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やれることをやりたいことをやれるようになることが今の第一段階だなと思った。


今どきさ、形式だとかマニュアルだとかその通りにやればとりあえず生きていけるような優しい世の中ですよ。なんならそのマニュアルに穴を見つけて、手を抜いてもお金もらえるくらい優しい世の中ですよ。

すみません。今酔っ払ってます。酔っ払ったまま文章を打ってます。
この酔っ払って熱くなってる自分を、今自分に一番身近な人間は鬱陶しいといいます。

でももうそんなやつのことなんかどうでもいいんだよ。酔っ払った勢いで何かを発言することの何が悪いんだよ。発言できないままでいるよりましなんだ、少なくとも今の私には。自分の中に、悔しいで溜まってしまったモヤモヤ。見えなくしようとしているモヤモヤ。
酔っ払ってようやく吐き出せるちっちゃい人間。
名前もない、ちんけな夢追い人の意見なんか誰が気にするかよ。
いつもは大人しくしてる私の、せめてもの小さな叫び。

毎週火曜日通ってるWSがある。
1回だけ体験して辞める人が何人もいる。
今日の参加者は私含めて、たったの3人

それでも私は、いや、関係なく、今日参加して、この人に一度自分の身を預けてみようと思った。
この人なら、私が一番やりたいことを、身を削ってやっても度直球に受けてもらえると思った。

だからこれはこれまで出会ったクソみたいな大人を昇華していくために書こうと思う。

私は芝居の勉強を始めた最初の2年間。自分でもめずらしく、駆け抜けたと人生で初めて言い切れるほど、やり切った。芝居をするには、どうしたら自分の思う、人間のリアリティに近づけるか、人から学びながら、自分で考え抜いて。という時間を過ごした。
正直最後の公演は自分では悔しい気持ちが残ってる。それでも見てくれた人は私に拍手をしてくれた。嬉しい感想をたくさんもらった。

でも、もう。これが単にショックだったんだけど、事務所からのオファーはゼロ。
2年間の集大成のその次につながる結果はなし。猶予期間の1ヶ月期待をやめなかった日はない。
本当は。だんだん、周りの噂でみんなが事務所からのオファーが来てることを知る。
本当に聞きたくなかった。自分がいないかのように振る舞った。

なんで、あいつが。稽古期間中他人の悪口しか言ってなかったやつらとか、自分の希望の役が通らなくて、いつまでもだだをこねてるやつら、私がどんなふうに努力してとか想像もなく、よくなった自分の芝居を安易に褒めて、安易にアドバイスをもらおうとするあいつが。少なくとも私より人から求められている。
本当に悔しかった。
芝居を始めて、世の中を信じるようになってたのに、一気に世の中に対する期待が冷めた。
でもそれは、それだけで終わらせるのはこの2年間が報われないし、悔しい。
自分の芝居にだって、自分が満足しきったわけじゃない。
単に、まだ、自分の実力を伸ばす余地がある。評価より、も大事なことが。

次の年、また違う養成所を通うことを決意した。もう、勢い。自分の直感に合わせて。やれることが何もないからとにかくこの熱を消したくなかった。

オーディションの日。手応えがあった。

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