つぶやき日記9️⃣3️⃣
今日平家の落人の里に行ってきた。
平清盛の子、重盛の内室と
千姫、福姫が落ち延びた地。
いくつかの名所と近くの千寿院の滝をみて
千寿院の上にあるお墓に。
ちょっとした小高い場所へ登っていく。
彼女たちとお付きの方がいるお墓にお参りしようとすると、"これ以上前にくるな"
と聞こえた。
怒られたのかなぁと思い、"ならばここで手を合わさせていただき失礼します"
と手を合わせると…
気づいた。
辺り一面に咲く足元の小さな紫の花。
あーこの花を大切に思われていて踏まれたくなかったんだとわかった。
再び、"失礼しました。ここからお花と一緒に
お写真撮らせてください"
とお願いし、3枚ほど撮った。
そして撮った写真には、お墓と
縦に一筋、横に太い白い光。
その中に2人の姫とお付きの方の顔が。
しばらくして…
光と共に上にあがって行かれるご様子を見せてくれた。
時代とはいえ源氏に追われやっと見つけた先での出来事は幼い2人には辛かっただろうなと思いながら見送り、来世は幸せでありますよう願った。
そして、わたしは自分の子供の頃を
同時に思い出していた。
特別悪い事した訳でもないのに、
母から外に出されていた頃。
家の近くにいるのは悲しくて
森の中をぶらぶらしていた。
そして見つけた小さな古い人が来そうもない
神社⛩️。
小さい花が沢山咲いてた。
今日この時まで、
野生の桔梗か竜胆だと思っていたけど
お姫様達が、この小さい紫の花だよと教えてくれた気がする。
あの頃のわたしに寄り添ってくれていた花。
2人の姫様も同じように
この花に束の間の優しい時間を貰っていたのかなぁとあの頃の神社と重ねながら思った。
どうか幸せでありますように。
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