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2棟の築古アパート

2棟の築古アパート

私は2棟の築古アパートを持っています。前にも書きましたが、築35年と築33年とどちらも古いアパートです(でも、私より若い(^_^;)

1棟目 築35年 個人所有 2DK×6室(ファミリー向け)
2棟目 築33年 法人所有 1K×6室(単身向け) 
どちらも不動産投資を始めた2019年に勢いで買った感じです。購入した不動産屋は違いますし、管理をお願いしている管理会社も違います。

タイプの違う不動産管理会社

経験値を積みたかったといえば格好いいですが、結果としてタイプの違う不動産管理会社に頼んだことは勉強になりました。1棟目は新興の不動産会社、2棟目は老舗の不動産会社です。

  • 1棟目 フルアウトソース(購入から管理まで一貫してすべてお任せ)
    ・自分でやることはほとんどない(管理会社を通してでないとできない)
    ・会計ソフトに帳簿付けするくらい
    ・管理費など高いが安心して任せることができる(客付けも強い)

  • 2棟目 不動産は仲介業者から買って、別に管理会社にお願いする
    ・自分で部屋のプチリフォーム(簡易DIY)とかできる(自由度がある)
    ・管理費など安いが、自分で色々とやらないと客付けがなかなかできない
    ・大家としての経験値が上がった(と思う)

どちらもよし悪しがある

・どちらの不動産会社もよい会社です。いずれもサブリースまでは頼んでいません。1棟目アパートは色々な面で高いですが、安定しております。融資いただける銀行の紹介もしてもらいました。ただ大家としての経験値はあまり上がりませんでした。
2棟目アパートで自分でやることが多くて、大家としての経験値が上がりました。融資頂ける銀行探しから始まり、アパートにインターネットの光引き込みをする会社を探してお願いしたり、大家が直接募集できるサイトでも並行して募集してみたり、部屋のプチリフォーム(壁紙貼り、ペンキ塗り、家具の新調など)ができて大家としての経験値が上がったと思います。

大家として未経験なのは売却だけです。

満室の時はやることがないけど空室の時は、、、

・大家になって思うことは満室の時はやることがない、ということです。毎月の家賃収入が振り込まれてきます。1棟目のアパートは満室引き渡しで最初の1年間は満室だったので、「不動産投資はすばらしいんだ」「大家ってなんて楽なの」とか思っていました。しかし、空室が出た時(空室がある時)は気が気でないです。私は銀行から借金してアパートを買ったので、毎月の支払いがあります。その支払いは入居者から頂いている賃貸料から払っているのである程度の空室が出ると、「入居者からの賃貸料<銀行への支払い」、となり、最悪手出しになります。この状態が不動産賃貸業をやる上で最悪の状態だと思います。2022年は立て続けに空室が出て、入居者からの賃貸料<銀行への支払いとなってしまっていた数か月は、精神的にも金銭的にもつらかったです。

不動産賃貸業はあまり儲からない

副業として不動産賃貸業をやっていますが、不動産賃貸業はあまり儲からないというのが今いまの正直な感想です。「じゃあ、なんでやっているの?」って感じると思いますが、サラリーマン属性を生かした副業としては不動産賃貸業がベストだと思っていること、不動産なので長いスパンで考えることが大事だと思っていること、そして副業をやること自体が「色々な学び」につながっていることが、続けている理由です。不動産の収支はトントンでいいやと思っていますが、こう思えるのはサラリーマンとしての本業としての収入があるからだと思います。
土地持ちの大家の方やいわゆるメガ大家(ギガ大家)の方は不動産で儲かっているんだと思いますが、私のようなサラリーマン大家はあまり儲からないです。これから自分のペースで規模を拡大していこうと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!




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