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コミケ102の話①

C102、夏コミ2日目に旅行サークルで参加しました。
コミケは基本毎回参加しているのですが、今回はいつもより当サークルの状態が違ったので、
何がどう違ったのか、少しまとめてみたいと思います。

旅行など、情報評論系で必要な方がいらっしゃれば、お付き合いいただけると嬉しいです。

■喋ろうと思っていること(あくまで予定)
①なぜイギリス本を出したのか。
②誕生日席の所感。
③ポスターの重要性。掲げる前と後の比較
④イギリス本ということ。
⑤みんなタイトルで本を買いすぎ問題
⑥今後、タイトルをどうつけていくべきか。
⑦刊のイギリス旅行記がいつもの倍売れた。その理由を考える

今回は「①なぜイギリス本を出したのか。」を
つらつら話します。

夏コミでの弊サークルスペース。

弊サークル、おそらく旅行記ジャンルの中では、中の中、一般的な規模のサークルだと思います(多分…)。
今まで出した本は、発行部数が多い順に
イラン、キューバ、バイカル湖、ベトナム、タイ南の島…など
(※写真と文とイラストがメインのものに限ります。突発少部数は除外)

キューバ本以外、ページ数の差はあれど、同じ形態、同じ装丁で発行していたので、
私は明確に一つわかっていたことがあった。

描いている人、装丁が一緒でも、頒布部数にあきらかに違いがある。
差が出る理由は、題材である「国」がどこであるかだと。

イランは文化的に、よくファンタジーの題材にもなるし、
美しい建築や絨毯のイメージが強い。
憧れはあるけど、とはいえ、なんせアメリカと仲が悪い。
それにイスラム教が厳しいってどうなの?と
相反する印象があるからこそ、行った人の正直な目線を知りたい。

そういう意味でも興味を持ってもらえた本だったと思う。

逆にタイの南の島、リぺ島。
すっごいいい所だったんだけど、なんせ聞いたこともない島。
何かの聖地であるわけでもなし、行く予定の候補にも挙がらない島。
綺麗な海は他の土地にもある。
イラン本とは真逆で、毎イベント1~2冊出ればいいかなってレベルで興味を持ってもらえない本だった。

イラン本よりリぺ島本の方が発行したの後なので、
まとまり具合はリぺ島のほうがいいと思うんだけどなー

でも、出ないのだ。

そんな中、コロナが始まった。
リアルイベントがなかなかやりにくい今だからこそと、
ハンズさんで同人誌を頒布できるおもしろ同人誌バザール(おもバザハンズ)にお世話になることができた。

そしてそこで、主催者さんが売上ベスト20とか出すようになったので、
あらためて気づかされたことがあった。

旅行本、イギリスが強いな…?

さらに、エリザベス女王陛下のプラチナジュビリーもあった関係で
英国展が爆発的に流行るようになった。

イギリスが、強い。(確信)

コロナが終わったら最初にどこへ行くかずっと考えてた。
第一候補は(聖地巡礼的な意味で)アメリカだったが、
まだ帰国にPCR検査も必要とされていた時期だったこと、
そして私はイラン渡航者なので簡易ビザESTAでアメリカに入ることができなかったのもある。

PCRと観光ビザ代が円安チケットに乗るのが厳しかった。

という過程があって(聖地巡礼的な意味で)第二候補となったのがイギリスだった。
イギリスには15年前にトランジットで1泊したきり。
あらためて行きたい。

「イギリス」という強い「ジャンル」の本を、今自分が発行してみて
どのくらい通用するかも知りたかった。

不純な動機かもしれないが、行きたい理由が2つ以上になったので、
私は2022年10月、イギリスに行った。

そして、イギリス旅行記を、今持てる労力と時間をかけて制作してみた。

私の仮定と労力の結果はどうだったのか。
夏コミの結果をざっくばらんにご報告したいと思います。

ただ、ちょっと疲れたので、ここで一回アップしていいかな?

途中から有料記事になるかもしれませんが、しばらくは無料の予定です。
(無料だと長い記事はより読まれなくなりますし…)

リンクを貼るか、追加記事にするかわかりませんが、
ちょっとずつアップしていこうと思います。

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夏コミで発行したイギリス旅行記↓
写真と文メインで作成した本の表紙で、
写真を入れなかったのは初めてでした。

クリックするとboothに飛びます。



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