東京優駿2023

タスティエーラ、本当におめでとう。
そしてこの場に立った全ての馬、関わった方々
お疲れ様でした。

今年のダービーのことは、何度か考え直したり
どうやって言語化しようか、どう自分の中で消化しようかと物凄く悩んだ。
悩んだ結果、言葉に出来ないから言葉にしない。
だけどこの日のことをちゃんと記録しよう。
に至りました。。
振り返りや反省もしたかったけど、まだパトロールビデオを見れてなくて、どんな攻防が繰り広げられてたか分かってないのでそれも省略する。


ダービーに始まりダービーに終わる。

これからまた、次の世代の馬達が活躍を見せ始めますね。年明け頃からお産シーズンで、お母さんたちが子供を産む姿や、誰との子供が産まれたって話とか、牧場で走り回っていろんな景色を知って健やかに育つ若馬の姿もよく目にした。そしてそんな馬たちが満を持してターフに立つ。競馬はブラッドスポーツとも言われるくらい血統が語るものが多い。それだけに私達は親や祖父母、長い先祖を辿っていくんだけど、そうして繋がった先に産まれたサラブレッドは本当に愛おしく思えるよね。人間の子供には特に思うことは無いのに、何故か馬の子供には未来への希望や期待を託してしまうのは何たるものか…。
走るために産まれたサラブレッドはたくさんの人達の手で大事に育てられて、競馬場に立つ。不安要素があれば回避するし、異常を感じたら目先の勝利よりも馬の安全をとる。大金を賭けた人やあまり競馬に熱くない人からはバッシングを受けるかもしれなくても、関係者たちは馬を優先する。
そういった背景が少しでも分かるからこそ、私は競馬をちゃんと楽しめるのだなと実感してます。

どんなアクシデントが起きてもどんな結果になっても、馬を育て一緒に戦っている人達への敬意は忘れずにいたい。何よりも頑張って走ってくれている馬への感謝も。
だからこそ私は競馬を辞めるつもりはない。
あの夜酷く気が沈んで幾らか泣いてたけど、
一生懸命にターフを駆ける人馬を見る人が減るのだって、悲しいことだと思うから。ファンが離れたらこの仔たちの居場所はどうなるのか、廃れていくことを考えるととても怖い。
これからも応援するし、楽しませて欲しい。
これまでも、胸を熱くさせてくれてありがとう。
2023年のダービーデーは、改めて命の繋がりや
関係者への心からの感謝を抱くものだった。

アメイジングタイム、スキルヴィング
優しくて強くてかっこいい馬たちだった。
本当にありがとう。
そしてこれからも続く競馬の中で、全ての人馬が共に無事でいることを願ってます。

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