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ゴジラ-1.0 〜アカデミー賞受賞したので

今日、アカデミー賞の視覚効果賞受賞の『ゴジラ-1.0』を観賞
ゴジラ生誕70周年記念作品。

伊福部昭の音楽が懐かしく、迫力満点の効果が。

上映されて3か月が経過して、「まあ、ゴジラ映画か」くらいの気持ちで、観るつもりはなかったのですが、アカデミー賞の視覚効果賞を受賞し、VFXというのはどういう感じだろうかと思いながら観賞。

3か月経過のため、上映の観客席が縮小している中、やはり人気があったようで、ようやく確保できたのが、最前席(苦笑)。
『ダイ・ハード2』以来、最前席で観ることになるとは。少々観づらい感じはしたが、楽しめた。

日本の特撮技術は、昔から進んでいたものの、今回、撮影技術が、ニュースなどで紹介されていたので、その高度性には、驚嘆。

実際、映画館で観ると迫力満点で、低予算でこれだけの作品ができるとは、日本映画の大きな可能性を見た思いがするし、担った皆さんが、若い方々が多かったようなので、この先が楽しみだ。

もちろん、映画の中でも触れているが、ビキニ環礁での核実験のことを忘れてはいけないと思う。
ゴジラは、単なる怪獣映画ではなく、核実験、戦争をしてはならないという気持ちがこもっている。
そういう意味では、今月下旬に上映される『オッペンハイマー』につながるものと考えてもよい。

ストーリーでは、途中で、浜辺美波さんが亡くなったかのように、最後の最後に、神木隆之介さんが亡くなったかのような展開となったが、小さい女の子を含めた、この3人が、本当の家族ではないが、おそらく家族になっていくところで終わる、一方、退治したはずのゴジラが復活するかのようなエンディングには、良かった部分と、恐怖の部分がないまぜになった感じ。
ストーリーも良かったと思う。
脇役の、安藤サクラ、吉岡秀隆、佐々木蔵之介、山田裕貴なども熱演。

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