14章 決算4 精算表・月次票


精算表=前T/Bと後T/BとP/L・B/Sをセットにしたもの
試算表=前T/B(減価償却費など前T/Bに乗らないものは下にきている)
修正記入欄=後T/B(修正したものだけを記入する)
損益計算書と貸借対照表に左側の2つを足したものを記入する


例題14-1
下記に示した、決算整理事項に基づいて精算表を作成せよ
1.建物は耐用年数10年、残存価格0、定額法により減価償却を行う
2.期末商品棚卸高は900円、売上原価は仕入れの行で計算する
3.未払い利息30円を計上する

2回目の例題14-1
後T/B
4000ー0÷10=400
減価償却費400 減塁400

売上原価
しいくりくりし
仕入700 繰越商品700
繰越商品900 仕入れ900
=7000+700-900=6800

未払い利息30

修正記入
貸方 減塁 400  〇
借方 減価償却費400 〇
借方仕入700 ×逆
貸方仕入900 ×逆
貸方未払い利息30 × 逆

P/L
貸方減塁1600      ×   →減塁は(資産)として扱う   
貸方繰越利益剰余金600  ×   →資産科目なし貸借対照表欄へ 
貸方売り上げ10000      
借方仕入7700 ×
貸方仕入900  ×  →損益計算書の欄には計算後の借り方6800を記入
支払利息130   × →未払い利息30を支払利息へ
※支払利息(費用)未払い利息(負債)
借方減価償却費400
当期純利益 



1.4000-0÷10=400     ×
減価償却400/年
減塁が1200=3年経過  
→減価償却費400 減価償却累計額 400

2.繰越商品700しいくりくりし     ×
→仕入700 繰越商品700
後T/B
クリ氏
繰越商品900 仕入れ900

3.未払い利息
???

修正記入                 ×
   借方     貸方
現金 2400
繰越 1600
建物 4000
借入金      1500
減塁       1600
資本金       900
繰利        600
売り上げ     10000
仕入 6100
支払利息100
    14200   14600
  
減価償却費 
支払利息
当期純利益        

→そもそも修正したもののみ記入


第2節 月次決算

・簡易的な決算を毎月末に行うこと。
・簿記3級では減価償却のみが試験範囲

12万(期首見積)÷12ヶ月=1万
減価償却費(+)10000 減塁(資産控除+)10000
減価償却費=60万-0÷5年=12万円/1年
12万ー11万(前T/B減償)=1万

例題14-2
資料を見て決算整理仕訳を示し、後T/Bを作成せよ
前T/B
借方 勘定 貸方       ・備品の減価償却は耐用年数8年
86400備品          ・残族価格0,定額法、間接法により行う
  減塁 31500       ・前T/Bの減価償却費は月次決算より計上
9900減価償却

86400÷8=10800/年
減価償却費 10800-9900=900
減価償却費900 減価償却累計額900

後T/B
借方 勘定 貸方
86400備品
   減塁32400
900 減価償却費   ×決算整理仕訳は900だが、後T/BやP/Lは年間確定額     
                              となる

10800 減価償却費    


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