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【弁護士について調べる】

弁護士を選ぶ時、皆さんはどうしてますか?
普段から利用しているわけではないので、検討もつかないという方が大半ではないでしょうか。
各都道府県弁護士会または法テラスでも紹介をしてくれますが、自分の考えや方針に意見があわず頼んでしまった以上そのままというのは大変お粗末な結果になることもあり得るわけです。

法科大学院が出来てからは都市部においては弁護士も飽和状態となり、弁護士の年収も人によっては弁護士の割には…と憐れな方も存在します。
また、たまにニュースにもなりますが、事件放置や横領なんて事件も発生していることはご存知でしょうか。

弁護士も周りから若くして「先生」と呼ばれ、弁護士活動も1人で進めることが多いことからプライドが高かったり、自身が出した方針や答えに対して意見を言われるとへそを曲げるなど品位に各弁護士もいなくはないため、弁護士の選定は慎重になる必要があります。
また、表面的には法律全般に対してオールマイティで弁護士になると実務の有無は別として税理士資格と弁理士資格もついてきますが、医師と似ているところがあり、刑事事件を得意としている弁護士もいれば民事については交通事故における損害賠償請求を得意としてある弁護士もいれば、労働事件や会社法務、離婚、知的財産権と分野毎に得意としているのものがあります。
(実際弁護士に聞いた事がありましたが、笑いながらそんなこと無いですと答えられてましたが…)

 ご自身で見つけてきた場合や紹介してもらった場合、是非ご自身でその弁護士が自分に合うか否かを検討することをオススメします。

 まず、日本弁護士会のホームページで弁護士がきちんと登録されているか、登録番号を確認してください。

 登録番号から何年目の弁護士経験があるかを確認することが出来ます。

 次に弁護士に懲戒歴がないか、仮にあった場合は何をして懲戒を受けたかを調べてみてください。
 

 弁護士自治を考える会のホームページでは、官報や自由と正義に掲載される詳細な懲戒内容が確認できます。

 ドラマみたいに仕事が出来てイケメン・可憐なんてフィクションの世界だけということがよくわかります。

 目的は、裁判において立証をしっかりして、意向に寄り添った主張を裁判官に持ってもらうことがしっかりと弁護活動で出来るか否か。

 難しい話ですか…

 実務において、弁護士との関係で苦い思い出を持っています。詳細は触れませんが2度と私からの仕事は受けないと捨て台詞を吐かれましたが、こちらはクライアント側…言われなくても2度と依頼しませんし他でも依頼すべきでないことを推奨しています。仮に既に就任していたら、解任しますが…。
 皆さんにおかれましては、是非ベストパートナーと思える弁護士さんに出会っていただきたいものです。
 ちなみに前記した事柄は極一部だと思っています。
 年齢性別問わず、素晴らしい弁護士さんはたくさんいます。ただ、この業界は経験とスキルが重要ですね。

次回は、医師の品格についてお送りします。

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