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【酷評注意】時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 第一話感想:青春にトラウマのある人を気持ち良くするためだけの一般的な恋愛アニメ【アニメ感想】

初めましての方は初めまして。そうでない方はいつもお世話になっております。朝霧くもりです。

さて、2024年夏アニメもついに始まりましたね。

今回は淫○が隠されていると噂になった「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん(以下アーリャさん)」の第一話の生の感想をお届けしたいと思います。
先に注意しておくと、作者は薄っぺらい恋愛アニメが大嫌いです。なので、このアニメも酷評しますが耐えられる方や沼に沈めたい方のみご覧ください

それでは行ってみましょー!


※改めて注意※

これはいちアニメ視聴者の感想でしかなく、私が嫌いだからといって名作が名作でなくなる訳ではない
また、私が酷評しているからといって、あなたが魅力を感じている事に対して否定したいわけではない。人それぞれ感性は違うので、「恋愛アニメを楽しめないこんな残念な人もいるんだ」という珍獣を見る気持ちで感想をお読み頂きたい。

ちょっとでも不快に思われた方はその時点でブラウザバックを推奨します。それでも怒りが収まらない方はブロックしてください。


きちんと読みましたね?
これで「不快に思った!責任取れ!!!!」と言うのはナシですよ???

特に本作が好きな方は嫌悪感を感じる文章になっていると思います。嫌な気持ちになるリスクを許容できた方のみ、本編をご覧ください


主人公に対する感想

はよ気付け

ロシア系美少女なんてあんまりいないって。目の前にいるのが子供の頃大切な時間を過ごした相手だよ。さっさと気付いて告白しろ。鈍感にも程が過ぎる。

完璧クソ真面目顔面良し人間

「アニメ好き」「オタク友達と語り合う」という陰要素を入れるが、それは一切キャラの魅力と関係ない。
他キャラクターが惚れているのは異様に気が読めて顔が良くて全てが優秀であると言う面。
このキャラクターを見ている人は自己投影できているのだろうか。いや無理でしょ。


アーリャさんに対する感想

逆側から見た物語構造が歪過ぎる

主人公側から見れば分からなくもない展開だが、アーリャさん側から見て一体どうなっているのだろうか。
折角好意を寄せていた相手と会えたのに、からかうだけ(?!)。しかも相手は様子を見るにこちらを認識していないのに、それに満足している(?!?!)。好きな相手に全く認知されていないのって辛くないんですかね。
こういった展開でありがちなのが「本気で忘れられてたら悲しい」なんですが……いや忘れられたまま1年過ごし、さらにそのまま高校生活が終わる方が悲しくないか。冷静に考えて。

単純に性格も頭も悪い

貴重な青春の時間を使って好きな相手を欲求のはけ口にするだけで良いのか。頭は空っぽのようですね。さっさと告白してください。その上で、デレるために主人公を下僕のように扱うのは普通に性格が悪い。
しかも別ヒロインが寄ってくる様子を見て嫉妬する始末。だからさっさと付き合えって。万が一振られても、諦めきれないなら別のアプローチすれば良いし、諦められるならもっといい男捕まえられるって。


恋愛アニメに対する全般的な感想

モブが主人公の引き立て役でしかない

周りの男のスペックがクソザコすぎる。相棒的存在もいないし、ライバル的存在もいない。
なろうアニメに同等の友達がいないのと同じように、この手のエセ恋愛アニメにも同レベルの友達はいない。いると女の子を奪われるから。
モテなかった青春自体を引きずってある種のトラウマを抱えているからこんなことになる。もっと内面の魅力で競い合え。

恋愛アニメといいつつ一方的に惚れられるだけ

1話時点で出てきた美少女全員が既に主人公に惚れとるやないかい。いや、惚れられる過程はどこ行った。我々がいつの間にかキングクリムゾンされたのか。
そこが重要やろがい。そもそも、人間は一方的に惚れられることなんてあまりない。ルックスは入口としては問題ないが、本当に重要なのは内面。コミュニケーションを通じてだんだんとその人の中身が気になっていくものである。
追加で、女性を恋愛する相手としか見ていないのがグロい。成績優秀、スポーツ万能、容姿端麗の女の子がいたとして、それは表面上は崇め奉られるが裏ではゴリッゴリの情報戦が行われている。別に創作だから変にドロドロしなくても良いけど、だからといって表面に属性がペタペタ張られているだけで中身が空洞のキャラクターに別に興味は湧かない。

過程の全てが無意味

どうせアーリャさんとしか結ばれないんだから他のヒロインとの絡みいる?負けヒロインが二人出てきた時点で、①負けヒロインが主人公にアプローチする→②主人公が流されそうになる→③本命ヒロインが勇気を出して告白して大逆転→本命ヒロインと主人公が結ばれる以外の展開が思い浮かばない。もはや作品の構造がネタバレさせに来ている。

恋愛はゴールではない、バラ色の人生の始まりである

そもそも既に惚れられる人と付き合いもせずにイチャイチャするという構図自体がおかしい。この手の作品は「付き合う」ことがゴールになっているが、付き合ってからの方がもっと重要では。
例えば、些細なことで喧嘩になって絶交するが、その過程で相手の気持ちと自分のエゴに気付く。何かしらの事件で遠くに行ってしまった二人が、お互いに過ごした時間が大切だと後悔し、お互いを探す旅に出る。二人の間の葛藤や苦悩の中で育くまれた愛が世代を超えて伝播していき、想いがひっそりと後世に伝えられていく。そんな物語の方がよっぽど「恋愛」を描けていると思う。
要は、SMみたいな行為やツンデレは浅い恋愛をしているだけで、何も心に響いてこないということ。刹那的な欲求が満たされるだけであり、学びや得られる教訓は何もない(それも悪い事ではないが、私は好きではない)。


以上。

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「恋愛アニメ」の楽しみ方を知っている方がいらっしゃれば、是非コメント・DMください。
それではサラダバー!


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