勢いよく襲いかかりこの場にいる若い女性や少女を犯し始めようとしていた。
『あんたたちは幼い女の子に指一本触れることは叶いません』聞き覚えのある声だった。『ツインテール』?何故ここに?
というのが正直な感想だった。しかしそんな彼女も3匹の獣鬼に取り囲まれて肉を両側の獣鬼に喰らわれながら犯されてていた。圧倒的な力と数の暴力にとてもじゃないが太刀打ちできなかった
『あ、あ、あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!・・・・・』
何度も何度も多量な精液で胎をパンパンに膨らまされて破裂させられては元の姿に戻されることを繰り返されながら瞳が虚ろに濁り出してゆきながら狂ったように叫び首を激しく横に振って暴れる『ツインテール』の姿が獣鬼化するのがはっきりと見てとれた。
【ダメェこのままじゃ彼女も完全に獣鬼になっちゃう】そう叫んだのはまだ幼い幼女の志乃だった。
志乃もまた獣鬼に左手で両足を、右手で頭胸と首を鷲掴みにされてはらわたを喰い散らされていた。
【逃がせる娘だけでも逃してみせる!】
志乃ちゃんが叫ぶと取り囲んだ獣鬼たちの中から『ツインテール』だけが姿を消していた。

「彼女は井の頭公園の池に浮かぶボートの上に、『ホームズ』は未来のわたしに託します、迷わずに東北の海に向かって」
『ホームズ』は取り囲んで彼女の膣をつらぬいてはらわたを喰らっていた獣鬼の中から姿を消した。

『わーはっはっは、バカめ
こやつらの転送先の運命を見るが良い』

どこからともなく声が聞こえたかと思うとひとつのイメージが送られてきた。

刈り上げ君は浜辺が遠くに見える海の海面上に出現したかと思うと大勢の獣鬼に水中から足を掴まれて沈められて犯され始めていた。

そしてツインテールもボートごとひっくり返されて水中に引きずり込まれて大勢獣鬼たちに代わる代わる輪姦射精をされてながら口から赤い血と一緒に濁った白い液体を吐き出されていた。

「いや、いや、い、い、いやぁ〜、」
やはり膣を剛毛の生えた太い陰茎に激しく貫かれながら犯されていた見覚えのある少女がいた。
おそらくは彼女も『ハルヒ』とアニオタの『かなえ』に呼ばれていた妹だろう。
彼女も大勢の獣鬼に取り囲まれ勢いよく射精され、胎を何度も何度も破裂させられながらはらわたや両腕や腕を食い散らかされている。
彼女の獣鬼化も始まっていた。

「彼女は有名な公園にあるステージの上に」

志乃が叫ぶと彼女の姿も消えていた。

『無駄だ、無駄、貴様ががしたことをとくと見るが良い』

屋外ステージに現れた散切り頭の少女がいきなり大柄な獣鬼に組み伏せられて四つん這いの状態で獣姦させられていた。
何度も何度も何度も腹を膨らまされて口から気色の悪い色の液体を吐かされていた。

天然パーマの妹が獣鬼に貫かれて何度も何度も何度も射精させられて体ごと破裂させられていた。
『彼女はなぜここに?』
あたしの頭は混乱し始めていた。

「ニナは病院の屋上のヘリポートに」
志乃が叫ぶと彼女も獣鬼の身体の下から消えていた。

『はぁ、はっはっははぁ、それで奴らを助け出したとでも思ったか?見よ、貴様がこやつらを罠にはめたのだ』

またしても天然パーマの娘は獣鬼に股を開くように両太ももをつかまれて逆さ吊りにされて太くて長い陰茎を割れ目の中に叩き込まれていた。
そして獣鬼は非常にも何度も何度も何度も腰を落として彼女の頭は頭蓋骨ごと砕けて大量の脳髄と血をヘリポートのコンクリート面にぶちまけさせられていた。

あたしはきっと戦国時代に飛ばされて織田信長に抱き抱えられたまま大太刀ほどある陰茎に背中までつら抜かれるのだろう。
しかしこんな絶望的な未来しか見えないのはなぜなんだ?

「おまちどー」と言いながら獣鬼に激しく犯されつつもその獣鬼の首を切断させていた縮毛幼女がいた。そして右ストレートパンチで獣鬼の心臓をくり抜くと鋭い5本の爪が生えた指を持つ左右の手で獣鬼の下半身を八つ裂きにして落ちて来た志乃ちゃんの体を優しく受け止めていた。

「しかしなんで生まれてすぐにいきなり5才児?」

あたしは思わず言ってしまった。修羅場から先に逃げたあんたがどうしてここにいるの?

「いや遅いことなら光でも出来るし、1度、西暦2040年に戻って来ていたよ?それから2043年までいた、それよりもこいつらを始末させるのが先だからね」

姉は意外と強かった、60匹以上はいた内の40匹以上は彼女が地獄、いやおそらくは天国送りとなっただろう。

何しろ姉が倒した獣鬼のほとんどが足技でしかも彼女はミニスカートの以外は何も身につけていなかった。

絶対に豊満で形の整った乳房も縦長なおへそも毛の生えていない地球の下の割れ目もスリムな足の太ももも完全に見ながら満ち足りた思いと共にあの世に行っただろう。

「さすがにポンはまずいと思ってそこで死に損なっているお姉さんのを脱がして借りたよ」

こら、そこはさわやかにいうセリフじゃないだろ?

実はこの時あたしはイカロス、じゃない、伊良の台詞の意味をほとんど理解していなかった。

「少し『ローズ』さんの頭が混乱しているようなので説明しますね」と衣良、いやその口調はあたしの知っている『イ』じゃないし、誰なの?あんた」
あたしは思いっきり疑惑の目で彼女をみた。
「はい、あなたの推測通りわたしは衣良ではありません、今は衣良の身体に寄生している『B』という物です」
何故か今誤変換が生じていたような気がしたが気にしないでおこう。

「ちょ、ちょっと待ってさっきの『イ』の尋常じゃない強さは『B』さんと『イ』の並列処理による強さだったの?」
あたしは思わずききかえしていた。
「正確には『ニナ』を追ってきたはずが行きすぎてここまできちゃった、伊良衣良と『B』さん香織さんの3人組のパワーなんだけどね」
「そうですよ、私たちは西暦2025年の10月からやって来ました、80才のご老人からの招待状を受け取ったからね」
招待状って何?とあたしは正直言って思った。
別に私たちが集結していた喫茶店にノコノコと冴子さんと志乃さんに擬態して現れたうましかさんがいただけのことなんですがね
「なるほど、それで『イ』はその擬態を見破って追及したわけか」とあたし。
「すみませんがもうちゃんと『伊良衣良という名前があるんで『イ』というのはやめてください、ちなみに『イカロス』も『NGワード』にさせていただきます」と私、もちろんあの清楚なイメージを持たれるのも迷惑だからだ、ただこの殺戮魔『ルシファー』にジポン語が通じるかどうか不安だ。
「40匹もあの世に送っておいて他人のことを『殺戮魔』とはよく言ってくれたよね」
とあたし。
「わかっていると思うが『あたし』が『ローズ』で『私』が『イライラ』だ。ピッタリな名前じゃない!」
「はあ?政治家の赤坂パーティー会場のテーブルの上に血のワインでシャンパンファイトをしてくれたのはどこの誰ですかぁ?」と私。
「はぁ?何を突然言い出したかと思えば、あたしはそんな場所に行ったことなんて一度もありませーん、残念でしたぁ」とあたし、だって本当に行ったことないんだもの。
それを聞いてか『B』なる女は突然吹き出すようにわらいだした。
「どうしてわかるのかって?これでも一応イライラとは長年付き合ってきた仲だよわからないはずがないじゃない?」
「だって『激辛』ちゃんにとってはまだまだ先の未来の話だから知っていなくても当然ですよ」
「そう、最初からそう言ってくれたらよかったんだよ、っておい『激辛』ってあたしは一体どんなコードネーム付けられているのよ?」
あたしは頭に血がのぼって『殺戮モード』に入っていたかもしれない、そんなふざけたコードネームをつけられたらたまったものじゃない。
「正式な名称は『激辛料理選手権王ルシファー』って言うんだけどそれだろ長ったらしいでしょ?」
と『B』、本来なら八つ裂きにしてやりたい気分だけど何故かこいつにだけは勝てそうな気がしない。能力のパワーだけならあたしが勝つと思うが戦略で負けてる気がする。
「はいはいわかりました、それであたしの何が知りたいんですか?」あたしは『B』にきいた。
「あなたたちが獣鬼に襲われて暴走を始めてジポンを取り巻くプレートは次々と核融合爆発をしてジポン列島は噴き出したマントルで消滅したところまではわかっているの」と『B』さん。
「だったら何を知りたいんですか?」とあたし。
「あなたと冴子さん、そして志乃さんは出会ってすぐに興味深い話をしていましたね?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・しばらくの間あたしは思考停止という現象に陥っていたかもしれない。
「すみませんが『B』さんとイライラはいつからこの人工惑星に来ているんですか?」
あたしはなんかそっちの話を聞いたほうがいいような気がして来た。とにかくあたしは憎たらしいタロットとタロスケの不快な会話を聞きながら意識を失って気がついたらここにいたというわけだから彼女たちにとって得るような情報をあたしは持っていないだろう。

「私たちがあなたたち、とは言っても『ニナ』、あたしたちの間では草彅敦子、または草彅あつしの名前で通っていましたが知っていました、そして1部の人間、夏乃可奈が小学1年生の頃に『ヘナ』さんに出会っていたことを教えてくれました。もうひとりその時に佐原観萌という名の娘も関わっていたらしいですが本人は全く覚えていないそうです」
『B』さんは少し間を置いて続けた。
「衣良さんに関してはご本人にも未来での記憶がほとんどなかったらしくて今少し思い出しかけているようです、そして『ハルヒ』さんと『ホームズ』さん、そしてここ数日の間にやっとあなたが『ローズ』さんであることが確定しました。
そこであなた方に私たちの行きつけの喫茶店で待ち合わせをして未来での事実確認をしていたところ『ホームズ』さん『ヘナ』さん、の話から2041年にハルマゲドンが起きて地球が火の玉になることがわかりました」
「ちょっと待って、ハルマゲドンなんて起きていない、あたしが耳にしたのは『ヨネスケ合衆国』の『タロット大統領』と『ジポン』の『タロスケ』総理大臣があたしたちが行った暴走でジポン列島のプレート崩壊をネタに人間兵器として売り渡そうとしているところで意識がなくなって気がついたらここにいました」それを聞いて『B』は納得した表情に変わった。
「最初『タロスケ』は『ローレンス連邦』や『チャイコ人民共和国』にもふたりずつ売り渡す算段だったようです、だけど実際には『ニナ』だけではなく『イカロス』も過去の世界に飛び4人だけになってしまっていた、しかも各国から懐疑的な目で見られるようになったため実証としてあなた達4人に暴走をさせるためにまず大人の4人組を獣鬼に襲わせて暴走しやすい状態を作った、これが花奈の予想した未来予想演算の結果でした」

さらに彼女は続けた。
「そこに冴子さんと志乃さんが異常に不自然な状態で来店して来たのには本当に吹いてしまいました、冴子さんが大人、志乃さんが3才という設定には無理がありすぎました。そこで衣良さんにお願いをしてタイムリープとテレポーテーションを併用してここに来る事にしたのです」

【志乃は花奈の中に、『B』は衣良ちゃんの中に『G』は加世の中に『L』は『激辛』の中に入って2000年前の〇〇すたーの中に侵入しますよぉ〜】

「というわけでここに集まる予定でしたが変ですねぇ私たちは寄り道をして来たはずなんですけど」と『B』さん、「しかし寄り道って一体?」とあたし。「この目で確認する必要がありましたからね」と『B』さん。

「その4組8人の中で『タイムリープとテレポーテーション』の能力がずば抜けていたのが衣良さんでしたがちょっと彼女だけ早く着き過ぎるのもアレなんで未来世界、特にハルマゲドンと2041年の壁について調べたいことがあったので寄り道させたわけなんです」
「その結果は?」とあたし。
「特にあの80過ぎのじいさんには悟られてはならないので慎重に2重にも3重にもシールドをかけて調べましたが獣鬼による大人組やあなたたち4姉妹に対する獣姦、じゃない輪姦事件は確かにありました、しかしジポン列島の壊滅はあったもののあなたたち4人は誰にも殺されずにここに飛ばされるように脳髄のシノプシスをいじられていたようです」

あたしはその時に嫌な予感を感じていた。「まさかと思うけどここに想定以上の獣鬼が集結していたのは?」
「そう、ここで一気に私たちほぼ全員を始末するため」と『B』さんは言って遥か彼方2,000メートル先にある空もどき(実は天井を見ていた。「だけど志乃の能力を完全に侮(あなど)っていた。」と付け加えた

「ところでさっきの戦闘で深く傷ついた妹たちがどうなったか知りたいのですが」
あたしは『B』さんでなく、あえて衣良に聞きたかった。
またどうせ『激辛』とかいう訳のわからない略称で返してくるのはわかってはいたのだが。

「1番深刻だったのが『ツインテール』、『ヘナ』でした獣鬼化の暴走が止まらずに約3年間は若い女性や少女を襲って喰らい尽くしていたようです、彼女本人の記憶にある分だけでも150人以上は襲って食い尽くして来たようです、しかし奇妙なことはそう言った非常に深刻な重大犯罪であったにも関わらず警視庁は愚か公安警察、および内閣調査室にさえそのような事件があった事実は把握されていませんでした、そして新たな謎が追加されました、あなたたちが獣鬼たちに輪姦されて暴走が始まりお互い同士の戦闘行為が始まった時に私が参戦していたというあり得ない記憶でした」

「彼女は自分の肉を食らわせて『わんこかな勝負だよ』などと言って自分の無限に再生出来る能力を使い『ヘナ』が飽きるまで喰わせ続けて徐々にではありましたが元の自分をゆっくり取り戻しました、その話をしている最中にあなた、『ルシファー』の襲撃があり花奈との戦闘の最中にあなたの動きが止まりあなたがあちらの世界の6姉妹のうちの1人だとわかりました、そしてその時のあなたの発言からあなたが自分たちの国を支配し続けて来た政治家達を深く恨み続けてきた事も知りました、もちろんその元凶が当時はかつて戦国時代の武将だった織田信長が進化した崖理事長、崖信介であり、もうひとりが当時謎の正妻と思われていた濃姫こと恵萌、つまり監国のカルト協会の会長だったことが判明してきました、そしてあなた、『ローズ』が彼らの故意に作成した500回にも及ぶループによって徐々に壊されていった様子もわかりました、しかしそれもあなたのおかげで終止符が打てそうです」

「そして次に『刈り上げ君』でしたが彼女は未来世界での誤った記憶を植え付けられていました、それがあなたたち『イカロス』『ローズ』『ハルヒ』『ニナ』を喰らってきた記憶です、それは私と『ニナ』がそこの時間線にはすでにいなかったためにそれは偽りの記憶であることはすぐにわかりました、しかし問題なのはその偽の記憶を誰がどうやって撃ち込んだかでした」

「そして最後の姉妹が判明しました『ハルヒ』でしたが私たちは本来は研究者たちに『イ』『ロ』『ハ』『ニ』『ホ』『へ』と言った単純に『イロハニホヘ』から一文字ずつ抜かれた記号のような名前で呼ばれていました、しかしそれでは味気ないと彼女、『かなえ』さんが幼少期に見ていたアニメの登場人物からその記号のような名前に当てはまるキャラクター名を引用してつけたのはご存知ですよね」

衣良はそいって少し微笑んだがあたしの知っていた彼女とは随分と落ち着いたイメージに変わってきていると感じていた。

「最後に見つかったのが『ハルヒ』こと瑠璃さんでしたが彼女が1番悲惨な人生を送ってきたかもしれません、彼女は20世紀後半の第3惑星に出現した時は3才の姿だったそうです、ご本人さんにその前の話を聞くまでに彼女は何者かに操られて少年を5〜6人ずつ誘惑して自分と交尾をさせてその少年たちの陰嚢(睾丸、または精巣)にに自分の持っている種子を打ち込んでその陰嚢の中で凄まじい勢いで種子を繁殖させて彼らと同じくらいの年頃の少女を輪姦させて大量の種子を彼女たちの胎内に打ち込んでそこから血管を通じて体の構成や脳細胞のシノプシスを切断新たに繋ぎ直して別の人間に作り替えていく工程が見えてきました」

「それを喫茶店で話し合っているうちに冴子さんと志乃さんの話が出てきて、彼女に対するイメージと私が幼少時代、とは言っても私はまだ12才でその時はまだ6才くらいだったと記憶していますが『ホームズ』、つまり今のコードネームは『刈り上げ君』を海辺で肩車をしていた少女が『志乃』という少女にイメージがよく似ていると思ったことがあります、その後彼女とは11才くらいの時、静岡から引っ越した時にオスプレイという所属不明のヘリコプターから銃撃を受けてその時にドライバーだったのはエンジニアを首になったばかりの冴子さんでしたが彼女は機銃掃射で被弾して運転不能な状態におちいっていたのですが、いっときだけ姉に運転を代わってもらいその間にオスプレイ内の戦闘員と操縦士が操作できる機銃操作関係を破壊して戻ってきたのですがそのたった2秒間の間に志乃さんはトラックの助手席に乗り込んで冴子さんの手当てを、というよりも本格的な弾丸の摘出手術を行なっていたのですがなぜか荷室には幼い頃見たよりもさらに幼いイメージの声の『刈り上げ君』の声と昔見た時は中学生くらいだった志乃さんがその時は私と同じくらいの年頃にしか見えなかった上に
その割には昔の私のことを覚えてくれていたという矛盾点でした」

「それでルシファーさんにお聞きしたいのですが志乃という女性、もしくは少女に心当たりはありませんか?」

ほうらきた、やっぱりあったはずのない人に関する与太話を始めていたぞ、と思い記憶を適当にあさっていたらそれはすぐに出てきた。

「ひとつめは『ニナ』が何者かに乱暴されて子宮や膣(ちつ)に激しい損傷を受けて死にかけていた時に施設の保母さんたちは『かなえ 』も含めて何もしてくれなかったのに無断で侵入してきた彼女が手当てをしてくれたらしくてすぐに『ニナ』は完治してみんなと遊べるようになった時」

「ふたつ目は彼女は少なくとも3回はあたしの目の前で長時間に渡り乱暴に強姦されて何度も何度も常識じゃ考えられないような大量の精液を胎内に射精させられ子宮を破裂させられて口から大量の濁った血を吐き、さらに胴体を破裂させられていち度死んではまた 生き返った、そしてそれを際限なく見させられた気がする、いや今考えれば強制的に生き変えさせられたのかもしれないんだけど、」

「その時あたしは何度も彼女を助けようと男たちの行為を邪魔しようとしたが何度も殺されていたよ」

「そして気がつくとその女性は片手で生まれたばかりの赤ん坊に授乳をしていていて、もう片方の手であたしの頭を優しく撫でてくれながら『ありがとう』と言ってくれたけどあたしには何故そんなことができるのか理解不能だった」

「ひとり目は長くて太い爪で体を何度も引き裂かれて、ふたり目の時はサラリーマン風の男にあたしの体の中で弾ける拳銃の弾丸で胸と腹を打たれて内臓をめちゃめちゃに壊されて、とどめはその弾丸で頭を粉砕させられて死んだ、はずだった、でも気がつくとあたしは赤ん坊を抱っこして授乳させているもう一方の手で頭を優しく撫でてくれていた」

「そしてさんにん目はポマードをべっとりつけたオールバックの男に彼女は犯されていた、あたしが邪魔するといつの間にかあたしと彼女の立場が入れ替わり今度はあたしがポマード男にあたしの膣を激しく擦り付けるようにしておかされて濁流のような勢いの精液を強く射精させられて口から何か気持ちの悪い液体を吐かさせられながら破裂させられてまた元通りの姿に戻されていたその時にあたしは信じられないほど変わり果てた彼女の姿を見てしまった」

「全裸に脱がせられた彼女の美しかった肌の色がむごたらしく赤紫色に焼きただれてところどころ皮膚が破れて中の肉や内臓が変色しているのがわかった、あたしはこの時も『ジェネシス』という言葉を聞いた気がする、彼女の皮膚は元の状態に戻ったがとても動けた状態ではなく口から大量の濁った血を吐いていた、流石にこの時は頭に血がのぼってあたしは奴の体をスライス状にカットさせていた、奴の体は復元を始めていたが『ジェネシス』という懐かしい言葉を聞いた気がする」

「その代償だろうかあたしの焼きただれた肌は次々と破れて内臓が破裂して濁った血を大量に床に吐いて死を覚悟していた、気がつくとあたしはいつものように頭を優しく撫でてもらっていた」

ただ彼女は今度は激しく泣きながら怒っていた。
『本当にこの娘は無茶ばかりして、あなたが死んだら私はかなえとあつこになんて言って謝ればいいの?』
その時彼女が抱き抱えている『観萌』という名前の赤ちゃんが言ったんだ『その時は私が彼女たちの命を守るから安心して』って。

アダルト版JC淫魔刑事獣鬼編6『伊良衣良と激辛』1 終わり

アダルト版JC淫魔刑事獣鬼編6『伊良衣良と激辛』2-

にちゅぢゅく!


#20才未満閲覧注意
#SFっぽく
#ハルサメとナッツシリーズ
#過激な描写あります
#エログロ注意
#波瑠沙芽とナッツ
#小説

ちゅづくんだから! by ほとんど出番のなかった花奈

???「ざけんな俺たちだって、つうか歴史改竄は重大な罪だぞ」

いやあんたらが勝手に動いたから話がスパゲッティになったんだよ

どこからかそんな声が聞こえた気がした。

ここから先は

30字
まだまだ更新中ですが頑張ってみます。

新米淫魔ハルサメと熟練悪なナッツの愛とえろすの物語 20才以上推奨ですが、、特に、、、、過剰な期待はしないでください(笑)

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