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ときどき日記(653)無理心中の気持ちを垣間見た

老母がまた新たな部位の痛みを強く訴えている。

医師に診せても「様子を見ましょう」だ。
すでに痛み止めは飲んでいるので追加できないらしい。

体の自由が利かないのでうずくまることさえできないが、うずくまるほどの声を出して痛がる。

彼女は人生の体験や経験の収穫は十分できたはずだ。

これからは辛いことの収穫が多くなる。不憫なばかりだ。どうしてやることもできない。

これで私の方が弱ってメンタルでも壊していれば無理心中なのかもしれない。

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