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超初心者だけど補助金が採択された!(その6)

私は2024年5月に東京都で行政書士を開業しました。副業行政書士としての開業です。行政書士の仕事は閑古鳥が鳴いています。その様子はマガジンにまとめています。

この状況を打開するべく、「小規模事業者持続化補助金(第15回)」を申請、採択されました(記事はこちらをご参照)。今回は絶賛取り組み中の補助事業について記事にまとめたいと思います。締め切りが2024年10月31日(補助事業の申請の締め切りは11月10日)なので焦っております。。

【その1】まずはホームページの編集から

私の補助事業はペット関連ビジネスの支援、第一種動物取扱業の登録申請等の代行等の事業です。その販路拡大のために補助金を使って以下の施策を実施します。

・パンフレット(製作費、印刷費、配布費)
・セミナー開催費
・グーグル広告費
・契約書ひな形、利用規約関連書式

第15回の補助事業の採択は2024年6月に結果が分かったのですが、2024年5月より中小企業診断士の勉強を始めていて、2024年8月に第一次試験があるので、採択された後は中小企業診断士の勉強を優先していました(結果はこちらのページご覧ください)。
従って、補助事業に取り掛かったのは中小企業診断士の8月3日、4日の試験が終わった後からです。8月はお盆期間ということもあり、会社の休みを取れたので、第一種、第二種動物取扱業の申請代行に関するホームページを作ることにしました。もともとのホームページはあるので、具体的にはホームページ全体構成の見直し、新しいページの追加、ペットに関するブログ記事の追加です。ネットで他の行政書士等のホームページを参照しつつ、ページを作りました。グーグル広告でクリックして表示させるランディングページ(LP)を用意しておかないといけませんからね。

【その2】次にリーフレットのデザイン製作

ホームページは大体できたので、次はリーフレットの製作です。デザインはココナラで、印刷はラクスルで、と決めていました。まずはココナラでデザイナーを探すことから始めます。3人ほど候補を選んでメールでやりとりをして、一番レスポンスが早くて、丁寧なやりとりをしてくださる方にお願いしました。実は3人の中では一番値段も安かったです。結果としては、とても良い方でやりとりもスムーズで気持ちよくやりとりできました。女性の方なのですが、柔らかい印象のリーフレットを作っていただきました。
ただ、リーフレットの全体構成や文言(ライティング)は自分で考えるプランにしたので、苦労しましたが、ペット関連ビジネス支援、家族信託、遺産分割協議書の3つに絞って、それを見た方に伝わるようになるべく簡単な言葉で、且つコンパクトにまとめました。なかなか良いリーフレットができたと自分では思っています。

【その3】そして、関連書籍の発注

ペットショップやペットサロンを開業する際に事業主としてお客様とペットの売買契約やトリミングの業務委託契約などトラブルを回避するように契約ひな形、利用規約のひな形を作ろうと思っています。契約書の文言を考えたり、修正したり、会社員としての本業でも少しやっているので、あまり苦手意識はありません。ただ、ペットショップやペットサロンがどのような契約形態になるのか、民法以外にどのような法律を意識しておくべきなのかをしっかりと理解して、契約書のひな形を作る必要があるため、ちゃんとした本を購入する必要があります。アマゾンで購入したのですが、本格的な法律関連書籍の値段は高くて1冊1万円以上する本を3冊、その他にも動物愛護管理法やペットビジネスのトラブル事例の本など申請した補助金の枠をほぼ満額使って購入しました。高い買い物ですが、今後も利用できると思いますし、契約ひな形や利用規約を一度、作ってしまえば、コンテンツビジネスとして自分のホームページやココナラ等でも販売できると思うので、時間をかけて、しっかりと作ろうと思います。まだ、取り掛かれてはいません。

【その4】一度やってみたかったグーグル広告

そして、いよいよグーグル広告(リスティング広告)です。ネット広告なんて出稿する側になるとは思っていなかったのですが、一度やってみたいと思ったので、業者に頼まず、自分で色々と調べてやってみました。youtubeを見ると「はじめてのグーグル広告」という動画がたくさんあります。5本くらい見たら、なんとなく流れが分かりました。また、検索ワードをどのように設定するのか、実際にそのワードで検索して、どのようなホームページがファーストビューに入るのかなど調べてみるのは面白いです。ちなみに私が買ったキーワードはマニアックなので、【スポンサー】は私だけです(笑)
ニッチなワードを狙いすぎたかもしれません。自分ではブルーオーシャンでいいところを狙ったということにしています(笑)
ただ、結論から言うと、グーグル広告は取り組むのが遅すぎました。ホームページを作った後はグーグル広告に取り組むべきでした。順番を間違えました。それは補助金を申請するためには、実際にクレジットカードの銀行口座からの引き落しが10月末までに行われないといけないのですが、9月上旬に入ってグーグル広告を出稿したのでは10月末に銀行から引き落としとなるのが間に合わないことがやってみて分かりました。一日の予算額を決めて出稿するのが間に合わないだけで、先にプリペイドみたいにクレジットカードで予算額を入金するやり方なら間に合うことが分かって、プリペイド方式(手動方式)でやっています。グーグル広告は当たり前なのかもしれませんが、こちらが止めないと、クレジットカードから自動的に引き落しになるので注意が必要です。クレジットカードを人質に取られているような感じです。

でも、グーグル広告はすごい効果ですね。出稿してから当たり前ですが、新しく作ったページのアクセス数が急激に伸び、且つホームページも参照されるようになりました。感覚的には広告出稿前の3倍のアクセス数です。ちなみに私のリスティング広告は東京全域と横浜、神奈川で表示されるようになっています。アクセスされる性別、年齢なども分かるので面白いです。ペット関連の事業を始めようとされている方は女性が多く、30代から40代と若い世代の人が多いということも新しい発見です。

【その5】やらない事業もある

今月末にリーフレットも納品されますし、グーグル広告も止めようと思っています。一旦、9月末で締めようと思っています。で、やらない事業も決めました。
【実施しない事業①】セミナー開催
どこか地元の役所の会議室を借りて、セミナー開催をやろうと思っていましたが、あまりにも恥ずかしすぎますし、恐らく集客もできないので、またの機会(いつになることやら)にしようと思っています。
【実施しない事業②】ポスティング
リーフレットは作って印刷もしますが、ポスティングはコスパ悪そうですし、何よりもこれまた恥ずかしいので、やめてようと思います。リーフレットには私の似顔絵と住所を書いてしまっています。これは記念に取っておこうと思います。ホームページには自分の似顔絵や本名を入れているのですが、リーフレットは比較的、近隣の人に配布することになりそうなので、ポスティングは恥ずかしいです。コスパも悪そうなので。

最期に

補助事業をやってみて思ったことはお金を使うこと、予算として使うことも大変だということです。単なる消費ではなく、事業の投資としてお金を使うことも大変だなということです。私は会社員としての本業があって、副業で個人事業主として不動産賃貸業や行政書士をやっていますが、個人事業主一本で事業をやられている方はすごいなと改めて思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

今回の補助金申請した話をマガジンにまとめてみました


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