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月待ちの夕べ

私は、趣味で写真を撮っている。腕前は、まだまだだが、写真を撮っている自分が好きだ。昨日は、私の通っている写真講座の方々と、月を撮りに行った。月を撮影するのは、初めてで、海岸で、江の島のシーキャンドルをからめて、月を撮るという事になった。
そして、みんなで三脚を並べて、月の出待ちをした。みんな、今か今かと月が上がって来るのを待っていた。こういう雰囲気も悪くない。ただ、ものすごい強風で、後で髪が、ベタベタのパサパサになった。
そして一人の方が、あれ、雲かなぁ?と言った時、私は雲かと思ったけれど、先生が、出た!月だ!と言ったので、みんな一斉に撮り始める。みるみるオレンジ色の月が、姿をあらわす。しかし、雲が、邪魔をして難しい。雲の合間をかいくぐって撮らなければならない。月は、雲に入ってしまったり、出てきたり、中々、月撮影初めての私には難しく、強風もあって、すぐピントが、ずれてしまう。
そして、月が、もう上がってしまって、先生の、撤収!の言葉に、みんな撮影を終えた。
結局、私が撮れたと思ったのは、案の定一枚きりで、先生には、一枚撮れれば、十分、とのお言葉を頂いた。
でも、写真の世界は、奥が深く、まだまだ、勉強せねばならぬ。

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