止まない音

昨日池袋に待望のptpの映画「sunrise to sunset」を観に行った。

映画の感想の前にいくつか。

池袋駅周辺の某油そば屋に行ったのだが、そこの油そばが全っ然美味しくなかった。

私は油そばが好きで外出するとよく食べるのだが、美味しくない油そばがこの世にあるとは思わなんだ。

だって油そばって大抵おいしいじゃん!

それに加えて量が少ない。

具も少ないから満足感もない。

せめて卵はのせて欲しかったなぁ…

でも結構繁盛してたんだよね。

あとこれは池袋に限った話ではないけど、街に出るとホストみたいな男が多すぎる。

まあこんな事を言うとね。

「見た目で人を判断するな」とか

「今はジェンダーレスの時代だから男らしい男だけが格好いいわけじゃない」とかいう反応があると思うんですよ。

でもさぁ、やっぱりそういう男は軽佻浮薄な人間が多いと思うぜ。

勿論そうじゃない人もいると思うけど。

そんでそういう男にホイホイついてく女もどうかと思うぜ。

こういう男は巧妙な口ぶりで女心をわかったように見せかけ、共感しその場を盛り上げ雰囲気も良くするんだけど、その実内心は女を抱く事しか考えていない。

つまりなんとも不誠実な人間なんだな。

こんな事を考えながら、kに助けを乞うような気持ちで私は映画館へと向かっていったわけです。

映画が始まると5623のカウントダウンが始まりgeneが流れる。

5623とはptpが活動した年数であり、つまりこの映画はptpの全てを克明に映した集大成のようなものだった。

そしてその後メンバーのインタビューやlive、プライベートの映像が流れ、私にとってはもうそれだけで眼福、至福の映像だった。

映画の半分辺りに差し掛かった頃私がどうしても行きたかった、でも行けなかった伝説のLive、「BLARE FEST」の映像が流れる。

これは「Bohemian Rhapsody」で流れたライブエイドのように、普通に圧巻で非常に盛り上がった。

それまでの映像でもすでに泣いてる人はちらほらいたが、picturesに入ったあたりで私の涙腺も緩み始める。

そしてRainで涙が眼球の表面張力に耐えられなくなる。

そしてThis Lifeで涙腺の堰が切れる…

いやー泣きました。

それはもう泣きますた。

あれは2011年のAIR JAMの動画で、私は辛い時にずっとこの動画を見ていたので色んなことが思い出された。

特に「I want you back」のところはヤバかった。

多分みんなが「それはこっちのセリフだ」と言いたかったであろう。

今もkが生きていたら、この世界はどうなっていただろう。

あとFrom here to somewhere tourのMCもヤバい。

「stay real」、何度この言葉に励まされてきただろうか。

そしてエンドロールにGiftが流れる。

自由と争いのない世界を信じ続けた、誰よりも優しい男の詩。

今起こっている戦争の事を考えたら更に泣けてきた。

gift、確かに俺達は歌だけじゃない、多くのものをkから貰った。

jessieがインタビューで語った言葉

「ptpを見てるとワクワクする。
 男としてカッコいい。」

俺はkみたいな男が生きていたという事実だけで、この世は生きるに値すると思うよ。

俺は中学生の頃からずっとkに憧れているし、尊敬している。

というかそもそも私の音楽に対する価値観もptpに規定してもらったような気がする。

Pay money to my pain

俺の痛みに金を払え

いつかkがliveで「美しくない音楽に意味はない」というような言葉を言っていたと思うが、私は今でもそう思っている。

ptpというバンドは

カッコよさ、美しさ、優しさ

この3つを兼ね備えているから素晴らしいのだと思っている。

このどれかを持ったバンドというのはいくらでもいるが、全てを持ったバンドというのは本当にptpくらいだと思う。

いつか私も名を揚げて、ptpに多大な影響を受けたアーティストがいるんだよという事をメンバーにも知ってほしいなぁ。

そしていつか、kにも音楽を聴いてほしいね。

ptpのプロデューサーであるタナケンさんの言葉

「ptpの周りには色んな人たちが集まる
 何故ならカッコいいから。」

私もそんなptpに魅せられ、kのようになりたいと思った男の一人である。

だからこそ!!

ホストみたいな男は許せねえんだよなぁぁぁぁ…..!!!!!

俺はkという漢を知ってるからよぉぉぉぉぉぉぉ…!!!!!

と、いうわけで。

ptpを知ってる人は当然、知らない人も!

見てほしい映画でした。

それではまた。

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