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思い出(エッセイ)

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とりとめのない思い出
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#エッセイ

【エッセイ】 一瞬の出会い、永遠のお別れ―アイドル現場で考えたこと

【2270字】 何の話か分からなくて封印していたけど、この記事に出てくる女の子にまた会えそう…

なお
1か月前
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【エッセイ】クリームパスタにはぜったい負けない

私は食べ物にあまりこだわりがないし、別にパスタが好きなわけでもない。 強いて言えばトマト…

なお
1か月前
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【美術展レポ】遠距離現在Universal / Remote展ーわたしと「社会」の距離はコロナ禍で…

2024上半期に見た展覧会の中ではこれが1番良かったです。 現代美術は解釈の自由度が高いから…

なお
2か月前
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【エッセイ】都会っ子、世間を知る

「上京のはなし」がお題になっていたので、逆も面白いかなと思って。 私はまあまあ都会育ちだ…

なお
2か月前
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【イベントレポ•エッセイ】むちフェスvol.7―身体ってなに?

むちフェス、なる肉感がテーマの祭典。 文学フリマで出会ったグラビアアイドルの岡田紗夜さん…

なお
2か月前
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【エッセイ】ひとり旅行記・青森(十和田市現代美術館)

意外に思われそうだけど、ひとりで旅行に行くのが好きです。 数年前までよく行っていました。…

なお
3か月前
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【エッセイ】自分との手紙のやりとり #シロクマ文芸部 #手紙には

手紙には変な思い出がある。 実家の玄関を出るとどうだんつつじの植え込みがあって、はくもくれんの木があって、飛び石をとんとんとんとん、と4つとぶと古びた木の門の横に銀色の錆びかけた郵便受けがある。 そういえば15歳の時に塾に遅刻しそうで急いでいたら4つめの石でつまづいて受験生だというのに足首にひびが入ってしまったので、四角い形の4つめのことは今も少し恨んでいる。 小さな頃の最初の仕事は家族にきた手紙をわけることだった。 幼稚園から帰ると制服(私の幼稚園は女の子も男の子もセ

【エッセイ】いろんなおとうさんがいる

父の日に出そうかなって思って忘れていた文章。 幼稚園の頃、放課後に友だち(仮にそらちゃん…

なお
3か月前
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【エッセイ】雨の曲 #雨を聴く #シロクマ文芸部

雨を聴く。朝になって雨が降っているとなんとなくわかる。 眠っている意識の端のほうにさあっ…

なお
4か月前
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【エッセイ】絶対結婚しような! #青ブラ文学部 #気になる口癖 

「絶対結婚しような!」 最初に聞いた時は呆然とした。な、なんじゃそりゃああああ。 私が今ま…

なお
4か月前
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【エッセイ】文芸部作品批評会の思い出

私が学生時代に入っていた文芸部には「1年生は必ず最初の批評会までに何か書いてくること」と…

なお
4か月前
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【エッセイ】出会えなかった人との別れー台湾サオ族のキラシさんについて

私とキラシさんとの交流は1冊の黄色いスケッチブックからはじまり、そしてその中で終わりまし…

なお
5か月前
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【エッセイ】鈴木先生とユキちゃん(塾の思い出)

私は小学校4年生から高校3年生まで、個別指導から大手予備校まで合計6つの塾に通いました。 そ…

なお
5か月前
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【エッセイ】三省堂書店神保町本店―父との思い出

たまには自分のこととか書いてみてもいいかな、と思って。 私は子どもの頃から父と気が合わないのを感じていました。 何というか父は悪い人ではないのだけれど、過分に権威主義的でまるで上司が家にいるような感じなんです。 父は子どもと遊ぶのが苦手だったようであまりどこか連れて行ってもらった記憶はないのですが、数少ない2人で出かけた場所が神保町の三省堂書店本店でした。 小学校3年生くらいの頃かな。 日曜日に「本屋に連れて行ってやる」と言われて車に乗ると神保町の三省堂書店本店に着きま