演技の勉強の話

自分が俳優をしていて一番わからなかったことがこれ
よく正解がないと言われるけれど
不正解は結構ある
とりあえずダメじゃね?って思われたらやっぱ不正解なのだ

これがスポーツとかと違ってこの仕事のめちゃくちゃ厄介なところで
数値で確認ができないから、自分でこのラインをわかるようにしないといけない
ただ野球でもバットの振り方やルールがわからなければ
何が悪いか全然わからないと一緒で、ある程度演技は学んだ方がいいと思う
めっちゃ恵まれた人で、それが現場で仕事をしながらできる人にはあんまり必要ないのかもしれないけど

多分この正解不正解はいつも現場にある
この仕事の最高の学びの場は現場
スポーツで言うと試合なんだ思う
そこにいくのはとっても大変で、多くの人がスクールやWS(ワークショップ)に通う
でもここで学ぶことはあくまでヒントで、いつだって正解の作業を探すのは自分だし、現場で固まってくると思う
最近は映像を気楽に撮れるようになってきたから
そこで確認をするのはかなり正解に近い作業な気がしている

まとめると
1、具体的に何が求められているかを自認できるようにする
2、最低限の正解は出しつつ、自分のオンリーワンの120点をいつも狙いに行けるようにする
これができるように勉強するのがいいと思う

そのために知る、できる、理解する
とにかくこれを反復
具体的なことを言わないとさっぱりわかんないかもしれないけどこれ

人が面白かったで済ませるところをどこまで具体的に言えるか
まずはそれを目指してみよう
自分は少なくともそれで話が進むようになった
頑張りましょ

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