障子張りで感じたもやもや。
前回の記事で障子の張り替えをしてヒヤヒヤしたことを書いたが、実はもう一つ衝撃的なことがあった。
張り替えの途中に障子紙が足りなくなったので上司に買ってきてよいか相談した。すると、全く予想外の返事。
「店舗にある雲竜の障子紙でもいいかお客様に連絡して聞いてみてください」
※雲竜は、障子紙の中に配合された繊維が雲や竜のような模様をしていて、無地とは全く違うものとなっている。無地も雲竜も値段はほとんど同じ。
ん??
耳を疑った。
4枚のうち3枚は無地で張り替えてお客様からも合格をもらっているのに、最後の一枚を雲竜にしてもよいかと??
買い足せばいいだけなのに(部材費1000円弱)。
これは受け入れられないので断った。
その後、無地の障子紙を購入して張り替えたが、自分の感覚では理解できない指示を受けたことにただただモヤモヤが残った。
センスが十人十色なのは重々承知してはいるが、ただただ驚いた出来事だった。