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ウェイ!
ドミトリーにて、4、5人の男達で集まっていた。
僕の前に2人の顔の濃い東南アジア系の外国人がいた。
2人が会話を始める。
1人がウェアーアーユーフロム?と聞く。
もう1人がフィリピンと言う。
そうすると、聞いた側の外国人もフィリピン人らしく、ウェイ!と互いに言い、腕相撲スタイルのハイタッチ握手を交わしていた。
言語も、英語からタガログ語に切り替わり会話する。
流暢な英語から母国語に変わった瞬間。
他の人には一単語も分からない空間。
九州や北海道から上京してきた人が年末年始に集まって、久しぶり!とやるあれに憧れを持っている僕だが、その空気に似たものがあったかと思われる。
常に地元!みたいな感じで群れている人々はあまり格好良いとは思えないけれど、久しぶりに散り散りになったみんなと地元で再会するというのは、ロマンがあって羨ましいと思う。
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