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つぶやき日記2️⃣4️⃣9️⃣

竜神さんに会いに行きたくて
最初の予定では阿蘇方面だったけど
snsでなんとなくみた画像から変更

長崎県北部
わたしの故郷。

久しぶりに本土最西端の地へ
ドライブしてみた。

広がる青い海。
侵食されたゴツゴツの岩肌。
潮の香りに以外と強い風。

あまり知られていない冷水峠からみる
九十九島。

どれも懐かしい。

違うのは恐ろしく強い日差しだけ。
あっという間に
肌が真っ赤になって痒くなる。

ここからみる夕陽は
海の青さがもっと青く感じて
夕陽に光り輝くさまと
島々の印影が素晴らしい。

会いたい竜神さんには会えなかったけど
西海の海空には
別の海竜さんの姿をした雲があった。

楽しかったあー。
そんな心地よい夏を満喫しての
帰り道。

運転する左側にふと目に入った道標。

かの有名な炭鉱と同じ名前の
かつて大伯父が経営していた炭鉱跡への道標

思わずUターンして
車をとめて写真を撮る。

この北の方には
父が住んでいた道標と同じ地名がある。

大伯父が経営破綻して福岡へ夜逃げ。
お爺さんが後始末し一気に貧乏になり
早くに亡くなった話しを
よく聞かされていた。
父のいたその家の目の前には
大きなボタ山があった。

わたしが小さい頃には閉山していたけど
まだ名残りはあって
そのボタ山
人があまり住んでない沢山の古い長屋
大衆浴場が二つに 映画館の跡。
派手な盆踊り大会。

あの頃には考えられない
今なら尚更かな。
賑やかな町だった様子があった。

たった一つの道標。
その前に佇みいろんなこと思いだしてた。

その瞬間。
去年亡くなって初盆を迎えた
父がそこにいるような気がした。

そう言えば
仕事してない休日はほとんど一日中
お酒を飲んで母と喧嘩してた父が
機嫌がものすごくいい時
子供達をドライブに連れて行ってくれたとこだったなあー。

そう思いながら帰路についた。

お盆の後の出来事。

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