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ママ友さん、お元気で!

私の数少ない貴重なママ友さんが、急きょ引っ越しされることになりました。

まだククがよちよち歩きだったころ、近くの保育園が開催している子育て支援会場によく通っていて、そこで出会ったママ友さんでした。人づきあいの苦手な私ですが、その方とは最初からとてもリラックスして話すことができ、やがて連絡先も交換。お互いの家で子どもを遊ばせながら、一緒に時間を過ごしたこともありました。入園先が別だったこともあり、子どもたちはお互いをはっきり覚えていないようですが、私にとってそのお母さんは子どものことに限らずなんでも話せる大切な友達です。

子どもたちが入園すると日々のスケジュールが変わり、まもなくコロナ禍が始まったこともあって、お茶などに誘うのもためらう時期が続きました。でも、こうして遠く離れてしまう日が突然やって来ると、もっと誘ってたくさん話をしておけばよかった、と後悔しています。

実は、このママ友さんにも読んでもらえたらいいなと思い、以前アメリアの出版持ち込みステーションに企画書を出した本があります。オーストラリアの元政治記者でインフルエンサーのLauren Duboisさんによる"You Will (Probably) Survive"という本です。

(画像は出版社のサイトよりお借りしました。)

妊娠から子どもがtoddlerを卒業する3歳くらいまでの育児体験や自分自身の変化をユーモラスに記録した本で、「先輩ママが教えてあげる」というような説教臭さや押しつけがましさが一切ないところが好きです。ククが一番手のかかる時期、まさにtoddlerど真ん中だったころにネットで偶然ローレンさんを知り、手に取ったこの本にとても救われました。同じ時期に「しんどいね……」と力なく言い合っていたママ友さんとも一緒に読めたらいいなと思い、ククの入園後に仕事に復帰し、まずこの本の企画書を仕上げました。残念ながら、私の力不足で持ち込みステーションではお声がかからず、掲載期間終了時に企画書は引き上げました。

そうこうしているうちに子どもたちもtoddlerではなくなり、そしてこの晩秋、友人のお引っ越しを機に、私たちもまた次のステップに進むことになりました。遠方へのお引っ越しなので今後はなかなか会えなくなってしまいますが、お互いの子どもたちの成長を楽しみに、これからもつながっていけるといいなと思っています。

※ "You Will (Probably) Survive"は、コロナ禍で今まで以上に孤立しがちな育児中の親御さんを楽にしてくれるような力を持った本です。今この時期に日本でも出版されてほしいという思いが強く、このたび書名を出してご紹介いたしました。企画書、試訳ともにありますので、ご興味がおありの編集者さんなどがもしいらっしゃいましたら、ぜひお声かけください。企画書をブラッシュアップし、出版社に自分で持ち込みをすることも今後考えていきたいと思っています。

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