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不妊治療 医療保険編~先進医療~

【民間保険で先進医療特約って入ってますか?】

不妊治療にはおおまかに3ステップあります。
初診~検査後
①タイミング法
②人工授精
③体外受精、顕微授精

高度生殖医療(体外受精、顕微授精など)に進んでくると、
検査や手術で先進医療を取り入れる病院があります。

2022年8月1日時点で、先進医療として告示されている検査・治療には、
以下のようなものがあります。

SEET法(子宮内膜刺激術)
タイムラプス撮像法による受精卵・胚培養
子宮内膜スクラッチ(子宮内膜擦過術)
子宮内フローラ検査(子宮内細菌叢検査)
子宮内膜受容期検査(ERPeak)
ERA(子宮内膜受容能検査)
EMMA&ALICE(子宮内細菌叢検査)
ヒアルロン酸を用いた生理学的精子選択術
強拡大顕微鏡を用いた形態学的精子選択術

などが、現在認可されているものです。(情報不足だったらごめんなさい)

加入している民間医療保険に先進医療特約など付帯している場合は、
後日診断書を提出すれば、技術相当額戻ってきます。

不妊治療=高額なイメージがありますが、
①採卵、移植手術⇒手術給付金
②先進医療⇒先進医療特約
⇒支払い:自己負担減!なんです

ただ!!先進医療の落とし穴があります

先進医療分のお金が戻ってくるのは、
先進医療機関登録している病院のみです!

そう。受診先の医療機関が先進医療実施施設として認定されている必要があるのです。
現在通院している病院は、厚生労働省の先進医療機関に登録されているか、
まず確認してみて下さいね。

https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/kikan02.html

厚生労働省先進医療を実施している医療機関の一覧


私の場合…

1つ目のAクリニックは、採取は病院で行い、検査・診断は民間に委託する方法でした。
その為、採取〜診断結果に2週間かかります。

先進医療である
子宮内フローラ検査を4回しました。
これは自費で1回 ¥33,000 計¥132,000

Aクリニックが先進医療機関登録していない理由のひとつには、まだ機関登録申請をしていないからという理由です。…早く登録して欲しいっす。

その為、先進医療の話しはせず「検査」「自費」という説明だけなので、
当時は、民間保険で先進医療負担できるということを知らなかった為、
仕方ないか~と思うしかなかったのです。

2つ目のBクリニックは、
医師の説明でも民間保険でカバーできるか確認してみて下さいと教えてくれました。ありがとうございます!

その時にそうだったんだ!と気付かされた私

つくづく知らないって怖いわー…
子宮内フローラ検査先進医療として認可されているのに、
病院によって患者の負担がそんなに違うのか…
なんか腑に落ちないなー…

と、悔しい気持ちになりました。

最後に…
保険の見直しって年齢が上がってくれと難しいですよね。
解約とかしたくないだろうし、
すでに不妊治療されている方は新規加入は難しいと思うので、
通院されている病院がどこまで費用的なサポートを
してくれるか聞いてみても良いと思います。

先進医療登録×でも、病院によっては費用が安かったりするんです。
先進医療登録○は、後に帰ってくるから自費が高めに設定されている気がします。
通常の手術関連は民間保険でカバーできると思いますので、
これまでの診療明細書等を見直してみてくださいね☆

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